今朝、職場に届いていた新聞によって、版画家・彫刻家の浜田知明氏と石彫家の流政之氏が亡くなったことを知りました。お会いしたことはなかったのですが、2人とも展覧会があれば必ず見に行っていた注目の芸術家でし…[続きを読む]
先日から現象学に関する書籍を読み始めています。そもそも現象学とは何を対象にした学問なのでしょうか。「経験の構造 フッサール現象学の新しい全体像」(貫茂人著 勁草書房)によれば「伝統的哲学用語で言えば、…[続きを読む]
「イサム・ノグチ 庭の芸術への旅」(新見隆著 武蔵野美術大学出版局)を読み終えました。イサム・ノグチはNOTE(ブログ)に度々登場する私の大好きな巨匠です。本書で取り上げられている香川県牟礼にあるイサ…[続きを読む]
今年の個展用の図録が届きました。今年13回目の個展のため、図録も13冊目になります。私は東京銀座のギャラリーせいほうで49歳の時から個展をやらせていただいているので、あれから13年が経ち、現在62歳に…[続きを読む]
「イサム・ノグチ 庭の芸術への旅」(新見隆著 武蔵野美術大学出版局)の中に、草月プラザに設置された場の彫刻とも言うべき「天国」の解説がありました。「青山、草月会館のロビーのデザインである『天国』は、出…[続きを読む]
室内装飾や家具等の意匠のことをインテリアデザインと言います。今回NOTE(ブログ)で取り上げるのは、一般的なインテリアデザインのことではなく、現在読んでいる「イサム・ノグチ 庭の芸術への旅」(新見隆著…[続きを読む]
彫刻の概念は、明治時代以降に西洋から齎されたもので、欧米型の教育システムで育った私は、義務教育で図工・美術科を学び始めた時から、西洋風の立体概念が学習の対象でした。高校、大学時代を通して西洋彫刻に憧れ…[続きを読む]
「(イサム・ノグチの)五〇年代の陶器彫刻群は、はるかにそのイメージや題材も広がりは大きい。だが、系譜から言うと、シュルレアリスムの有機性と、縄文やら弥生やらのアルカイック・インスピレーションがふたつの…[続きを読む]
昨日、筋肉を保つために…というNOTE(ブログ)を書いていて、ふと思ったことは身体の筋肉だけではなく、頭脳でも持続力を保たなければならないのではないか、それを保つために何が必要なのか考えました。頭脳を…[続きを読む]
週末ごとに陶彫制作に取り組み、その陶彫部品を集めて大きな集合彫刻を作っています。今は7月の個展に向けて陶彫部品ひとつずつをエアキャップで包んで箱詰めをしています。梱包作業は来週まで続きそうです。昼間作…[続きを読む]
私の地元である横浜美術館は、企画が優れている美術館のひとつだと予てより思っていました。今回も例外ではなく、人体のヌードに焦点を当てた企画に私は興味津々でした。この企画展は数か国を巡回する大規模なもので…[続きを読む]
「イサム・ノグチ 庭の芸術への旅」(新見隆著 武蔵野美術大学出版局)を読み始めました。イサム・ノグチは日系アメリカ人の彫刻家で、現代美術に大きな業績を残し、NOTE(ブログ)にも度々登場する巨匠です。…[続きを読む]
毎年、印用の石材に自分の氏名を彫っています。今年は2点作る予定です。どうして新しい印章を作り続けているのか、私がずっと取り組んでいる陶彫による集合彫刻にその理由があります。今年は7月の個展で発表する集…[続きを読む]
幾度かNOTE(ブログ)に書いていますが、ウィークディの夜に工房に行くことが結構あります。仕事から帰ってから、疲れた身体に鞭打って工房に行きますが、夕食や風呂に入る前に出かけます。夕食等取ってしまうと…[続きを読む]
毎晩、仕事帰りに工房に行って、小品4点の彫り込み加飾をやっています。前にNOTE(ブログ)に書籍からの引用を載せましたが、そこに書かれていた通り、陶彫は陶磁器ではなくオブジェ概念に狙いをつけた芸術作品…[続きを読む]
