Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 創作
2012.07.02

一日1点ずつポストカード大の平面作品を作って「RECORD(記録)」と称しています。今年は漢字二文字のテーマを月ごとに掲げてやっています。今月は「束縛」。現代社会では束縛を受けることが多く、手枷足枷の…[続きを読む]

2012.06.09

やっと週末になり、朝から工房に出かけて新作のためにタタラを用意していました。明日は成形の予定です。午後は家内と横浜駅に出かけました。来週父の七回忌があるので横浜のデパートに寸志を選びに行ったのです。帰…[続きを読む]

2012.06.06

毎日仕事でパソコンに向かっている時は、自分には閉塞感があって、どんなに情報機器に慣れたところでこの気分が無くなるものではありません。パソコンの新しいワザを覚えるのにも失敗を繰り返しながら何とかやってい…[続きを読む]

2012.05.28

5月末になり気温が上昇してきました。梅雨入り前のとても気持ちのよい時季です。週末の制作疲れを抱えながら、今日も職場で仕事をしていましたが、ややもすれば新作のイメージが頭を過ります。自分の創作に対するヴ…[続きを読む]

2012.05.18

前までいた職場には油絵を描く人や演奏活動をする人がいて、余暇を十分楽しむ雰囲気がありました。この職場にも家具作りをしている人や浅草で和太鼓の演奏をする人、フルートを演奏する人がいて、ホッとした気持ちに…[続きを読む]

2012.04.30

前半連休の最終日です。朝から工房で制作していました。「発掘~場~」土台の砂マチエールの上に油絵の具を染み込ませる作業を行いました。続いて床に工事用シートを敷いて、その上でドリッピング。ほぼ土台を作る工…[続きを読む]

2012.04.27

明日からゴールデンウィークが始まります。暦通りの休日で中2日は出勤になりますが、それでも連休が続くのは有難い限りです。まず前半の3連休は「発掘~混在~」の仕上げと「発掘~場~」の土台制作、砂マチエール…[続きを読む]

2012.04.25

現在読んでいる「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)より気になった箇所を取り上げてみようと思います。まず本書32で論じられている有機的な芸術と幾何学的な芸術です。この相対立する…[続きを読む]

2012.04.23

今朝は筋肉痛が残って通勤に辛さを感じました。これは公務関係の疲労ではありません。新しい職場は次第に慣れてきているので、4月当初のストレスはだいぶ軽減してきました。この筋肉痛は、昨日やっていた作品に油性…[続きを読む]

2012.04.19

通勤の友に今日から新しい本を携帯しています。新しいと言っても30年以上前に読んだ「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)です。途中で放棄してしまった書物をずっと後になって再読する…[続きを読む]

2012.03.29

何をしてる時が自分は楽しいのか自問自答することがあります。刹那的な楽しみを見出せない自分は、敢えて苦行を強いている修行僧のようなものです。その目的とするものは宗教ではなく芸術ですが、それなら芸術はそん…[続きを読む]

2012.02.25

朝から夕方まで制作に没頭しました。「混在」の表層部分は、それでも終わらず明日に持ち越しです。きっと明日も終わらず来月中旬に表層部分が完成すると見通しています。工房は前より寒さが和らぎましたが、今日は雨…[続きを読む]

2012.02.24

先週末に用事が入り、制作時間が少なかったので、今は制作がしたくて仕方がありません。制作工程が遅れていることもありますが、未消化のまま制作欲を抑えていることが大きな理由です。「混在」の表層の彫り込みは結…[続きを読む]

2012.02.20

2月も半ばを過ぎて、やっと紅梅が咲き始めました。それでも朝晩はまだまだ寒く、とくに週初めの月曜日は仕事に向かう足取りが重いのです。一昨日と昨日は工房での制作がままならず、週末に休んだ気がしません。もっ…[続きを読む]

2012.02.14

幾何抽象的な作品ばかりやっていると、具象的な傾向に引き戻されていきます。これは10代の最後になって美術家を志すために精一杯やっていたデッサンの影響です。ギリシャ彫刻の模造である石膏像や静物を木炭や鉛筆…[続きを読む]

2012.02.04

今日は午前中に「発掘~混在~」の木彫レリーフの下書きを行い、午後は家内と東京の美術館巡りに行きました。制作工程では今日から木彫の予定ですが、意欲に弾みをつけたかったことと、彫刻家の池田宗弘先生から「D…[続きを読む]

