Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 彫刻
2016.01.16

今週は出張の多い1週間でした。やはり土曜日はウィークディの疲れが出ているようで、身体が思うように動きません。朝から工房に篭りましたが、緩やかな制作になっています。今日はここまでやろうとした計画を見直し…[続きを読む]

2016.01.14

展覧会に行くと広い空間の中にたったひとつだけ彫刻が置かれていて、何と贅沢な展覧会だろうと思うことがあります。昨年末に出かけた「フリオ・ゴンザレス展」でも最初の空間に置かれた「ダフネ」は広い空間を独り占…[続きを読む]

2016.01.11

陶芸にしても陶彫にしても「陶」の醍醐味は最後の制作工程である焼成にあります。所謂窯入れです。私の工房は電力の関係で、窯にスイッチを入れると他の電気は使えなくなります。そこで三連休の最後は窯入れをしよう…[続きを読む]

2016.01.10

三連休の中日です。今日も朝から夕方まで制作三昧でした。擂り鉢状の新作は陶彫部品を組み合わせた集合彫刻です。集合彫刻は私が20年以上も関わってきた表現方法で、部品をひとつずつ作って、それらを統括してひと…[続きを読む]

2016.01.09

三連休の初日です。この貴重な三連休をどう過ごすのか、考えているのは陶彫のことしかありません。陶彫成形をいくつ作れるのか、制作サイクルが出来つつあるので、それに従って作っていきたいと思います。今日は昨晩…[続きを読む]

2016.01.08

2016年になって初めての夜間制作が始まりました。暖冬とはいえ、夜になるとまだまだ冷え込む季節ですが、懐中電灯を照らして工房へ行く生活が戻ってきました。二束の草鞋生活だなぁと実感するひと時です。夜間制…[続きを読む]

2015.12.31

2015年の大晦日になりました。毎年恒例になっていますが、今年の総括をしてみたいと思います。今年の7月個展で発表したのは「発掘~群塔~」と「発掘~丘陵~」でした。陶彫部品の多さで毎年更新している最近の…[続きを読む]

2015.12.27

今日は2015年最後の日曜日でした。昨日と今日の2日間の週末を使って、陶彫成形2点完成を目標にしていましたが、何とかクリアしました。明日は勤務日、明後日は工房のロフトに作品を移動する日に当てているので…[続きを読む]

2015.12.17

先日、東京の世田谷美術館で開催中の「フリオ・ゴンザレス展」に行ってきました。スペインの彫刻家フリオ・ゴンザレスは、自分の中では未知の作家でした。飄々とした鉄の構成的な彫刻をポスターで見て、これを実際に…[続きを読む]

2015.12.12

やっと週末になったという気分ですが、今日は工房へは行かず、以前から見たかった展覧会と日頃お世話になっている方々にお歳暮を贈る用事に当てました。見たかった展覧会は東京世田谷区にある世田谷美術館で開催され…[続きを読む]

2015.12.09

そろそろ新作に題名をつけなければ不便を感じるようになりました。作品にとって題名とは何か、各作家によって見解はさまざまですが、自分はイメージした原点に戻り、可能な限り簡潔なコトバを選んでいます。時には造…[続きを読む]

2015.12.08

職場では、この時期に何をしているのか記録をとっているので、仕事に関しては申し分ありませんが、プライベートなことになるとうっかりしていることが多く、このNOTE(ブログ)が日記の役割をしていると考えてい…[続きを読む]

2015.12.03

「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)第六章「夢の仕事」の(c)「夢の描出手段」のまとめを行います。「夢の描出手段」は割と長い論文なので、これひとつだけでまとめます。「私たちは、『もし』、『…[続きを読む]

2015.11.29

昨日は疲労のためか遅々として進まなかった制作は、今日は思うように進みました。朝8時から夕方4時まで、昼の休憩を除くと7時間以上も作業をしていたことになります。若いスタッフが来て、お互い促進出来たためば…[続きを読む]

2015.11.28

2点目の新作に配置する小さめの球体陶彫を作り始めました。同じ大きさの球体陶彫を10個作ります。昨年は「発掘~丘陵~」に同じ大きさの円筒陶彫を40個作りましたが、今回はスケールが小さいので10個を予定し…[続きを読む]

