Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 彫刻
2014.02.21

ウィークディの仕事と週末の創作活動はリンクしないと考えていましたが、相互で影響し合うこともあって、週末の制作が停滞気味です。このところ制作は調子よくやっていたのですが、工房の周囲は大雪がまだ残り、ウィ…[続きを読む]

2014.01.26

日曜日は家内が胡弓の練習に行く日です。私は工房に篭って朝から夕方まで彫刻の制作に明け暮れています。工房での制作が終わる夕方6時頃に、家内から連絡があり、駅まで家内を車で迎えに行くのが日曜日の日課になっ…[続きを読む]

2014.01.20

もう一度人生をやり直せるなら、自分はどうなっているのか、こんな夢を幾度となく見ています。やはり彫刻をやっている夢の中の自分がいるので、現在やっている彫刻表現に、自分は満足しているのかもしれません。若い…[続きを読む]

2014.01.19

今日は母校の卒業制作展に行ってきました。相原工房に出入りしている若いスタッフの一人が、母校の工芸工業デザイン学科にいてテキスタイルを学んでいます。そのスタッフが卒業制作展に渾身の作品を出品しているので…[続きを読む]

2014.01.16

2年以上前のRECORDになりますが、2011年7月分を私のホームページにアップしたのでお知らせします。RECORDとは毎日ポストカード大の平面作品を作る総称で、彫刻作品と併せて続けています。彫刻作品…[続きを読む]

2014.01.12

三連休の中日にあたる今日は成形を主に行いました。陶彫の成形では、タタラや紐作りで均一の厚みにした陶土を立ち上げていきます。陶芸のようにロクロを回してカタチを立ち上げることはしませんが、便宜上ロクロを利…[続きを読む]

2013.12.30

自分が彫刻家として活動を始めるに至った経緯を振り返って見ると、数人の彫刻家の存在を忘れるわけにはいきません。大学に入って実際に指導を仰いだのが池田宗弘先生で、今も長野県の住居兼工房に伺っています。精神…[続きを読む]

2013.12.27

10年前に逝去した彫刻家若林奮は、今も立体やドローイングで自分を魅了し続けています。先日行った多摩美術大学美術館での「若林奮 仕事場の人 展」は生涯の中で仕事場を移動する毎に制作内容が展開していった様…[続きを読む]

2013.12.23

ともかく寒い一日でした。午前中の工房もすっかり冷え込んでいて、3時間作業しただけで自宅に戻ってきました。あれもこれもと考えていたのですが、成形を1点やって、窯入れをして工房を後にしました。体調は良くな…[続きを読む]

2013.12.16

別にお歳暮の季節に拘っているわけではありませんが、雪深い信州の山奥に住む彫刻家の師匠に、毎年この時期に辛口の日本酒一升を贈っています。師匠は制作の合間に日本酒で身体を温めているようで、先日感謝の電話が…[続きを読む]

2013.12.15

円錐状になる大きな彫刻作品で、陶彫部品の数が最大数になる「発掘~層塔~」の窯入れが今日から始まりました。今日は朝から工房に篭って、成形を3点行い、午後は既に乾燥が充分出来ている数点の陶彫部品にヤスリを…[続きを読む]

2013.12.13

現在哲学書を読み耽っているので、こんなことをテーマにしたわけではありませんが、どんなに贖ってもどんなに嫌がっても人には必ず死が訪れます。死を終焉として意識するのは動物の中で唯一理性をもつ人間だけです。…[続きを読む]

2013.11.07

「ヨーゼフ・ボイス よみがえる革命」(水戸芸術館現代美術センター編 フィルムアート社)を読み終えました。ヨーゼフ・ボイス関連の3冊の書籍を読んで、自分も一応ボイスの目指していた「社会彫刻」や「拡張され…[続きを読む]

2013.10.21

「ボイスから始まる」(菅原教夫著 五柳書院)を読み始めました。先日まで読んでいた「ヨーゼフ・ボイスの足型」に続くボイス論です。ドイツ人芸術家ヨーゼフ・ボイスに関わる書籍は専門的な書店を探しても少なくて…[続きを読む]

