Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 創作
2013.10.04

家業が造園業であったにも関わらず、自分は造園関係の書籍を読んだことがありませんでした。学生の頃、造園の仕事が好きになれなくて、造園を学問として扱うことを避けてきたように思います。実際は自然石を据え付け…[続きを読む]

2013.10.01

10月になりました。月日が経つのは早いなぁと思います。週末ごとの制作サイクルを先月計画したばかりですが、今月は休日出勤が多くて、早くも制作サイクルに黄信号が点りそうです。職場と地域が協働するイベントが…[続きを読む]

2013.09.29

例年5月に個展用の図録撮影がありますが、陶彫作品だけでなく、自分にはRECORDと称するポストカード大の平面作品があります。毎晩自宅で作っている小さな作品ですが、塵も積もればの感があって作品点数はかな…[続きを読む]

2013.09.26

日本庭園を鑑賞する時、自分は全ての枯山水を同一視していましたが、「枯山水」(重森三鈴著 中央公論新社)を読んでいるうちに枯山水の歴史に触れ、時代とともに枯山水の形式が移り変わってきたことを知りました。…[続きを読む]

2013.09.20

「縄文の音」(土取利行著 青土社)を読み終えました。カタチとしては残っていない縄文時代の音や歌の追求は、世界各国に伝わる民族古楽器や伝承歌を調査し、その共通項を探って縄文時代へ繋げる方法を取らざるを得…[続きを読む]

2013.09.14

自分が大学で彫刻を学んでいる時は、同じ志を持った多くの仲間がいました。当時は仲間の習作に刺激を与えられ影響も受けました。大学卒業とともにそうした環境が失われ、その後は自分一人で制作する日々が続いていま…[続きを読む]

2013.08.24

昨晩は横浜市管理職の絆の会がありました。そこで自分と専門が同じ管理職の方と同席になりました。その席で自分が昔から延々と創作活動をしていることに対し、彼から敬意を払われました。立体造形は手間がかかり、ま…[続きを読む]

2013.07.17

今夏は5日間の休暇を使って、自分の創造的発想に繋がるところに出かけたいと考えています。昨年は石川県能登半島に輪島塗を見に行きましたが、優れた工芸品に接して、現地の職人にも話を聞きました。すぐに自作に応…[続きを読む]

2013.07.16

先日、横浜アリーナで「ウォーキング ウィズ ダイナソー ライブアリーナツアー イン ジャパン」と称したライブを観てきました。原寸大の恐竜が精巧に動き、三畳紀・ジュラ紀・白亜紀を通して、その生態系を見せ…[続きを読む]

2013.07.10

数日前に梅雨明け宣言があり、そこから毎日30度を超える猛暑日が続いています。例年より早い梅雨明けで、いきなり灼熱の夏が到来しています。職場は空調が効いていますが、工房はさぞかし凄い暑さになっていること…[続きを読む]

2013.07.04

情緒が安定しない時は、周囲の人とも良好な関係が保てず、バランスを欠いていることすら気付かないことがあります。そうした中で何かを見出すことは難しいと思います。自己の内面を吐露する創作活動でさえ情緒が安定…[続きを読む]

2013.07.03

詩を読んでいると、孤独に苛まれ、それでも生きようとするコトバに出遭います。孤独にも個人差があるとは思いますが、畢竟するに孤独とは如何なるものか、自分は折に触れて考えることがあります。自分は幼い頃から情…[続きを読む]

2013.07.02

川の流れ、人の流れ、時の流れ…「流」というコトバには諸行無常の響きがあります。このコトバは安住の地を求めない流離人のようで、繰り返すように見える日常でも、決して同じ繰り返しはあり得ず、限りある命を生き…[続きを読む]

2013.07.01

富士山が世界遺産に登録された記念すべき7月1日を迎えました。富士山には若い頃、家内と無防備な登山をして遮二無二頂上に辿りつき、下山では真っ暗な中で足元も覚束なくなり、人の声を頼りにひたすら降りてくる経…[続きを読む]

2013.06.30

今日は朝から工房にいて制作三昧でした。現在、新作として地を這うカタチを作っています。陶彫部品を組み合わせるのは従来通りですが、丸みを帯びたカタチが連結して床を這うように広がっていくイメージがあります。…[続きを読む]

2013.06.16

今朝、職場に出勤しましたが、雨天のためイベントが明後日に延期されました。その時点で職場から工房に向い、いつものように制作を行いました。二足の草鞋生活は時間の確保が難しい側面がありますが、やはり工房に来…[続きを読む]

