Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 彫刻
2013.03.26

茶虎猫のトラ吉がやってきて3年が経とうとしています。3年前の4月に自宅の前で拾って、すぐ近隣の動物病院に相談に行った際、おそらく3月の誕生ではないかと推察されました。ということでトラ吉の推定年齢は3歳…[続きを読む]

2013.03.22

今日は充実した一日になりました。年度末のため職場では仕事が山積しているせいか、身体だけではなく神経も疲労していると最近は感じています。そこで、金曜日は夜間営業している美術館を目指し、勤務時間終了ととも…[続きを読む]

2013.03.21

作品のイメージが湧く時や場面を思い起こしてみると、スポーツ等をやっていてテキパキと身体を動かしている時には、自分はなかなか創作イメージは出てきません。個人差もあるのでしょうが、技術的な作業をしている時…[続きを読む]

2013.03.08

昨日のNOTE(ブログ)にイサム・ノグチ庭園美術館について書きました。イサム・ノグチ庭園美術館は予約が必要だったため事前申し込みをして、家内と横浜駅から四国の高松まで高速バスに乗って行ったのを覚えてい…[続きを読む]

2013.03.07

アメリカを代表する彫刻家イサム・ノグチは何度もNOTE(ブログ)で取り上げている自分の大好きな作家の一人です。香川県牟礼にあるイサム・ノグチ庭園美術館を訪れたのは何年前か忘れましたが、その印象は強烈に…[続きを読む]

2013.03.05

「カラヴァンは土地の記憶(歴史)とむすびつく巨木(人間より遥かに長い生命をもつ)を対象に『場』を求め、自己を語るという内在的な裏づけによって『時』を確認する。(文尾略)そして出遭いの対象を語ることにお…[続きを読む]

2013.03.04

ウィークディの夜に工房に出かけると、外は静まりかえっていて僅かな音でも響きます。工房は植木畑に建っていますが、その周囲には民家が軒並み建っていて、騒音が出る電動工具はもとより、木槌で鑿を叩く音も迷惑で…[続きを読む]

2013.03.03

今日は朝から夕方まで工房にいて木彫荒彫りに終始しました。「発掘~地殻~」は畳大のレリーフが6点あり、それを屏風にして展示する予定です。かつて作った「発掘~鳥瞰~」「発掘~混在~」に続く三双屏風です。陶…[続きを読む]

2013.03.01

3月になりました。職場は年度末を迎え、多忙を極めます。毎年のことですが、この時期の公務員と彫刻家の二足の草鞋は大変厳しいものがあります。職場では年間のまとめに入り、各種報告書を作成するために監査を含め…[続きを読む]

2013.02.28

「彫刻家との対話」(酒井忠康著 未知谷)を読み始めました。以前本書の姉妹編にあたる「彫刻家への手紙」(酒井忠康著 未知谷)を読んだことがあって、現代彫刻に関する著作の多い美術評論家の思索は、自分にとっ…[続きを読む]

2013.02.25

イタリア・ローマのヴァティカン美術館にあるラオコーン群像。自分は受験時代に石膏デッサンでラオコーンを描いたことがあって、20代後半に渡欧してヴァティカン美術館で初めて大理石による実物を見て、素材から受…[続きを読む]

2013.02.24

今日は朝8時から夕方4時までの8時間、工房で木彫をやっていました。外では親戚の叔父が若い庭師を2人連れてきて、工房周辺の植木の剪定をやっていました。工房は植木畑にあるので、時折父方の親戚が隣接する家に…[続きを読む]

2013.02.19

一般的な概念からすれば彫刻は3次元空間に置かれた構築物で、四方八方から鑑賞するものです。最近はそうした従来の彫刻の概念は崩れてきています。展示空間全体を使ったインスタレーションは従来の彫刻として扱えな…[続きを読む]

2013.02.09

今日は朝から工房で制作をしていて、午後は横浜市民ギャラリーで開催されているグループ展に後輩たちが出品をしているので見てきました。自分も以前はこのグループ展に出していました。仕事が多忙化するにつれてグル…[続きを読む]

2013.01.31

東京上野の国立西洋美術館で開催中の「手の痕跡」展でロダンに並んで展示されている彫刻家ブールデルの塑造は、ロダンと比べると一層構築性に富み、堅牢な存在感を示しています。有名な「弓を引くヘラクレス」にして…[続きを読む]

