Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 創作
2016.08.10

現在は新作を始めて間もない時期ですが、今回の作品は旧作からヒントを得て、イメージを膨らませた作品になりそうです。10年前、2回目の個展に出品した「発掘~円墳~」と「発掘~地下遺構~」はテーブル状の彫刻…[続きを読む]

2016.08.07

工房には空調はなく大型扇風機で暑さを凌いでいます。窓を開け放していても蒸し暑さは変わらず、どうしたらこの中で作業を進められるのか、その日の体調を考えながら、無理せずにやっていこうと思っています。温度に…[続きを読む]

2016.08.06

昨日から箱根の湯本で横浜市公務員管理職による宿泊研修をやっていました。自分がまだ管理職ではなかった頃、この研修は凡そ公費による慰安旅行だろうと誤解していました。実際自分がこの立場になってみると、全て自…[続きを読む]

2016.07.28

知り合いの文筆家から、ホームページのNOTE(ブログ)の文章を簡潔化できないかと言われました。読み手のことをもう少し考えろと言うわけで、この不明瞭なNOTE(ブログ)を読んでいただいている方がいらっし…[続きを読む]

2016.07.25

毎年大きめの新作彫刻を2点ずつ作り続けていますが、制作に取りかかると作品のイメージの虜になってしまいます。イメージの具現化を目指し、どんなパーツがどのくらい必要か、完成にはどのくらい日数がかかるのか、…[続きを読む]

2016.07.21

毎年私は夏季休暇の5日間を使ってアジア諸国を巡っています。今年で3年目になりますが、今年はインドネシアのボロブドゥール遺跡とその周辺を訪ねようと思っています。一昨年はカンボジアのアンコール遺跡群、昨年…[続きを読む]

2016.07.20

このNOTE(ブログ)では職場について触れる機会が少ないのですが、職場で人間関係がうまくいくように私自身が仕掛けていることについて今日は書きたいと思います。職員はそれぞれ5日間の夏季休暇を来月末までに…[続きを読む]

2016.07.12

魂とは何か、創作活動や芸術行為に頻繁に出てくるコトバで、事実私もよく使います。魂は目に見えるものではなく、精神世界に属し、生命の証しとして存在すると私は思っています。この私の解釈は正しいのでしょうか。…[続きを読む]

2016.07.02

今日は朝から工房に篭っていましたが、個展搬入準備のために梱包作業に追われました。創作活動は暫し休みです。「発掘~表層~」の台座2点をエアキャップをつけたシートで覆いました。一人ではできないので、工房に…[続きを読む]

2016.06.21

日頃読んでいる書籍は重いので、私は宿泊を伴う出張には文庫本を持っていくことにしています。昨年もこの時期の関西出張には、カフカ著による「変身」を携帯していきました。今年もカフカにしようと決めていました。…[続きを読む]

2016.06.12

昨日、図録用の撮影が終わり、今後は「発掘~環景~」を完全にするため補充する陶彫部品を追加制作しなければなりません。さらに陶彫部品をそれぞれ梱包するために木箱を準備しなければならず、まだけじめがつかない…[続きを読む]

2016.06.06

国際規模のトリエンナーレ等を見ていると、人間社会がもつさまざまな課題に向き合っている作品が目立ちます。それは一昔前からあって、街路に出て行ってパフォーマンスをしたグループに、芸術至上主義を否定した脱芸…[続きを読む]

2016.05.29

陶彫部品を組み合わせて作る集合彫刻が、私の長年関わっている表現方法です。一気呵成に作ることができないのがこの表現方法の特徴で、坦々とした労働の蓄積が素晴らしい成果を生むと、私は信じて疑わないのです。一…[続きを読む]

2016.05.21

陶彫を始めてから栃木県益子町にある明智鉱業に陶土を注文しています。かつて陶芸家の友人から明智鉱業を教わり、益子を訪ねた時は必ず店に顔を出しました。さまざまな陶土を使って混合実験をやっている時も、少量ず…[続きを読む]

2016.05.16

「たぶん私たちには、知的で芸術的な創作についても、その意識的な性格を極端に過剰評価する傾向があるのだろう。しかし、ゲーテやヘルムホルツのような幾人かのきわめて創作力に富んだ人々の報告から私たちが聞き知…[続きを読む]

