Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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2023.09.12

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第四章 芸術の風土的性格」の中で気に留めた箇所をピックアップします。本章のテーマは芸術であり、私の関心のある分野でもあるので、本章を3つの単元に分けていきます。今回…[続きを読む]

2023.09.11

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第三章 モンスーン的風土の特殊形態」の中で気に留めた箇所をピックアップします。今回は➂として、世界各地を見て回ってきた著者が、帰国後日本についての特殊な形態を取り上…[続きを読む]

2023.09.06

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第三章 モンスーン的風土の特殊形態」の中で気に留めた箇所をピックアップします。今回は➁として日本人の性格についての論考です。「まずモンスーン的な受容性は日本の人間に…[続きを読む]

2023.09.05

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第三章 モンスーン的風土の特殊形態」の中で気に留めた箇所をピックアップしますが、中国と日本についての長い考察があるため、本章を3つの単元に分けます。今回は➀として中…[続きを読む]

2023.09.04

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第二章 三つの類型」の「3 牧場」について、気を留めた箇所を選びます。「3 牧場」はヨーロッパの気候風土を指し、結構長い論考であるため、3単元に分けていきます。今回…[続きを読む]

2023.08.31

今日は8月の最終日です。毎日熱中症を心配するような酷暑が続き、工房での制作時間も身体のことを考えて、早めに切り上げることをしています。陶土の乾燥は高温のために早くなり、乾燥スペースに置いた陶彫作品は、…[続きを読む]

2023.08.30

先日、東京駒場にある日本民藝館で開催されている「聖像・仏像・彫像」展に行って、ミュージアムショップに立ち寄り、同展の図録を求めました。図録はポストカードの入った簡易なものではありましたが、これと同時に…[続きを読む]

2023.08.22

私は高校時代に美術の専門家を目指すことになり、高校教師に勧められて受験用の予備校に通うことになりました。そこでは石膏像を木炭紙に木炭でデッサンすることから基礎学習が始まりました。石膏像はギリシャ彫刻を…[続きを読む]

2023.08.21

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第二章 三つの類型」の「3 牧場」について、気を留めた箇所を選びます。「3 牧場」はヨーロッパの気候風土を指し、結構長い論考であるため、3単元に分けていきます。今回…[続きを読む]

2023.08.18

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第二章 三つの類型」の「3 牧場」について、気を留めた箇所を選びます。「3 牧場」はヨーロッパの気候風土を指し、結構長い論考であるため、3単元に分けていきます。「ユ…[続きを読む]

2023.08.16

「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)は単元で分けず、内容として私の興味関心を惹いたものを順次取り上げようと思います。今回取り上げるのは「伎楽面」です。「仮面の表情は、単に型化せられているばかりでなく、…[続きを読む]

2023.08.11

NOTE(ブログ)のアーカイブによると、去る6月29日に私は武蔵野美術大学美術館で開催されていた「若林奮 森のはずれ」展に出かけていき、昔から見たかった噂の「鉄の部屋」を見てきました。若林先生は私が同…[続きを読む]

2023.08.09

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第二章 三つの類型」の「2 沙漠」について、気を留めた箇所を選びます。「人間の有り方としての沙漠は、人間の社会的歴史的なる性格と離すべからざるものである。沙漠はその…[続きを読む]

2023.08.08

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第二章 三つの類型」の「1 モンスーン」について、気を留めた箇所を選びます。そもそもモンスーンとはどんな気候なのか、説明の文章を引用いたします。「湿気は最も堪え難く…[続きを読む]

2023.08.01

夏真っ盛りの8月になりました。沖縄近くには台風6号が居座り、また日本各地では体温を超える酷暑が報告されています。まさに8月だなぁと思います。私は教職に長く就いていたために8月と聞くと、夏季休暇を思い出…[続きを読む]

2023.07.26

「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)は単元で分けず、内容として私の興味関心を惹いたものを順次取り上げようと思います。今回取り上げる「百済観音」は法隆寺にあり、教職に就いていた頃の修学旅行でも、私事旅行…[続きを読む]

2023.07.25

「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)は単元で分けず、内容として私の興味関心を惹いたものを順次取り上げようと思います。今回取り上げる奈良県聖林寺に私はまだ行ったことがありません。各地に残る十一面観音の中…[続きを読む]

2023.07.21

「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)は単元で分けず、内容として私の興味関心を惹いたものを順次取り上げようと思います。「われわれが巡礼しようとするのは『美術』に対してであって、衆生救済の御仏に対してでは…[続きを読む]

2023.07.18

まだ「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)を読んでいる途中ですが、私は毎日、東京銀座のギャラリー通いがあるため、文庫本を携帯することにして、同じ著者の「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)を読み始めました。「…[続きを読む]

2023.07.13

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第一章 風土の基礎理論」の「2 人間存在の風土的規定」について、気を留めた箇所を選びます。「人は死に、人の間は変わる、しかし絶えず死に変わりつつ、人は生き人の間は続…[続きを読む]

2023.07.12

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第一章 風土の基礎理論」の「1 風土の現象」について、気を留めた箇所を選びます。著者が本書を書いた契機が、1927年にベルリンで独哲学者ハイデガーの「存在と時間」(…[続きを読む]

2023.07.11

私自身の読書癖を振り返ると、難解な専門書を読もうとした最初の動機は何だったろうと思い返しています。それは高校生の頃で、教科書に掲載された現代詩に興味を持ったのと同時に、難しい書籍にも挑戦しようと突如思…[続きを読む]

2023.07.10

「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅳ しるし・うつし身・ことだま」のうちの「3 ことだま」について気に留めた箇所を取り上げます。「言霊(ことだま)とは、言のうちにこもりて、活用の妙をたも…[続きを読む]

2023.06.28

「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅳ しるし・うつし身・ことだま」のうちの「2 うつし身」について気に留めた箇所を取り上げます。「〈うつつ〉は、たんなる〈現前〉ではなく、そのうちにすでに…[続きを読む]

2023.06.27

「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅳ しるし・うつし身・ことだま」のうちの「1 しるし」について気に留めた箇所を取り上げます。本章は最終章になりますが、日本語独自となる論理を展開していま…[続きを読む]

2023.06.26

「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅲ 日本語の思考の未来のために」について気に留めた箇所を取り上げます。この章では欧米語と日本語の比較検討から日本語のもつ独自性を浮き彫りにしています。「…[続きを読む]

2023.06.20

「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅱ 仮面の論理と倫理にむけて」のうちの「2 固有名詞と仮面のあいだ」について気に留めた箇所を取り上げます。「日常生活の〈俗〉の場面には姿をあらわすことが…[続きを読む]

2023.06.19

「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅱ 仮面の論理と倫理にむけて」のうちの「1 仮面と人格」について気に留めた箇所を取り上げます。「〈仮面〉は、この〈身〉において具体化され表示される間柄な…[続きを読む]

2023.06.16

「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅰ〈おもて〉の解釈学試論」のうちの「3 あらわれとCopula」について気に留めた箇所を取り上げます。本章は主題の導入部で「円空・木喰展」に著者が訪れた…[続きを読む]

2023.06.15

「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅰ〈おもて〉の解釈学試論」のうちの「2〈かげ〉についての素描」について気に留めた箇所を取り上げます。「洞窟の比喩というおそらく西欧の想像力あるいは文学の…[続きを読む]

2023.06.14

「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅰ〈おもて〉の解釈学試論」のうちの「1〈おもて〉の優位」について気に留めた箇所を取り上げます。著者が紡ぎ出す論考は、哲学者だけあって卓識が散見されるもの…[続きを読む]