2013.10.15

先日、東京六本木にある新国立美術館で開催していた自由美術展に出かけました。自由美術展は師匠池田宗弘先生が会員として出品されている美術団体で、毎年招待券をいただいています。今年の夏に長野県麻績の池田先生…[続きを読む]

2013.10.06

来週の三連休に仕事が入っているため、今週末は出来る限り、新作の陶彫制作を進めていこうと思っていました。先週のウィークディの夜も工房に通っていて、夜にも関わらずタタラや成形をやっていました。これは制作サ…[続きを読む]

2013.10.04

家業が造園業であったにも関わらず、自分は造園関係の書籍を読んだことがありませんでした。学生の頃、造園の仕事が好きになれなくて、造園を学問として扱うことを避けてきたように思います。実際は自然石を据え付け…[続きを読む]

2013.09.30

今日で9月が終わります。今月のトップ記事は7日に決まった2020年東京オリンピック開催決定でしょう。思えば1964年の東京オリンピックは、自分はまだ子供で、煌びやかだった開催式や東洋の魔女と呼ばれた女…[続きを読む]

2013.09.29

例年5月に個展用の図録撮影がありますが、陶彫作品だけでなく、自分にはRECORDと称するポストカード大の平面作品があります。毎晩自宅で作っている小さな作品ですが、塵も積もればの感があって作品点数はかな…[続きを読む]

2013.09.24

「枯山水」(重森三鈴著 中央公論新社)を読み始めました。先月来、縄文文化に関する書籍を読み漁っていますが、古代日本文化の視点を変えずに、次なるテーマとして庭園を選びました。枯山水の歴史からすれば、縄文…[続きを読む]

2013.09.14

自分が大学で彫刻を学んでいる時は、同じ志を持った多くの仲間がいました。当時は仲間の習作に刺激を与えられ影響も受けました。大学卒業とともにそうした環境が失われ、その後は自分一人で制作する日々が続いていま…[続きを読む]

2013.09.05

このところ連日NOTE(ブログ)にアップしていますが、今日も「渦巻紋と輪廻転生」(藤田英夫著 雄山閣)から引用した論考を使ってNOTE(ブログ)を書きます。「縄紋人の心を探求するとき、物の外観だけで判…[続きを読む]

2013.09.02

2011年1月分のRECORDをホームページにアップしました。RECORDは一日1点ずつポストカード大の平面作品を作っていく総称で、現在も継続中です。時に彫刻作品のエスキースやメモとして考えたい意向も…[続きを読む]

2013.08.31

陶彫による円錐状の塔を作るため、その構造となる厚板材を大量に購入しています。この厚板材を切断加工して円錐状のカタチを作り、そこに陶彫部品を接合していく予定です。既に雛型が出来ていて、切断する角度は雛型…[続きを読む]

2013.08.29

「(井寺古墳の)彫刻を始めるにあたり、土着のデザイナーは大きな単渦紋をあしらったデッサンを施主に見せたが、それは渡来人にとって意味不明の紋様であったため、施主はこれをきらって強く修正を求めたのであろう…[続きを読む]

2013.08.23

若い頃に読んだ「見えない彫刻」(飯田善国著 小沢書店)の中で、ブランクーシの彫刻に触れて「彼が創造した鳥たちの影像は空間に永遠の静止を姿態で完結しながら、その放物線はやみがたい無限運動の彼方を示す。ま…[続きを読む]

2013.08.22

既に終わってしまった「墓は語るか」展で印象に残った出品作に故若林奮による「雨-労働の残念-」がありました。彫刻のもつ「隠された場所」を提示した同展では、まさにぴったりのコンセプトを有する作品ではなかっ…[続きを読む]

2013.08.18

来年の個展に向けて新作に取り組んでいますが、地を這うカタチは順調に進んでいます。もうひとつの塔を形作る集合彫刻は、構造体になる木組みを考えなければならず、紙で雛型を作ってから取り組むことにしました。雛…[続きを読む]

2013.08.15

KAAT神奈川芸術劇場で今日から「iSAMU」が始まるので前売り券を申し込んでいました。副題には「20世紀を生きた芸術家イサム・ノグチをめぐる3つの物語」とあり、イサム・ノグチに憧れる自分は、どんな物…[続きを読む]