Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

archive

note > 彫刻
2012.10.14

新作のイメージは制作の途中で突如湧くことが多く、今回は何かが天上から降りてくるような錯覚を持ちました。「発掘~地殻~」は既に2012年5月から制作が始まっていますが、題名は先日思いついたばかりです。当…[続きを読む]

2012.10.10

「殉教者・聖ドミンゴ・エルキシア像」は自分の師匠である彫刻家池田宗弘先生の作品です。先日、東京六本木にある国立新美術館で開催されている「自由美術展」に行って野外展示されている同作品を見てきました。長崎…[続きを読む]

2012.10.08

三連休の最終日です。今日は公務員管理職として午前中に出張があって休日返上となりました。幸い出張は午前中で終わったので、午後は東京の美術館巡りをしました。まず、東京六本木にある国立新美術館。彫刻の師匠で…[続きを読む]

2012.10.07

昨日のNOTE(ブログ)に休日出勤で三連休が完全に取れない事情を書きました。今日は朝8時から午後2時頃まで職場に出勤をして、夕方になって多少時間が取れたので工房に戻って制作をしました。明日は制作時間を…[続きを読む]

2012.09.17

三連休最終日です。今日は朝早くから工房に出かけ、昨日タタラにしておいた陶土を立ち上げ、新しい陶彫部品の成形を行いました。タタラだけでは保てない箇所には陶土を紐にして補強しました。作業で3時間ほど汗を流…[続きを読む]

2012.09.12

毎日1点ずつポストカード大の作品を作り続けています。RECORD(記録)と称しています。毎年、東京銀座で発表をしている彫刻は、まとまった時間がないと作れませんが、RECORDは一日1時間程度で下書きを…[続きを読む]

2012.09.05

手元に「月歩き」(庄司利音著 新風舎)という詩画集があります。詩人の庄司利音さんが詩も絵も手がけたもので、詩は絵の説明ではなく、絵は詩に付随するものでもありません。詩と絵が別々の世界観をもち、2つの表…[続きを読む]

2012.09.01

9月になりました。毎年恒例になっていますが、家内が富山県八尾に出かけました。家内は胡弓奏者です。八尾では有名な「おわら風の盆」が開催され、多くの観光客で賑わうのです。自分も数年前に行ったことがあります…[続きを読む]

2012.08.29

今夏、石川県金沢に出かけた目的のひとつは金沢21世紀美術館を見てくることでした。昔、金沢を訪れた時には金沢21世紀美術館はありませんでした。美術館は兼六園に近い場所にありました。円形をした開放的な建物…[続きを読む]

2012.08.09

今日は夏季休暇2日目をとりました。ただ、夕方から夜にかけて職場で仕事が発生してしまいましたが、ともかく今年も長野県麻績にある彫刻家池田宗弘先生の自宅兼工房「エルミタ」を訪ねることができました。師匠に今…[続きを読む]

2012.07.18

「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を読んでいると、ギリシャ・ローマ文化と西洋文化の相違があらゆる場面で比較されています。簡単に言えば見たままを静的に表し、本書の語彙を使えば彫…[続きを読む]

2012.07.12

ウィークディは公務員、週末は彫刻家として余裕のない日々を過ごしている自分ですが、時間があれば工房内の室内環境を整えたり、倉庫の効率化を図ったりしたいと願っています。さらに願うことは雛型を多く作ってみた…[続きを読む]

2012.07.11

作品を鑑賞する上で、この作品はどんな主題や主張をもつのか、何を訴えたいのかをまず考えます。同時に技巧も視覚に飛び込んできます。作品の内容とそれを具現化する技巧とは切り離せない関係があります。まだ、自分…[続きを読む]

2012.07.07

やっと週末になり、制作三昧といきたいところですが、明日が休日出勤日のため今日のうちに大きな新作陶彫の彫り込み加飾と次の成形をやっておきたいと決めていました。やや焦り気味になって朝早くから工房に篭ってい…[続きを読む]

2012.07.06

最近見た夢の話です。どこか美術系大学の敷地の片隅のような場所に自分の作品が置いてありました。コンクリートの建物の庇の下にちょっとしたスペースがあって、そこにシートで覆われた巨大な直方体がありました。シ…[続きを読む]

