Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

archive

note > 彫刻
2015.08.12

今日は年休をいただいて、師匠宅へ行って来ました。長野県東筑摩郡麻績村へ横浜の自宅から出かけるのに、東名高速の海老名から圏央道に、さらに中央高速の諏訪から長野道を車で直走り、途中お盆休みの渋滞に捕まりな…[続きを読む]

2015.07.16

いよいよ個展の開催が迫ってきました。19日(日曜日)が搬入です。今回で10回目の個展になりますが、何回やっても緊張感は変わりなくハラハラドキドキ感があります。「発掘~群塔~」はギャラリーの左の壁際に、…[続きを読む]

2015.07.15

家電量販店に行って洗濯機を購入しました。20数年前に購入した洗濯機を今まで使っていたと店の人に言ったら、よくぞ今まで何事もなかったと驚かれました。最近洗濯した衣類に小さなゴミがついていることに家内が気…[続きを読む]

2015.07.13

彫刻家池田宗弘先生は、自分の大学時代の恩師です。先生の教えは彫刻の技法だけではなく、今でも自分の精神的な支えともなっています。先生が長野県東筑摩郡麻績村に住んで何年になるか忘れてしまいましたが、麻績村…[続きを読む]

2015.07.12

今日は朝から夕方まで工房にいました。2人の若いスタッフがやってきて、いつもの週末の風景になりました。私は創作活動ではなく、工房内の整理整頓に努めました。今夏の個展で発表する作品が工房の一角に梱包されて…[続きを読む]

2015.07.10

私が仕事から帰って玄関を開けると、一番に飼い猫のトラ吉が玄関に飛び出てきます。私のスーツのズボンの足元に身体を擦りつけてくるトラ吉を、慌てて家内が制しますが、着替えた後も私の足元を目がけて突進し、抜け…[続きを読む]

2015.07.06

長崎県の端島に行ったのは2年前でした。上空から捉えた端島「軍艦島」は、自分の創作意欲を刺激する景観をしていて、どうしてもここに行かなければならないと思ったのでした。その日の朝は雨が降っていましたが、軍…[続きを読む]

2015.06.13

「発掘~群塔~」と「発掘~丘陵~」の搬入用梱包を始めています。「発掘~群塔~」は木彫の接合された厚板7点、「発掘~丘陵~」は厚板の積層による土台4点があり、それらは全てビニールシートにエアキャップを貼…[続きを読む]

2015.06.09

「楔(くさび)」は鋭角三角形をした道具で、ものを割ったり、隙間に打ち込んだりする用途があります。また物事と物事をかたく繋ぎ合わせるものという意味もあって、人間関係にも使われる場合もあります。6月のRE…[続きを読む]

2015.05.23

いよいよ「発掘~群塔~」の最終工程である塗装の準備を始めました。大量の油絵の具が必要になるので、早めに購入しておきましたが、実際どのくらいの量が必要になるのか今も見当がつきません。明日、厚板の下塗りは…[続きを読む]

2015.05.04

連休3日目を迎えました。今日ほど相原工房が賑わったことはありません。室内工房では若いアーティスト2人がそれぞれ平面作品に取り組んでいて、私は昨日から継続している木彫制作に挑んでいました。野外工房では家…[続きを読む]

2015.04.25

2月22日に家内が陶彫制作の手伝いに来てくれました。その日は制作工程が進んで、大いに助かりました。NOTE(ブログ)に「サポート付き制作」として制作状況をアップしましたので、今回はその2回目になります…[続きを読む]

2015.04.24

今夏発表する「陶紋」の制作にやっと入れました。今までオブジェとして作ってきた「陶紋」ですが、なにか日用雑貨として楽しめるモノが作れないかと考えて、ブックエンドとしても利用できるカタチにしました。縦長ピ…[続きを読む]

2015.04.21

以前のNOTE(ブログ)に書いた記憶がありますが、夢の中で自分はもうひとつの人生を生きて、そこでも彫刻を作っているのです。その彫刻は人体を極限まで削り取った具象彫刻です。ジャコメッティとはちょっと違い…[続きを読む]

2015.04.11

「発掘~群塔~」の木彫部分の粗彫りのゴールが見えてきました。鑿と木槌で彫りまくり、あと僅かで粗彫りが出来上がるところまでいきました。次の工程は仕上げになりますが、実は粗彫りと仕上げに区別はなく、敢えて…[続きを読む]

