20数年前にドイツやオーストリアで生活し、表現主義の枠に括られる多くの画家や音楽家の遺産をこの目で見ておきながら、表現主義の何たるかを知らず、キルヒナーやノルデの絵画世界がもつ漠然としたイメージだけで…[続きを読む]
いよいよ明日から新作の本格的な制作に入ります。昨年は「構築〜包囲〜」。今年は昨年の作品と対になる「構築〜解放〜」。また鑿を研ぎながらモチベーションを上げていこうと考えています。木材との対話が始まると思…[続きを読む]
ウィーン幻想派画家やフンデルトワッサーほど国際的な名声を得ていないので、カール・コーラップを日本で知ることはありませんでした。20数年前にウィーンにいた頃、コーラップのタブローや版画を多くの画廊が扱っ…[続きを読む]
365点の連作が160点をこえ、日々習慣化していますが、内容は展開に乏しくなっています。前日の作品を少し手を変えて今日のノルマをこなし、また翌日に繋げていく、という制作方法は好ましくありません。最近は…[続きを読む]
昨日は何故ホルスト・ヤンセン展の回想を書いたかと言えば、今読んでいる種村季弘著「断片からの世界」にヤンセンの評論が掲載されていて、20数年前にウィーンで知った卓越した素描画家の様々な面を知ることができ…[続きを読む]
7月になりました。中旬には職場が夏季休暇に入ります。そこで例年のように創作三昧の生活が待っています。夏季休暇中の限定つきの創作生活ですが、リズムを作って制作に没頭したいものです。昨年もブログに書いてい…[続きを読む]
2月から始めている365点の連作が近頃面白くなってきました。ポストカード大の作品ですが、いろいろな展開を見せ、また立体要素も加わって次から次へ作品が生まれます。一時はどうなるものやらと思っていましたが…[続きを読む]
歌謡曲は、歌は世につれ世は歌につれながら次第に古さを纏っていくものですが、時代を反映しながらも、なお新鮮な表現を保つコトバがあります。自分が学生時代に歌謡曲(フォークソングかな)を聴きながら集めた詩集…[続きを読む]
自宅に土壁はありません。家を建てた時は借金で首が回らず、家の素材まで考えられなかったというのが本音です。ですが土壁は大好きです。今晩TVで「美の壺」という番組をやっていて、「土壁」がテーマでした。番組…[続きを読む]
2月から毎日描いている平面による小作品ですが、気づけば130点を超えています。今までの作品全てがペンによる線描で淡彩を加えています。毎日あれこれ試行しようと思って始めた連作ですが、発想を大幅に変えるこ…[続きを読む]
何年か前に神奈川県の大山の麓にある小さな美術館で藤田昭子さんが個展をされていたので見に行って、本人にお会いしました。昔から野焼きによるモニュメントを多く作られていて、住居ともオブジェとも言える造形に注…[続きを読む]
1929年に描かれたタマラ・ド・レンピッカの「自画像」は「デイ ダーメ(ドイツ語で婦人)」の表紙を飾り、そのイメージは自立する女性像、流行の車に颯爽と乗るモダンガール、そしてアールデコの象徴として印象…[続きを読む]
今年4月の個展に出品した「発掘〜地下遺構〜」をホームページにアップしました。コトバもつけました。自負するようですが、コトバもかなり慣れて衒いがなくなり素直に出るようになったと自分では思っています。「発…[続きを読む]
昨日ボスに纏わるブログを書いていて、ボスの絵との出会いを思い返してみました。1980年に自分はウィーン美術アカデミーに入学しています。でもその頃は、アカデミーから歩いて10分のところにあるウィーン美術…[続きを読む]
この頃、福島県の大内宿に行ったり、藤森建築展を見に行ったりしていて、どうも和風に傾倒しています。そこで、まるで正反対のイタリアルネサンスの画家の個展を見に行くことにしました。ペルジーノは日本ではあまり…[続きを読む]