2013.01.27

昨日、「発掘~地殻~」の陶彫部品が全て完成し、今日はそれを6つのグループに振り分けました。「発掘~地殻~」は三双屏風として発表するので、それぞれ屏風となる畳大のパネルに陶彫部品をボルトナットで接合して…[続きを読む]

2013.01.22

先日、東京上野にある国立西洋美術館で「手の痕跡」と題されたロダンやブールデルの彫刻展を見てきました。日本には松方コレクションを初めとするフランス美術の名作があり、とりわけロダン等の鋳造作品の数々は圧巻…[続きを読む]

2013.01.19

今日は東京の美術館を巡って3つの展覧会を見ようと予定していました。工房はまだ窯入れしている陶彫部品があるため今日は使用できず、それならば美術館に行こうと決めたのです。まず、上野の東京都美術館で今日から…[続きを読む]

2013.01.09

壁のイメージについては何度もNOTE(ブログ)に書いたことを、また繰り返して書きます。またもや壁が自分の前に立ち現われて、壁と壁に挟まれた一本の道を自分が歩いていく夢を見ました。この時期では初夢という…[続きを読む]

2013.01.05

昨年発表した「発掘~混在~」は厚板にレリーフ状の彫り込みを入れた直方体を作り、それを6点縦に並べて屏風仕立てにしたものです。今回の「発掘~地殻~」も屏風仕立てにしようと考えています。ただ厚板は使用せず…[続きを読む]

2012.12.27

木彫家江口週は、いわゆる日本の伝統的な木彫とは異なる世界観を持つ彫刻家です。木材を構成する造形作家と言った方がいいかもしれません。難波し大海を漂った巨大な木造船の残骸が渚に打ち寄せられて、その大いなる…[続きを読む]

2012.12.21

現在、自分のホームページのリニューアルを進めているところです。新しくなるホームページに、「LANDSCAPE」(風景)が加わる予定です。現在画像としてアップできるのは、陶彫による「球体都市」を風景の中…[続きを読む]

2012.12.13

世に知られた芸術家がどんな動物と共存し、また作品にどう表現したか、そのランキングがあれば知りたいものです。私見で言えば猫が一番多いのではないかと推察しています。犬や他の動物に比べて、猫は人に媚びる時と…[続きを読む]

2012.12.03

自分は彫刻の制作を通して表題のようなテーマを考えましたが、生活全般にわたって苦労が報われる瞬間があると思います。もちろん徒労に終わることもあります。彫刻制作に関して言えば、彫刻を始めた若い頃に比べれば…[続きを読む]

2012.11.21

かつて木彫によるテーブル彫刻「構築~包囲~」と「構築~解放~」を作りました。サークル状の厚板を複数の細い柱で支える構造で、量というよりは線と面で構成される軽やかな作品として作ったつもりです。この作品の…[続きを読む]

2012.11.14

「カンディンスキーにとって、調和に至る関係とは、場合によっては一方に服従を強いるものであった。彼は舞踊の他にも、あらゆる芸術手段の“依存”ー例えば、オペラにおける音楽と歌詞、バレエにおける物語と運動な…[続きを読む]

2012.11.13

展示空間一面に広げられた物質。小さな単位を点在させることで大きな空間を獲得するインスタレーション。壁に掛けられ、床に置かれ、空中を浮遊するカタチ。言うなれば最少形態を撒いて最大空間を創出させる装置に、…[続きを読む]

2012.11.12

現在制作中の「発掘~地殻~」は、屏風として展示することを考えていますが、加えて屏風の前にも床置きの陶彫部品を作ります。壁になる陶彫・木彫部品と床に置かれる陶彫部品を一体化して作品を完成する予定です。自…[続きを読む]

2012.11.09

スポーツにはトレーニングがつきものですが、創作行為や物事の発想にもトレーニングが必要だと感じます。創作における日々のトレーニングは、イメージ力を高めると確信しています。私の場合のトレーニングはRECO…[続きを読む]

2012.11.08

昨日のNOTE(ブログ)で「不安定の中の安定」を書いていて思い出したことがあります。自分が23歳の頃のことです。大学で彫刻を学んでいた自分は、卒業制作を終え、五美大卒業制作展と称した東京都立美術館での…[続きを読む]