2013.06.08

今月は休日出勤が多い1ヶ月です。週末は新作の陶彫成形や加飾、今夏発表する作品の梱包を行っていますが、土曜日に職場に出勤する機会が多く、時間を有効に使っていきたいと思います。今日もその出勤日に当たってい…[続きを読む]

2013.05.28

彫刻を学んでいた頃、自分は版画に興味を持ちました。ドイツ表現主義の影響で、キルヒナーやバルラッハ等が作った木版画の強烈なイメージが頭から離れなかったのです。それは日本古来の錦絵とはまるで異なる世界でし…[続きを読む]

2013.05.26

今日は朝から工房にいました。新作の成形に手を入れた後、表面に彫り込み加飾を行いました。陶土がちょうどいい乾燥具合になっていたので、ヘラや掻き出しベラを使って、矩形の彫り込みを施しました。身体中全てが陶…[続きを読む]

2013.05.20

土方巽の書物「病める舞姫」(土方巽著 白水社)を読んでいて、自分は暗黒舞踊を観たことがないにも関わらず、20代の頃によく観ていたアングラ演劇のことが懐かしく思い出されてきました。どうしてアングラ演劇が…[続きを読む]

2013.04.22

旅行はせず自宅の地下室に籠って創作活動を展開したジョセフ・コーネル。近隣を散策し、書籍を漁ってはあらゆるものを収集し、それによって空想の旅に出ることが、即ち創作行為に結びついていた孤独な造形作家に自分…[続きを読む]

2013.04.20

これから油絵の具で塗装するまで創作的な仕事はありません。今日と明日の作業は展示をするためにやる作業で、面白味のあるものではありませんが、作品全体が具体的なカタチで出来上がっていくので、それなりに意欲を…[続きを読む]

2013.04.08

4月に入って一日1点のRECORD制作が厳しいと感じています。公務員としての仕事、彫刻家としての制作が押せ押せで、夜は疲れてしまってRECORDの小さな白い画面を見るのが苦痛になっています。何も描かれ…[続きを読む]

2013.04.01

4月になりました。職場は新年度を迎えました。4月は出会いと別れの季節です。自分も今の職場に昨年4月に赴任してきました。月日が経つのは早いもので、あれからもう1年が過ぎたとは考えられません。2年目の職場…[続きを読む]

2013.03.21

作品のイメージが湧く時や場面を思い起こしてみると、スポーツ等をやっていてテキパキと身体を動かしている時には、自分はなかなか創作イメージは出てきません。個人差もあるのでしょうが、技術的な作業をしている時…[続きを読む]

2013.03.17

今日は朝8時から夕方6時まで工房にいました。「発掘~地殻~」の木彫が佳境を迎えています。昨日の続きで、荒彫りの終わった箇所に仕上げ彫りをやっています。彫り跡を残したまま波打つ抽象形態に対し、細かな角度…[続きを読む]

2013.03.12

背中の痛みが直ったので、昨晩久しぶりに近隣のスポーツ施設に出かけました。水泳をしてみると腹筋や背筋や腿あたりの筋肉が多少落ちていて、これはまずいなぁと思いました。水の抵抗が重く感じるのは明らかに身体が…[続きを読む]

2013.03.08

昨日のNOTE(ブログ)にイサム・ノグチ庭園美術館について書きました。イサム・ノグチ庭園美術館は予約が必要だったため事前申し込みをして、家内と横浜駅から四国の高松まで高速バスに乗って行ったのを覚えてい…[続きを読む]

2013.03.06

RECORDは小さいながらもパワーが必要な媒体で、日々刺激を味わっています。一日1点制作という自分に課した創作行為は、時として厳しい局面に差し掛かることがあります。日記のように一日を単純に記録するもの…[続きを読む]

2013.03.02

相原工房には週末になると、美大卒業生や現役美大生がやってきます。彼らを私は工房スタッフと言っていますが、私の作品を手伝う名目で、自らの課題をやっていることが多いのです。私は彼らに実際にある自作の手伝い…[続きを読む]

2013.02.26

先日、神奈川県立近代美術館で開催されている「実験工房展」を見に行ってきました。「実験工房」は学生時代より存在は知っていましたが、実際の活動や作品を見るのは初めてでした。「実験工房」は詩人で評論家でもあ…[続きを読む]