2016.05.14

漸く週末になりましたが、今日職場は休日出勤の日で通常通りの勤務をしていました。私がここの管理職になった時に、1年1回の休日出勤の日を提案して設定することになったのです。これは地域に開かれた職場環境を目…[続きを読む]

2016.05.12

先日、地元の横浜美術館で開催されている「複製技術と美術家たち」展に行ってきました。複製技術と言えば版画等の印刷、写真やコピーのことですが、そうした技術革新によって、オリジナル性はどうなるのか、当時の美…[続きを読む]

2016.04.30

ゴールデンウィークの2日目で、4月の最終日を迎えました。今月は年度当初にあたり、私は再任用管理職として出発しました。とは言え、昨年度と仕事は変わらず、責任もそのままで、給与のみが下がっています。今の職…[続きを読む]

2016.04.21

先週末、スタッフ3人が手伝ってくれた砂マチエールの貼り付けですが、塗り残しが多少見られたため、昨晩は工房に行って確認作業をしてきました。木材に砂を貼って塗装することで素材感が変わり、陶彫との相性が良く…[続きを読む]

2016.04.01

4月になりました。私はいつものように職場に出勤して新年度の準備を始めていました。しかしながら今日から自分は再任用管理職として勤務しているのです。まったく変わらない仕事内容で、しかも管理職としての責任も…[続きを読む]

2016.03.31

私は20代の頃は海外にいたので、橫浜市公務員になったのは30歳でした。大学時代の就職活動組からすれば、随分遅れをとったことになりますが、あれから30年が経ち、今日定年退職を迎えることになりました。私た…[続きを読む]

2016.03.29

私は一日1点ずつ小さな平面作品を作っていて、RECORDと名づけています。言わば毎日の記録です。日記のように作品を作っていくコンセプトで始めたRECORDでしたが、気楽に作品を作れない私の性格のせいで…[続きを読む]

2016.03.26

週末になりました。ウィークディは来年度人事を巡って職員一人ひとりと面接を行い、交渉やら微調整があって精神的な負担を感じる日々を送りました。これが自分の役目なのだと割り切って、職員には私の立場で意見する…[続きを読む]

2016.03.15

作品を作っていると、ふと湧いてくる作品のイメージがあります。私の場合は結構苦しんでいる時に、新たなイメージが上空から降ってくるのです。この瞬間が訪れるうちは、表現が涸れることはないのではないかと思って…[続きを読む]

2016.03.03

先日、勤務時間終了後に東京六本木ヒルズまで出かけていき、森美術館で開催中の「村上隆の五百羅漢図展」を見てきました。相原工房に出入りしている若いスタッフがアルバイトで五百羅漢図制作に関わったことが、村上…[続きを読む]

2016.02.27

久しぶりに週末になった実感が今日はありました。ウィークディの仕事が厳しかったことが、この実感に繋がっていると思っています。創作活動も厳しい局面を迎えているのですが、またウィークディの仕事とは意識が異な…[続きを読む]

2016.02.24

「~さんは近々手術のために入院するんだって。それでもそんな素振りを見せずに練習に来ている。」「~さんは和楽器の他に書道や料理もこなす凄い人だ。」と家内がよく私に喋る何気ないコトバです。胡弓を演奏してい…[続きを読む]

2016.02.22

月曜日になりました。早朝出勤して仕事を全うし、夜には自宅に帰る生活が今日からまた一週間続きます。週末が待ち遠しいと思う生活は公務員になった時以来、長いこと続いていて、この仕事だけでも充分に働きがいがあ…[続きを読む]

2016.02.21

今日の題名は特別のことではありません。工房にやってくる若いスタッフが与える心地よい影響のことを言っているのです。この時期、季節は三寒四温で体調を崩しがちになりますが、今日は春めいた快適な一日でした。工…[続きを読む]

2016.02.11

今日は建国記念日で勤務を要さない日でした。一週間の途中に祝日があり、工房に行けることを幸せに思います。職場は来年度人事の面で厳しい局面を迎えていますが、頭を切り換えることで精神的負担が多少減ります。創…[続きを読む]

2016.02.02

「祈るときは合わせた二つの掌のあいだに、口惜しくて歯ぎしりするときは歯と歯のあいだに、悔いて顔をしかめるときは眉間、あるいは瞼のあいだに、魂はある。」これは朝日新聞に掲載されていた「折々のことば」欄に…[続きを読む]