「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)の「第Ⅰ部 現代の美への目覚め」の「第二章 めまいの時」についてまとめます。「兵士アンドレ・ブルトンの登録証は、彼が兵役に就いた…[続きを読む]
「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)の「第Ⅰ部 現代の美への目覚め」の「第一章 季節」についてまとめます。「アンドレ・ブルトンはたしかに1896年2月19日午後十時…[続きを読む]
「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)はブルトンの生涯を綴った伝記ですが、そこに入る前に「プロローグ」と称した前置きの文章がありました。ブルトンの概観を辿った文章はこ…[続きを読む]
今日から「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)を読み始めました。ブルトンと言えば先日まで「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)を読み終えました。読み終えてみたものの本書は理解に苦しむ内容が多く、とりわけ自動記述によって書かれた「溶ける魚」には不条…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」の31と32の単元の中で、気に留めた詩文をピックアップいたします。まず単元31ですが、この単元は劇形式にな…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」の26から30までの単元の中で、気に留めた詩文をピックアップいたします。まず単元26です。「私は好んで地上…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」の21から25までの単元の中で、気に留めた詩文をピックアップいたします。まず単元21です。「花ざかりのすて…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」の16から20までの単元の中で、気に留めた詩文をピックアップいたします。まず単元16です。「私の眼は、手の…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」の11から15までの単元の中で、気に留めた詩文をピックアップいたします。まず単元11です。「この広場に面す…[続きを読む]
表題は今日の朝日新聞に掲載されていた記事のタイトルです。ドイツの哲学者フリードリヒ・W・ニーチェの主著「ツァラトゥストラかく語りき」は嘗て私も読んだことのある書籍ですが、難し過ぎて途中で辟易してきたの…[続きを読む]
2月になりました。教職との二束の草鞋生活の時は、その月は週末が何回あって、どこまで制作を進めていけるのか、目標を立ててその意気込みを発信していましたが、今となっては毎日が制作三昧なので、季節が移っても…[続きを読む]
今日で1月が終わります。思い返すと10年に一度と言われた寒波が日本列島を襲い、凍えるような1ヶ月だったと実感しています。私の住む横浜は雪こそ降らなかったものの、工房の室温は3度になり、手が悴みました。…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」の5から10までの単元の中で、気に留めた詩文をピックアップいたします。まず単元5です。「私のベッドから見え…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」の1から4までの単元の中で、気に留めた詩文をピックアップいたします。まず単元1の冒頭です。「公園はその時刻…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」を読み始めました。書籍の前半に掲載されていた「シュルレアリスム宣言」によると、「溶ける魚」はシュルレアリス…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「シュルレアリスム宣言」部分の最後の個所に差し掛かりました。「シュルレアリスム言語の諸形態がいちばんよく適合するのは、…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)を読んでいて、漸く「自動記述」のことに触れた箇所が登場してきました。その前段階として詩についての記述がありました。「詩は…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)を読んでいて、夢に関する論考があって気を留めました。シュルレアリスムが夢の解釈に接近したことは、本書を読む前から私は知っ…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の冒頭には、現実生活に縛られている私たちのことを示す箇所があります。シュルレアリスムへの導入部分として書かれた文章です。…[続きを読む]
「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)を読み始めました。何をいまさらシュルレアリスムなのかと自問自答しましたが、実のところ私自身は本書を読むのは初めてなのです…[続きを読む]
「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)を読み終えました。全編を通じて、私が嘗て何らか興味を持ったものばかりで、この書籍を購入しようとした動機が、旧知のものを再度考え直したい欲求に駆られていたためではな…[続きを読む]
「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「死の国への哀歌」と題された単元で、ピカソの《ゲルニカ》のことが論じられています。ふたつ目は「死と生の呼応」と題された単元で、パ…[続きを読む]
「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「内面の宇宙へ降りてゆく」と題された単元で、ロベルト・マッタとシュルレアリスムのことが論じられています。ふたつ目は「魂の風景画」…[続きを読む]
「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「夜が太陽になるとき」と題された単元で、青春のピカソと最期のセザンヌのことが論じられています。ふたつ目は「解き放たれる幾何学の生…[続きを読む]
明日は大晦日で、毎年31日にはホームページの年間総括を行なっています。その関係で今日は今月の振り返りを行うことにしました。12月は明日も工房に行くことにしているため、31日間のうち、明日を含めると29…[続きを読む]
「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「エミール・ガレの象徴主義」と題された単元で、ジャポニズムの後半部分になります。もうひとつは「奔放な風土との調和」と題されたアン…[続きを読む]
幾度となく生前の母に連れられて、私は東京の歌舞伎座で歌舞伎を観ていますが、お世辞にも熱心な観客とは言えず、歌舞伎と言う日本の伝統芸能に何気なく定番を見ていて、その美しさを堪能することがあっても、歌舞伎…[続きを読む]
「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「ゴシックの廃墟から」で19世紀ドイツと内面の美学のゆくえについて論考です。もうひとつは「ゴッホとモネの狂気のなかの日本」でジャ…[続きを読む]
「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「まがいものの美学」で18世紀イギリスの庭と館について論考です。もうひとつは「溢れでる夜の証言」でフランシスコ・デ・ゴヤについて…[続きを読む]
「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「彼方からの笑い」でレオナルド・ダ・ヴィンチについての後半にあたる論考です。もうひとつは「言葉なき大空との対話」でネーデルランド…[続きを読む]