2012.07.05

表題の本書の持つ難解な論理に慣れてきたとは言え、いまだ理解に苦しむ箇所も多々あります。朝の通勤時は比較的頭に入り、夜の帰宅時はボンヤリと目で文面を追うだけになってしまいます。「西洋の没落」(O.シュペ…[続きを読む]

2012.06.29

通勤中に「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を読んでいます。第4章は「音楽と彫塑と」いう題がつけられています。副題は「造形美術」。テーマからすれば自分が最も興味があるところです…[続きを読む]

2012.06.28

一日1点ポストカード大の作品を作って6年目です。まさにこれは日々のRECORD(記録)で、今月も「表層」というテーマで四苦八苦しながら作品を作っています。保存してある作品の中には自分で気に入っているも…[続きを読む]

2012.06.18

今日は土曜出勤日の代休でした。東京銀座のギャラリーせいほうへ7月の個展のための図録100冊と案内状1500枚を届けに行きました。画商の田中さんがいてくれたので7月の搬入の確認をしました。田中さん宅にも…[続きを読む]

2012.06.17

ついこの間、父が亡くなったと思ったら、もう七回忌かぁと月日の経つ早さを感じます。明治の頃は小作人だった先代が僅かな土地に農作物を作っていた時代があり、農業と兼業しながら大工の棟梁として仕事をしていた祖…[続きを読む]

2012.06.08

昨日のNOTE(ブログ)に陶彫成形についての雑感を書きました。雑感の中で大まかなイメージで作り始めることを決めた陶彫ですが、それでも成形の難しさは何年やっても変わらず四苦八苦しています。陶彫は陶土を板…[続きを読む]

2012.05.15

7月個展に向けて、いつ頃どんなことをやっているのか、毎日NOTE(ブログ)を書いている自分はアーカイブを読むと把握できます。昨年も同じような撮影日、打ち合わせ日であったことがわかり、一応安心を得ること…[続きを読む]

2012.05.08

一日1点平面作品を作り上げて、それをRECORD(記録)と称しています。かなり前から月ごとのテーマを決めて、さらに5日間を同じ構成要素にしています。言い訳になりますが、時間がない中で一日1点ずつ作って…[続きを読む]

2012.05.07

先日、栃木県益子へ行った時にワグナー・ナンドール美術館を訪ねました。益子の陶器市会場から歩いて数分の小高い丘の上に美術館はありました。ワグナー・ナンドールというハンガリー人彫刻家を知ったのは、この時が…[続きを読む]

2012.05.04

今日は朝から工房に篭って、明後日に控えた図録撮影のために「発掘~混在~」と「発掘~場~」の仕上げを行いました。「場」は油性塗料を使って裏面の塗装を行いました。「場」は陶彫部品3点を組み合わせるので、部…[続きを読む]

2012.05.03

栃木県益子の陶器市と茨城県笠間の陶炎祭へ行ってきました。毎年恒例で5月3日を選んでいますが、もう20数年行き続けていて今回初めてどしゃ降りの中の散策になりました。今までも雨に降られたことはありましたが…[続きを読む]

2012.04.29

連休2日目になりました。今日も朝から工房に行って制作三昧でした。工房での制作を終えたのは昨日と同じ夜10時過ぎになりました。つい10分前に自宅に戻って、このNOTE(ブログ)を書いています。今日は「発…[続きを読む]

2012.04.27

明日からゴールデンウィークが始まります。暦通りの休日で中2日は出勤になりますが、それでも連休が続くのは有難い限りです。まず前半の3連休は「発掘~混在~」の仕上げと「発掘~場~」の土台制作、砂マチエール…[続きを読む]

2012.04.24

「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)を通勤電車の中で読み耽っています。時代の局面やひとりの芸術家を取り上げたものではなく、古代から現代に至る造形美術を網羅した本書は、自分が2…[続きを読む]

2012.04.23

今朝は筋肉痛が残って通勤に辛さを感じました。これは公務関係の疲労ではありません。新しい職場は次第に慣れてきているので、4月当初のストレスはだいぶ軽減してきました。この筋肉痛は、昨日やっていた作品に油性…[続きを読む]

2012.04.07

今日は朝から工房に篭って「発掘~混在~」の塗装に入りました。砂マチエールをつけた箇所以外のところには油絵の具ではなく油性塗料を施すことにしました。この塗料を施すところは隠れて見えないところになります。…[続きを読む]