2012.01.31

今日は1月最後の日です。今月は正月の休庁期間から始まりました。その後に三連休が続きましたが、今月の制作目標に届かず、週末の制作はかなり奮闘しました。結局は7割程度の目標達成になりましたが、振り返ればま…[続きを読む]

2012.01.20

横浜では雪は滅多に降らず1年のうちでせいぜい数回程度です。その雪が今日降っていました。早朝の出勤でバスを待っていた時に寒くて手が悴んでいました。明日の工房は相当な寒さを覚悟しなければなりません。自分は…[続きを読む]

2012.01.18

このところ書店で新しい書物を買うことはせず、自宅の書棚に眠っている数々の書物を取り出して再読することにしています。その中にはもう既に書店で売られていないものもあって、今となっては貴重な本があるかもしれ…[続きを読む]

2012.01.16

昨日、「ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト」展を見に神奈川県立近代美術館葉山館に行ってきました。ベン・シャーンはアメリカの下町やそこで生きる人々を丹念に描き、それによって社会的な背景までも炙…[続きを読む]

2012.01.03

今日で休庁期間が終わります。昨年のNOTE(ブログ)を読んでみると、明日からの仕事始めを嘆き、休庁期間中にもう少し創作活動ができなかったのか振り返っています。今年も同じ感想です。このNOTEはホームペ…[続きを読む]

2012.01.01

2012年がスタートしました。今日は実家で母の雑煮を食べて、年賀状を投函しつつ、東京赤坂まで初詣に行ってきました。昨年の今日も同じことをしていました。毎年同じことが出来る幸せを今年は痛切に感じます。昨…[続きを読む]

2011.12.31

今日で2011年が終わります。今年を振り返れば相変わらず創作活動での多忙感は拭えません。ただし、相原工房には今年になって若い世代の子たちが多くやってきました。美大生や社会人である彼らも創作活動に積極的…[続きを読む]

2011.12.29

管理職になって休日が連続で6日間とれるのは、この年末年始の休庁期間のみです。夏季休暇は5日間とれますが、連続してとったことはありません。夏は何がしか仕事が入ったり出張があったりで飛びとびで休暇をとって…[続きを読む]

2011.12.28

今年の仕事は今日で終わりです。官庁御用納めの日。大きな書類は全て片付けて机上の整理をしました。今年の公務員としての仕事を振り返ると完璧とは言えませんが、何とか危機管理対応も乗り越えられたように思います…[続きを読む]

2011.12.27

仕事が忙しいほど創作意欲が高まって制作をしたくて仕方がなくなります。これは昼間の仕事に対する現実逃避ではなく、あれもこれもやっていける気分になってしまうのです。実際には短い時間の中でイメージ通りには出…[続きを読む]

2011.12.17

今日は職場関係の用事があって午前中は出張していました。週末になっても2日間丸々は彫刻の制作に当てられないのです。おまけに午後も別の用事で工房には行けませんでした。明日も工房には行けません。ただし、明日…[続きを読む]

2011.12.15

詩は若い頃からよく読んでいて、詩人はどうしてこんなコトバが思いつくものか不思議でした。頭脳の回路が普通ではないのか、コトバを感じ取る能力が優れているのか、ただ文章を綴るだけが好きな自分には到底出来ない…[続きを読む]

2011.12.11

今日は新作屏風の木彫部分の制作に朝から取りかかっていました。全体を見ながらの作業はなかなか骨の折れる仕事です。最初のイメージを思い出しながら表現したい意図をどうしたら伝えられるかを考えていました。次第…[続きを読む]

2011.12.09

通勤途中に読んでいる「ゴーギャン オヴィリ 一野蛮人の記録」(ゴーギャン著 岡谷公二訳 みすず書房)にある「ノア・ノア」は、ゴーギャンがタヒチ滞在の回想を綴ったもので、詩情溢れる文章です。ゴーギャンが…[続きを読む]

2011.12.07

自分は昔から書物が大好きです。本の虫と言うわけではないけれど、常に書物を携帯しています。書物は扉を開くと無限な世界が広がっている感じがしています。それは映像のような視覚的イメージが限定されない世界で、…[続きを読む]