Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 書籍
2022.12.30

明日は大晦日で、毎年31日にはホームページの年間総括を行なっています。その関係で今日は今月の振り返りを行うことにしました。12月は明日も工房に行くことにしているため、31日間のうち、明日を含めると29…[続きを読む]

2022.12.21

幾度となく生前の母に連れられて、私は東京の歌舞伎座で歌舞伎を観ていますが、お世辞にも熱心な観客とは言えず、歌舞伎と言う日本の伝統芸能に何気なく定番を見ていて、その美しさを堪能することがあっても、歌舞伎…[続きを読む]

2022.12.09

「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「哀悼と懐疑のフレスコ画」で画家ジョットについての論考です。もうひとつは「背景への誘い」でレオナルド・ダ・ヴィンチについての論考…[続きを読む]

2022.12.08

「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「闇のなかの生命」でロマネスクについての論考です。もうひとつは「魅惑する列柱の森」でゴシックについての論考です。「今日の美術史家…[続きを読む]

2022.12.06

「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「ディオニュソスの秘祭」で古代ギリシャについての論考です。もうひとつは「形なき生の方へ」でケルトの美を扱った論考です。まずディオ…[続きを読む]

2022.12.05

「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の最初の単元2つをまとめます。ひとつは「揺らめき立つ雪国の情念」と題された単元で、縄文の火炎土器を扱ったものです。もうひとつは「戯れる動物たちの宇宙」と題されてい…[続きを読む]

2022.12.04

昨日は工房の作業棚の整理をしました。工房の作業棚には図録がかなりあって、それを自宅の書棚に徐々に運搬することにしたのです。陶彫制作の合間に何気なく始めた仕事でしたが、図録が並んでいる背後に、無くなった…[続きを読む]

2022.11.30

芸術の秋とはよく言ったもので、気温が肌寒くなり、創作活動に拍車がかかるこの時期は、制作や鑑賞共に実り多かった1ヶ月と言えます。今日は11月の最終日なので、改めて1ヶ月を振り返ることにしました。11月は…[続きを読む]

2022.11.17

自宅の書棚にはいつどこで購入したものか分からない書籍が眠っています。大手書店に行くと、私は手当たり次第興味の対象になる書籍を複数購入する癖があり、それを忘れてしまっているのです。書棚を眺めているとそん…[続きを読む]

2022.11.15

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「神戸時代」についてまとめます。本書はこれが最後の単元なので、読後感もまとめます。画家鴨居玲の波乱に満ちた人生も残すところ僅かになりました。「(玲の)内側…[続きを読む]

2022.11.14

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「スペイン時代」と「パリ時代」についてまとめます。「パリで一緒になった富山栄美子を伴い、マドリに移り、市内グラン・ピアに面したホテルに投宿した。~略~当時…[続きを読む]

2022.11.11

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「栄光のデビュー」と「展望ー後半生15年」についてまとめます。画家鴨居玲はパリから帰国後に「大阪日動画廊」で個展開催の機会に恵まれ、その後さまざまな機会が…[続きを読む]

2022.11.09

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「ブラジル、パリ、ローマ」についてまとめます。「昭和40年2、3月の頃と推定される。玲は妻女や岩島雅彦らに見送られて、大阪伊丹空港を発ち、空路、地球の裏側…[続きを読む]

2022.11.08

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「結婚、滞仏、そして低迷」についてまとめます。この章では画家鴨居玲の性格を浮き彫りにしています。「結婚の相手は服飾デザイナーで、田中千代の芦屋学園職員であ…[続きを読む]

2022.11.07

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「青春荒亡」についてまとめます。この章では画家鴨居玲の若かりし頃の交遊を描いていますが、この時期は記録に乏しく、伝承の部分を取り上げています。「三つ違いの…[続きを読む]

2022.11.04

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「難波一年、そして香櫨園へ」についてまとめます。「昭和25年から昭和30年代初め頃までの鴨居一家は、大阪府、兵庫県の間を、転々と間借り生活をしたと伝えられ…[続きを読む]

2022.11.02

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「乃村工芸社」についてまとめます。画家鴨居玲は金沢美専を卒業すると、東京の「乃村工芸社」に入社しました。「乃村工芸社は、戦前に菊人形から発展して博覧会等を…[続きを読む]

2022.11.01

11月になりました。蒸し暑かった長い夏から一気に冷え込んで、寒さが増す11月になりました。秋の深まりと共に創作活動にも弾みがつきますが、美術館にも出かけて行きたくなる季節です。この季節になると目ぼしい…[続きを読む]

2022.10.28

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「金沢美術工芸専門学校」についてまとめます。まず石川県金沢という都市の特徴について書かれた箇所がありました。「8月6日に広島に原子爆弾が投じられ、これが降…[続きを読む]

2022.10.26

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「生いたち」についてまとめます。鴨居玲は3人兄弟で兄と姉がいました。兄の明は第二次大戦で学徒出陣し、戦死と認定され、22年の生涯を閉じています。姉は下着デ…[続きを読む]

2022.10.25

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)を今日から読み始めることにしました。本書はどこで購入したのか忘れてしまっていて、ずっと自宅の書棚にありました。きっと画家鴨居玲の個展会場で購入したものかもし…[続きを読む]

2022.10.21

「絵画の黄昏ーエドゥアール・マネの闘争ー」(稲賀繁美著 名古屋大学出版会)は副題を「エドゥアール・マネ没後の闘争」としています。その「第6章 美術行政と美術制度の刷新」の「4 オルセー美術館へ」につい…[続きを読む]

2022.10.20

「絵画の黄昏ーエドゥアール・マネの闘争ー」(稲賀繁美著 名古屋大学出版会)は副題を「エドゥアール・マネ没後の闘争」としています。その「第6章 美術行政と美術制度の刷新」の「3 記憶の政治学」についてま…[続きを読む]

2022.10.19

「絵画の黄昏ーエドゥアール・マネの闘争ー」(稲賀繁美著 名古屋大学出版会)は副題を「エドゥアール・マネ没後の闘争」としています。その「第6章 美術行政と美術制度の刷新」の「2 第三共和制初期の美術行政…[続きを読む]

2022.10.17

「絵画の黄昏ーエドゥアール・マネの闘争ー」(稲賀繁美著 名古屋大学出版会)は副題を「エドゥアール・マネ没後の闘争」としています。その「第6章 美術行政と美術制度の刷新」の「1 アンデパンダン展の成立 …[続きを読む]