Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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2024.09.11

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅴ 抽象絵画の主流 」は本書最後の章で、かなり長い論考があり、切れのいいところで分けて、留意した箇所をピックアップ…[続きを読む]

2024.09.10

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅳ 時間と運動の美学 」の後半部分の留意した箇所をピックアップしていきます。まず登場する芸術家はカルダーです。「カ…[続きを読む]

2024.09.08

日曜日になりました。週末は創作活動について書いていきます。このところ新作について考えを巡らせていて、今日も新しい陶彫作品を作っていました。今年の7月個展まで2年がかりで、日付のある陶彫立方体に取り組ん…[続きを読む]

2024.09.03

今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「いいなというときの、モチーフが思いついた瞬間というのは、記憶にないんです。坂本龍一」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています。「…[続きを読む]

2024.09.01

9月になりました。台風10号は温帯低気圧に変わりましたが、雨は降ったりやんだりしていました。今日は木彫をやっている後輩の彫刻家が工房にやって来て、工房内の清掃をしてくれました。彼の出した木屑や木の埃を…[続きを読む]

2024.08.30

今日は金曜日で、まだ週末ではありませんが、明日の土曜日が今月最終日になるため、一日早く今週を振り返ってみたいと思います。今週は台風10号の影響で西日本に大きな被害を齎せましたが、横浜では、連日テレビで…[続きを読む]

2024.08.25

日曜日になりました。週末になると、毎回創作活動についてNOTE(ブログ)に書いていますが、来年発表する予定の新作のイメージが朧気ながら現れているので、今回はそれについて書きます。新作は実家を解体した折…[続きを読む]

2024.08.24

週末になりました。今週の振り返りをしたいと思います。今週のタイトルに「心と歯のメンテナンス」と書きましたが、これはどういうことか、まず心のメンテナンスは水曜日に出かけた「神護寺―空海と真言密教のはじま…[続きを読む]

2024.08.23

先日、家内を誘って東京都港区虎ノ門にある菊池寛実記念 智美術館で開催している「走泥社再考」展の後半の展示を見に行ってきました。NOTE(ブログ)のアーカイブを見ると5月24日付の記事に「走泥社再考」展…[続きを読む]

2024.08.18

日曜日になりました。週末は創作活動について記述しています。今回は私のホームページについて書かせていただきます。私の作品のデジタル画像はカメラマンによって撮影されたもので、ホームページには私の作品と言う…[続きを読む]

2024.08.11

日曜日になり、創作活動について書いていきます。このところ次第に新作のイメージが朧気ながら現れてきました。新作も従来の集合彫刻の発展形であることは間違いなく、陶彫作品を組み合わせて大きな塊にしていくもの…[続きを読む]

2024.08.01

今日から8月になりました。気温は相変わらず体温に迫る酷暑が続いていて、今月から新作を実際に作り始めようとしている私は、身体に相当負担がかかるのではないかと危惧しています。工房に長く留まりたい気持ちはあ…[続きを読む]

2024.07.31

7月の最終日になりました。7月は毎年のことだけれど、東京銀座のギャラリーせいほうで私の個展が開催されています。今年も例外なく個展をやりました。7月15日が個展初日だったために、それまでの2週間は陶彫作…[続きを読む]

2024.07.27

週末になり、個展明けの1週間でしたが、陶彫制作中心というより、新作のために思考を繰り返した1週間になりました。私の個展を見に来てくださった人の中に、「毎日書道展」の出品者や、嘗ての教員仲間で絵画による…[続きを読む]

2024.07.24

来年の個展発表を見据えて、新作を考えています。例年なら現行作品の制作中に、その発展形としての新作が湧いてくるか、降ってくるのですが、今回は実家の大黒柱を中心にした新作を思い描いているので、なかなかイメ…[続きを読む]

2024.07.23

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅰ 抽象芸術の本質と性格」の前回の続きとして、気になった箇所をピックアップいたします。「古代芸術の作品においても、…[続きを読む]

2024.07.01

暦の上で年末年始の1月や年度の変わる4月に対しては、私たちは誰しも特別な感覚を持ちますが、私にとって特別な月は7月です。それは毎年、東京銀座のギャラリーせいほうで個展を企画していただいているからです。…[続きを読む]

2024.06.24

「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第2章「絶対への接吻」の気になった箇所をピックアップしていきます。「『絶対への接吻』(1931年)は、長編の詩的実験では最後の作品にあたる。~略~一…[続きを読む]

2024.06.19

先日「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)を読み終わって、私はまだ瀧口ワールドに浸りたくなっていたため、「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)を読み始めました。本書はどこか…[続きを読む]

2024.05.26

日曜日になりました。来週の日曜日が7月個展に向けた図録を作るための撮影日になっています。今日はちょうど1週間前で、陶彫制作やRECORD制作に拍車をかけています。私のように集合彫刻をやっている者にとっ…[続きを読む]

2024.04.10

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「イマージュの反抗」について気を留めた箇所をピックアップいたします。本単元には「シュルレアリストの文章」という副題がありました。「シュルレアリス…[続きを読む]

2024.04.07

日曜日になり、創作活動についてNOTE(ブログ)を書いていきます。現在私が作っている陶彫作品は365点で構成する集合彫刻ですが、従来の私が作ってきた集合彫刻とは違ったコンセプトがあります。従来の集合彫…[続きを読む]

2024.04.04

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「ダダと超現実主義」について後半部分の気になった箇所をピックアップいたします。「ダダはあらゆる形式を廃止しようとして、ほとんどそこに犠牲のなにも…[続きを読む]

2024.03.03

週末のNOTE(ブログ)には創作活動のことを書いています。現在作っている陶彫立方体は今年7月の個展で最終発表形態になり、2年間続いた連作が終わります。それを意識し始めてから、次の新作のことが頭から離れ…[続きを読む]

2024.01.07

2024年になって1週間が過ぎ、今年のRECORDを始めていますが、私の頭に去来するのはRECORDのテーマです。以前はその年の基盤となる制作方針を決め、その下に月毎のテーマを決めていました。しっかり…[続きを読む]

2024.01.04

今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「自分が頭で考えたようなものではなく、自分でも予測がつかないようなもののほうがいいんです。宮崎駿」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せ…[続きを読む]

2023.12.24

昨日のNOTE(ブログ)に生成AIについて書きましたが、新しい世界を創出することができるのは人間だけという定説を、私は今も信じたいと思っています。最近のAIの進化は驚くべきものがあって、数多くの情報を…[続きを読む]

2023.12.21

昨日、鎌倉にある神奈川県立近代美術館鎌倉別館で開催中の「イメージと記号」展に行ってきました。学芸員によるテーマに従って、収蔵作品を集めた企画なので、本展では大掛かりな宣伝をすることもなく、図録も用意し…[続きを読む]

2023.12.20

今日は工房での作業を休んで、鎌倉へ出かけました。同行してくれたのは文学に興味がある教え子で、幾度となく一緒に美術館に出かけています。彼女の視点が面白いと私は感じていて、実際、文学の学生コンクールでの受…[続きを読む]