2015.11.27

先日見に行った東京上野の国立博物館で開催されている「始皇帝と大兵馬俑展」は、自分に多くの刺激を与えてくれました。陶製の兵馬俑は等身大の人物像や騎馬像で、まさに写実そのものでした。自分は一体ずつ惚れ惚れ…[続きを読む]

2015.11.23

どうもこの三連休は、創作活動を通して自分の殻に閉じこもる傾向が強く、ウィークディの仕事の精神安定剤として、日常役に立っている創作活動とは、裏腹な雰囲気が漂っていました。現在作っている彫刻作品は、自分に…[続きを読む]

2015.11.22

三連休の中日です。朝から工房に行って昨日から続いている厚板材の彫り込み作業をやりました。三連休の制作目標にしていた彫り込み作業は、今日の夕方には完成し、絵画的なイメージの作品は後に回すことにしました。…[続きを読む]

2015.11.19

彫刻は主題を塊として表現する媒体で、その骨組みによって構築性のある作品が生まれます。空間の中に置かれた塊としての彫刻作品に対し、人は周囲を回ってその触覚的な凹凸を鑑賞するのです。美術館や画廊といった特…[続きを読む]

2015.11.15

先週より2点目の新作に取り組んでいます。2点目の新作は絵画的なイメージからスタートしましたが、作業を進めていくうちに、これは絵画ではなく彫刻的な意識が働いていることに気づきました。若林奮先生が葉山の県…[続きを読む]

2015.11.13

現在、葉山の県立近代美術館で展覧会を開催中の若林奮先生には、「地表面の耐久性について」と題する野外展示された大きな彫刻作品があります。まさに地表面に張りついた鉄の作品で、地中からその表面が現れた様相を…[続きを読む]

2015.11.08

今日を日記風に綴るなら、朝7時に工房に行き、昨日から始めた2点目の新作の全体構成を厚板に下書きしました。まず第一歩として絵画的なアプローチをすることにしました。2時間やったところで自宅に戻りました。朝…[続きを読む]

2015.10.28

先月、見に行った神奈川県立近代美術館葉山で開催中の「若林奮 飛葉と振動」展で、気になった作品群がありました。同展は特異な思考を具現化した彫刻家の全体像に迫る内容で、初期の鉄を用いた作品から晩年の庭の造…[続きを読む]

2015.10.27

私が学校で彫刻を学んでいた頃、彫刻の研究室には池田宗弘先生がいて、共通彫塑の研究室には保田春彦先生や若林奮先生がいました。他にも彫刻界で活躍されていた方がいましたが、4年間自分が師事したのは池田先生で…[続きを読む]

2015.09.26

今日は工房で作業をやった後、家内と自家用車で葉山にある美術館に出かけてきました。先日もそんな流れで美術館巡りをしましたが、今日は東京方面ではなく神奈川県三浦方面に行きました。美術館に行く予定があっても…[続きを読む]

2015.09.14

彫刻の新作に取り掛かる前に、現行作品の延長として湧いてくるイメージがあります。いくつものイメージが現れては消えていきますが、その中で頭に刻み込まれるイメージをひとつ決めて、新作にするための具体案をまと…[続きを読む]

2015.09.11

既に終わっている展覧会を取り上げて恐縮ですが、先日練馬区美術館で開催していた「舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに」に行ってきました。ギャラリーせいほうでの私の個展の前週が「舟越保武デッサン展」だったの…[続きを読む]

2015.09.05

久しぶりに東京に展覧会を見に出かけました。それでも今日は工房での制作を休むわけにはいかず、朝6時に工房に行って陶彫成形用の大きなタタラを6枚用意しました。座布団大のタタラを掌で叩いて作るのに労力を使い…[続きを読む]

2015.08.23

朝夕の暑さが少しずつ変わってきました。若干ですが、爽やかな空気の気配が感じられます。今日も朝から工房で新作の陶彫部品の成形に取り組んでいました。まだ初めの1個目を作っていますが、集合彫刻の場合は、最初…[続きを読む]