Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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2023.03.25

週末になりました。今日は朝から家内と美術館やギャラリーへ鑑賞に出かけました。まず北浦和にある埼玉県立近代美術館。今まで幾度となく訪れた美術館で北浦和公園の中にあります。ここで開催されていたのは彫刻家戸…[続きを読む]

2023.03.19

昨日、建材店で板材を購入してきたので、今日はいつも通りの陶彫制作の合間に、中規模作品について考え始めました。大まかなイメージは既にあって、その具現化をどうするのか、まず板材に下書きを始めました。私はエ…[続きを読む]

2023.03.05

日曜日になると、いつものメンバーが工房にやってきます。一人は後輩の彫刻家で自然木を彫っています。彼は抽象形態をやっていますが、世が世なら彼は仏師になっているかもしれません。もう一人は美大生で染織関連の…[続きを読む]

2023.02.27

「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)の「第Ⅰ部 現代の美への目覚め」の「第四章 旧式の芸術への告発」についてまとめます。本書では大戦後のブルトンと詩人たちとの交流を…[続きを読む]

2023.02.10

「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)を読み終えました。読み終えてみたものの本書は理解に苦しむ内容が多く、とりわけ自動記述によって書かれた「溶ける魚」には不条…[続きを読む]

2023.02.06

「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」の16から20までの単元の中で、気に留めた詩文をピックアップいたします。まず単元16です。「私の眼は、手の…[続きを読む]

2023.02.05

日曜日になって、工房にはいつも来ている美大生のほかに後輩の木彫家がやってきました。それぞれが一生懸命制作をしていて、日曜日の工房は活気づいていました。私はこうした雰囲気を歓迎しています。その彼らを前に…[続きを読む]

2023.02.03

「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」の11から15までの単元の中で、気に留めた詩文をピックアップいたします。まず単元11です。「この広場に面す…[続きを読む]

2023.01.29

週末になると創作活動についてNOTE(ブログ)を書いています。今回は彫刻の素材について述べていきます。アートの広域な範囲の中で、彫刻に表現を限定すれば、彫刻表現の独自性には素材に対する理解が欠かせませ…[続きを読む]

2023.01.27

「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」の1から4までの単元の中で、気に留めた詩文をピックアップいたします。まず単元1の冒頭です。「公園はその時刻…[続きを読む]

2023.01.24

「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「シュルレアリスム宣言」部分の最後の個所に差し掛かりました。「シュルレアリスム言語の諸形態がいちばんよく適合するのは、…[続きを読む]

2023.01.22

日曜日ですが、彫刻家一本になっている現在は、ウィークディと変わらず工房に朝から籠って陶彫制作に精を出しています。昨日のNOTE(ブログ)で現在制作している陶彫にひとつずつ日付をつけていると書きました。…[続きを読む]

2023.01.06

「ストップモーション・アニメ」という技法で撮影された84分に及ぶ映画「MAD GOD」を今日観てきました。工房に出入りしている美大出身者と美大在学生の2人の女子を連れて行きましたが、「ストップモーショ…[続きを読む]

2022.12.08

「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「闇のなかの生命」でロマネスクについての論考です。もうひとつは「魅惑する列柱の森」でゴシックについての論考です。「今日の美術史家…[続きを読む]

2022.12.07

1990年代に旋風を巻き起こしたバスケットボールの漫画「スラムダンク」は、私も虜になっていました。自宅の屋根裏収納には「スラムダンク」全巻があります。その頃の私は教職にあって、勤めている中学校にはバス…[続きを読む]

2022.12.04

昨日は工房の作業棚の整理をしました。工房の作業棚には図録がかなりあって、それを自宅の書棚に徐々に運搬することにしたのです。陶彫制作の合間に何気なく始めた仕事でしたが、図録が並んでいる背後に、無くなった…[続きを読む]

2022.11.27

1週間の振り返りは土曜日にやっていますが、先週も今週も土曜日は美術館で開催している展覧会に出かけてしまったので、振り返りは今日行います。先週の日曜日から昨日の土曜日までを振り返ると、多様な活動をしてい…[続きを読む]

2022.11.13

週末は自らの創作活動である陶彫制作について書くことにしています。表題の擬古物陶製彫刻というのは、現在読んでいる「一期は夢よ 鴨居玲」(日動出版)の著者瀧悌三氏が、私の作品を評して名付けた語句です。私の…[続きを読む]

2022.11.11

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「栄光のデビュー」と「展望ー後半生15年」についてまとめます。画家鴨居玲はパリから帰国後に「大阪日動画廊」で個展開催の機会に恵まれ、その後さまざまな機会が…[続きを読む]

2022.11.09

「一期は夢よ 鴨居玲」(瀧悌三著 日動出版)の「ブラジル、パリ、ローマ」についてまとめます。「昭和40年2、3月の頃と推定される。玲は妻女や岩島雅彦らに見送られて、大阪伊丹空港を発ち、空路、地球の裏側…[続きを読む]

2022.10.31

今日で10月が終わります。今日はハロウインで、韓国の繁華街で大きな事故がありました。東京渋谷はどうでしょうか。さて、今月を振り返って、陶彫制作や鑑賞のことなどを記してみたいと思います。今月は31日あっ…[続きを読む]

2022.10.10

今日は三連休の最終日で「スポーツの日」です。私は旧称「体育の日」の方が言葉に馴染んでいて、いつごろから「スポーツの日」になったのか、ネットで調べてみることにしました。旧称「体育の日」は1964年(昭和…[続きを読む]

2022.10.09

三連休の中日です。今日は美大受験生が工房に来ていました。私は土練機を回し、数枚の座布団大のタタラを掌で叩いて作っていました。これは陶彫成形や彫り込み加飾の前段階で行なう肉体労働で、今日は気温が下がって…[続きを読む]

2022.09.20

ビジョン企画出版が刊行している新報には毎月「評壇」の欄があって、美術評論家の瀧悌三氏が執筆しています。ここに毎年私のギャラリーせいほうでの個展の批評を載せていただいています。瀧氏は個展初日に来てくださ…[続きを読む]

2022.09.15

昨日に続き、今日も東京へ美術鑑賞に家内と出かけました。六本木にある国立新美術館では「二科展」が開催されています。私の後輩の彫刻家である長谷川聡さんが本展に出品しているのです。彼は会友となっているため今…[続きを読む]

2022.09.03

週末になりました。公務員を退職後は週末もウィークディも変わらず創作活動に邁進しています。それでも週末になれば1週間の振り返りを行ない、今週の制作状況を確認しています。現在作っている新作は、陶彫による立…[続きを読む]

2022.09.01

9月になりました。今日は沖縄あたりに台風があったために、横浜でも天候が急変して激しい雨が降ったりしていました。陽が射すと猛暑がぶり返してきて、工房にいるのが辛いと感じました。涼風が立つのはいつになるの…[続きを読む]

2022.08.26

「彫刻の歴史」(A・ゴームリー M・ゲイフォード共著 東京書籍)は彫刻家と美術評論家の対話を通して、彫刻の歴史について語っている書籍です。全体で18の項目があり、今日は15番目の「恐怖とフェティシズム…[続きを読む]

2022.08.21

週末のNOTE(ブログ)には自分の作品について書いていきたいと思います。現在私が作っている陶彫作品は一片22cmの立方体です。そこに文様を彫り込んで、同じサイズでも異なる文様が加飾された立方体を日々作…[続きを読む]