週末になって「発掘~角景~」の最終段階の作業を行うことになりました。「発掘~角景~」はテーブル彫刻です。テーブル部分に細工をする予定になっていて、刳り貫き部分を作るのです。テーブルの下には陶彫部品が吊…[続きを読む]
東京汐留にあるパナソニック汐留ミュージアムは、私にとって感度の高い企画展をやっていることが多く、交通の利便さもあってよく出かける美術館のひとつです。今回の「ジョルジュ・ブラック展」も絶対に見に行こうと…[続きを読む]
ゴールデンウィーク6日目になりました。今日から「発掘~角景~」のテーブルの制作に入りました。まずはテーブルを支える4本の脚ですが、柱状の木材を彫ることにしました。テーブルの柱に陶板を接合する「発掘~根…[続きを読む]
明日からゴールデンウィークが始まります。私たちの職種は暦通りの休みしか取れませんので、ゴールデンウィーク前半が三連休、後半が四連休になります。今年のゴールデンウィークは、6月初めに予定されている図録用…[続きを読む]
今日は朝から工房に行って制作三昧でした。新作「発掘~根景~」の陶彫部品が最終段階を迎え、制作に拍車がかかりました。私の作品は集合彫刻で、数ある陶彫部品をボルトナットで繋いで構成していきます。もちろん最…[続きを読む]
タイトルには簡潔な語彙を用いるのが私の作品に対する考え方です。そこに思索的な要素は入れずに、見てわかるようなタイトルをつけるようにしています。現在作っている2点の陶彫作品を「発掘~根景~」と「発掘~角…[続きを読む]
一日1点ずつポストカード大の平面作品を作っている総称を、私はRECORDと言っています。そのノルマを自分に課して10年以上が経ちました。画面が小さくてもアイデアから下書き、彩色、仕上げにペン入れをする…[続きを読む]
昨年度より引き続き、私は現在の職場に勤務することになりました。現在の職場は5年目になり、公務員管理職としては正副を合わせると10年が経とうとしています。慣れているようで、新たな事案が発生すると、今まで…[続きを読む]
昨年の夏より取り組んでいる新作には、まだタイトルがありません。大きなテーブル彫刻やら小さめのテーブル彫刻といった呼び方をしていて、そろそろタイトルをつけないと不便だなぁと感じています。タイトルは作者に…[続きを読む]
画家やデザイナーと違い、彫刻家は立体制作が可能な工房を持っている人が多いと思います。彫刻はパソコンだけで創作できるものではなく、実材と向かい合っているだけに、例えば工場のような無味乾燥な作業場や、野外…[続きを読む]
未曾有の東日本大震災から7年が経ちました。この3月11日が職場の稼業日に当たった時は、私は施設内外に向けて一斉放送を流し、1分間の黙祷を行いました。街行く人もその場で立ち止まって黙祷していたのが印象的…[続きを読む]
このところ週末は美術館や映画館に足繁く行っています。今日は待ち望んでいた映画「ジャコメッティ 最後の肖像」がやっと横浜にやってきた初日でした。上映時間が午前9時からだったので、今日は工房に行く前の午前…[続きを読む]
「アートと美学」(米澤有恒著 萌書房)は、美学者の立場からアートを論じようとしている書籍です。アートという現代を席巻している新しい概念を、私自身は積極的には使っていません。理由として、自分の中でアート…[続きを読む]
西欧を初めとする都市形成の歴史には、城壁によって他国の侵入を防いだことがあり、その囲まれた空間の中で人々は暮らしていました。都市の近代化にともなって古い壁を壊し、そこに道路を整備したため、旧市街と新市…[続きを読む]
やっと週末になって、陶彫制作に没頭できる機会がやってきました。朝から工房に篭って、乾燥した陶彫部品の数々に仕上げを施し、化粧掛けを行いました。もっと詳しい制作状況をNOTE(ブログ)に書こうと思って、…[続きを読む]
先日、4つの展覧会を一度に回って、最後のそごう美術館閉館間近に飛び込んだのが「今右衛門の色鍋島」展でした。あと30分もすれば閉館する時だったので、鑑賞者は疎らで、じっくり見るには最高のシチュエーション…[続きを読む]