東京オペラシテイアートギャラリーで、藤森照信展をやっていることを知って早速見に行きました。自分はこの建築家の大フアンなのです。原始と現代が同居しているようなロマンを感じてしまいます。小さい頃、こんな棲…[続きを読む]
学生時代に唯一バイトで稼いだ金銭をつぎ込んでも欲しかった版画がケーテ・コルビッツの木版画でした。銀座の版画専門画廊にあったものに結局手が出せず、今となっては後悔しています。ケーテ・コルビッツの画集は洋…[続きを読む]
毎年この時期になるとビジョン企画出版から新聞が送られてきます。評壇に4月の個展評が載っているからです。今年はこんなふうに書かれていました。「遺跡から出土の鉄製品のように思えるが、陶彫を黒褐色にすること…[続きを読む]
表題は写真家南川三治郎氏が海外のアーテストのアトリエを撮影した写真集で平成6年に出版されています。昨日のブログ同様、繰り返し眺めては刺激をもらえる大切な冊子になっています。あとがきに「アトリエは、芸術…[続きを読む]
女性写真家のジェマ・レバインによる「ヘンリー・ムアとともに」という写真集が手許にあります。かなり昔に購入した洋書です。何気なく書棚に手を伸ばし、貢をめくっているとムアのアトリエにある様々なモノが気にな…[続きを読む]
来年発表する予定の新作「構築〜解放〜」は円卓のついたテーブル彫刻です。円卓になる板材は、先日より少しずつ作り始めています。今日はこの円卓を支える34本の柱を彫り始めました。まだ1本目ですが全体を気にか…[続きを読む]
出張の帰りに横浜の桜木町のガード下を歩きました。ここは有名なウオールペインテイングが描かれているところです。これら作品を見ながら歩いていると感覚が刺激されて愉快な気分になります。上手いなあと思う作品が…[続きを読む]
作業場の片隅に制作途中の板材を置いています。週末しか制作できないのですが、途中の作品を見てあれこれ考えることは毎日しています。次の週末は板材に組み込む柱材を彫ってみようとか、どんなカタチを彫りだそうか…[続きを読む]
昨年と今年の個展の様子を「EXHIBITION」として新たにホームページにアップしました。アートデレクターとカメラマンをしていただいている玉置さんと衣笠さんによって個展の撮影や画像の構成をしていただき…[続きを読む]
学生時代に版画制作に没頭した時期がありました。初めはドイツ表現主義の影響で、ぎくしゃくした構図の木版画をやっていました。人物描写が劇画のようになり、全体はプロレタリア・アートのようで、彫った作品は気に…[続きを読む]
365点の連作が5月に入って、今テーマとしているのは仮面のようなモノです。京都の五条坂に記念館のある陶芸家河井寛次郎は、民芸の世界で名のある人ですが、陶芸と併行して木彫を作った人でもあります。それも土…[続きを読む]
益子や笠間に行って若手陶芸家の作品を見てくると、自分の制作に弾みがつきます。益子や笠間はヤル気をもらえる場所なのです。自分もいよいよ新作の木彫を始めました。板材のデザインや組み合わせは、大まかにイメー…[続きを読む]
栃木県益子と肩を並べて、茨城県笠間の「陶炎祭」も人が混み合うイベントです。ここにはブログに何回か書いたことのある佐藤和美さんが出店しています。「佐藤陶房」は健太・和美夫妻がやっている店で藍染のマルサが…[続きを読む]
ゴールデンウイーク中に開催される栃木県益子の「陶器市」は大変な人出があるので、毎年夜明け前に横浜を出発することにしています。共販センター駐車場に店が開く前に車を入れて、目当ての店へと繰り出します。まず…[続きを読む]
横浜市旭区在住の作家の一人として、タウン誌の取材を受けることになりました。午後の1時間半、僅かばかりの広さのアトリエで、ルポライターの質問に答えました。普段から図碌撮影等で付き合っているカメラマンとは…[続きを読む]
今日は個展のお礼状を印刷しました。赤錆色をしている陶彫の作品を、ずっと撮影をお願いしているカメラマンによって薄桃色にアレンジされ、なかなかお洒落なお礼状になりました。春らしいポストカードです。その中に…[続きを読む]