2015.03.29

今日は朝8時から夕方4時まで工房にいました。「発掘~群塔~」の木彫が始まっていて、今日は8時間近くを木材を彫って過ごしました。言わば木彫三昧で、工房のあちらこちらに木屑が飛び散っています。まだ粗彫りの…[続きを読む]

2015.03.27

東京国立博物館の「表慶館」で開催されている「インドの仏」展には、さまざまな様式を持つ仏像や神像が展示されています。「菩薩頭部」と題された漆喰の部分像は、まさに自分が学生時代に繰り返し描いた石膏デッサン…[続きを読む]

2015.03.25

東京上野にある東京国立博物館で「みちのくの仏像」展を見てきました。昨日のNOTE(ブログ)に全体の感想を書きましたが、とりわけ私は「十二神将立像」4体に大変好感を持ちました。これは鎌倉時代に活躍した運…[続きを読む]

2015.03.24

東日本大震災で被災した東北地方の寺院に伝わる貴重な仏像が、東京国立博物館で見られると知って、先週金曜日の夜に出かけていきました。同展に出品されていた仏像で、まず眼を引いたのは岩手県天台寺から来た聖観音…[続きを読む]

2015.03.02

先日見に行った横浜のそごう美術館で開催中の「円空・木喰展」で注目した作品は、まず円空の円空たる彫刻「護法神」です。円空と言えども初期の頃は、仏像の詳細部分をかなり作り込んでいて、後期に見られる鑿で表情…[続きを読む]

2015.02.25

今日の日本経済新聞に「舟越保武彫刻展」の記事が掲載されていました。現在福島県で開催されているようですが、東京にも巡回してくるので楽しみにしています。故舟越保武は日本を代表する彫刻家の一人で、キリスト教…[続きを読む]

2015.02.23

いよいよ寒さの疲労が出てくる季節になりました。このところ昼間の公務と夜の工房での制作が立て込んでいて、身体に負担を強いることが多くあります。予防策としては、ひたすら寝ることに徹しています。夜更かしは自…[続きを読む]

2015.02.18

受験デッサンを始めた高校生の頃、自分にデッサンの指導をしてくださった画家の先生から「木を見て森を見ず、森を見て木を見ず」と言われたコトバが気になって、それがデッサンの極意とも取れて自分の脳裏に焼き付い…[続きを読む]

2015.02.08

介護施設に入居している母は賃貸住宅をもっていて、その収益で施設での生活が成り立っています。祖父母や父が残してくれた僅かばかりの賃貸住宅が母の生活や心の支えです。そんな実家にはずっと前から税理士が出入り…[続きを読む]

2015.02.04

今月のRECORDのテーマを「塊」に決めました。彫刻をやっている者にとっては極めて安易なテーマです。いくらでもイメージが湧いてきますが、抵抗が無さ過ぎて自己を深める表現に繋がらない嫌いはあります。作品…[続きを読む]

2015.01.22

昨日まで読んでいた「保田龍門・保田春彦 往復書簡1958ー1965」(武蔵野美術大学出版局)は、自分に創作の原点を思い起こさせるのに充分な説得力があって、書簡ひとつひとつのやりとりにリアルな重さを感じ…[続きを読む]

2015.01.19

「今日の世界各地の青年層の彫刻が、在来のモチーヴを拒否し、素材を鉄骨や屑物や、極めて広汎に自由に駆使する面白さもある点まで解る。翻って、裸婦や人物像が今迄通りに繰り返へされてゐては、鼻むけもならぬ気持…[続きを読む]

2015.01.13

職場に持っていって休憩時間に読もうと決めた「保田龍門・保田春彦 往復書簡1958ー1965」(武蔵野美術大学出版局)ですが、読書は遅々として進みません。休憩時間が取れない日が多く、そうかといって読み出…[続きを読む]

2015.01.08

昨日のNOTE(ブログ)に書いた「イメージのひとり歩き」で紹介した夢は、最近よく見る彫刻の夢です。この虚無な人体表現をRECORDでやってみようと思い立ち、元旦から取り組んでいます。モノのカタチがどこ…[続きを読む]

2015.01.07

夢の中で思い描く立体作品があります。自分がもう一度彫刻を学ぶ学生に戻ったら、どんな作品を作っているのだろうと、イメージの中で遊ぶ自分がいるのです。夢で見る作品は鉄の廃材を寄せ集めた人体彫刻です。ジャコ…[続きを読む]