先日、東京両国にある「すみだ北斎美術館」に行ってきました。目的はTVで放映された「須佐之男命厄神退治之図」の復元された絵をこの眼で見たかったことでしたが、美術館が企画した「北斎の帰還」展にも眼が奪われ…[続きを読む]
根津美術館で開催されている「円山応挙展」に、応挙のエスキースと言うべき写生の原本が出品されています。応挙の完成度の高い写実的な絵画は、写生の原本に見られるような研鑽と修練によって到達した境地と言えます…[続きを読む]
先日、東京青山の表参道にある根津美術館で開催中の「円山応挙展」に行ってきました。江戸時代に活躍した写生派の絵師円山応挙は、自分には思い入れの深い画家で、それまでの格式高い絢爛たる狩野派の絵師に比べると…[続きを読む]
今日は夜になって東京の美術館から帰ってきました。実は今日は美術館巡りではなく、別の用事があって仕事を早めに切り上げ、午後は年休を取得したのでした。用事が意外に早く終わったので、家内を誘って東京の美術館…[続きを読む]
早いもので2016年も残すところ1ヶ月となりました。12月は先月以上に充実した1ヶ月にしたいと思っています。今月末には、今月から来月にわたる6日間の休庁期間があります。毎年この休庁期間をフル活用して創…[続きを読む]
11月の最終日になりました。今月を振り返ると、勤務を要しない日が10日間あり、創作活動に邁進していました。背の低いテーブル彫刻の天板の設置、テーブル上部に置く陶彫部品の仕上げと焼成、背の高いテーブル彫…[続きを読む]
先日、横須賀美術館で開催中の「新宮晋 宇宙船」展を見てきました。彫刻家新宮晋氏は、風や水によって動く彫刻を作る作家として内外に知られています。とくに自然現象を扱うために作品は野外に設置される場合が多く…[続きを読む]
漸く週末がやってきました。冷たい雨が降る中、朝から工房に出かけ制作に没頭しました。このところ頻繁に来ている大学院生もいて、お互い作業に集中していました。今日の作業は午後3時までと決めていました。そのせ…[続きを読む]
昨日に続いて、東京国立博物館平成館開催中の「禅ー心をかたちにー」展で、心に響いた作品について述べてみたいと思います。今回取り上げたのは、やや小さめの仏像が10体並んでいた「十大弟子立像」です。全体のプ…[続きを読む]
現在、東京国立博物館平成館で開催中の「禅ー心をかたちにー」展で、心に響いた作品について述べてみたいと思います。私は展覧会ではタイトルや作者名をほとんど見ません。気になった作品を確認する時にだけ作者名を…[続きを読む]
禅という思想は、日本人より寧ろ外国人、とりわけ欧米人に人気が高く、東京国立博物館平成館で開催中の「禅ー心をかたちにー」展にも多くの外国人が訪れていました。本展ではずっしりと重い立派な図録を用意していて…[続きを読む]
私の仏像好きは今に始まったことではありませんが、最近でも大きな仏像企画展にはよく足を運んでいます。理由は博物館で見る仏像と、所蔵されている寺院で見る仏像とは違う印象を受けるためで、博物館の照明の下で鑑…[続きを読む]
東京恵比寿にある東京写真美術館がリニューアルオープンして、自分が注目する作家の個展が開催されているので行ってきました。美術作家杉本博司氏はカメラマンとしての表現活動が基盤にありますが、さらに思索的なス…[続きを読む]
前からNOTE(ブログ)に何度となく書いていることですが、自分の彫刻は集合体で見せるため一気呵成に作ることが出来ず、陶彫部品をひたすら作ることに明け暮れています。先日見てきた「鈴木久雄 彫刻の速度」展…[続きを読む]
先日、武蔵野美術大学美術館で開催中の「鈴木久雄 彫刻の速度」展を見てきました。年譜によると現在70歳を迎える抽象彫刻家の、鉄や石を使った大作が並ぶ展覧会で、その構造体が周到に計算され、また室内空間に縦…[続きを読む]
週末になり、朝から工房に篭って制作三昧でした。今月の目標に書いた通り、今日から背の高いテーブル彫刻の制作に取り組み始めました。まず2m50cmの柱の上に設置する厚板があります。厚板は正方形ですが、僅か…[続きを読む]
11月になりました。いよいよ秋から冬に向かう季節が到来し、私はスーツにネクタイを締めて出勤しています。先月は創作活動を頑張った感じがしていますが、今月は果たしてどうでしょうか。先月のモチベーションのま…[続きを読む]
今月の最終日になりました。新作の制作目標に掲げたテーブル彫刻の脚の設置では、背の高い方は手が着かず、背の低い方をやりました。設置時に工具が壊れたため残り1点が出来ていない状態ですが、自分なりに頑張った…[続きを読む]
先日訪れた国立新美術館で開催中の「ダリ展」において、ダリの宗教画とも言える巨大な「ポルト・リガトの聖母」の前で、私は暫し足を止めて見入ってしまいました。イタリア・ルネサンスの祭壇画を彷彿とさせる古典的…[続きを読む]
20世紀を代表する巨匠サルバドール・ダリの絵画を初めて知ったのは、私が中学生の頃だったように思います。溶けた時計盤やら砂丘のような風景に不思議な人体が配置されている絵画は、私の時代には既に革新ではなく…[続きを読む]
既に終わってしまった展覧会の感想を述べるのは恐縮ですが、旧知の作品が多い有名な版画家の印象を改めて書きたいと思いました。オランダ人版画家M・C・エッシャーの作品を、私がいつ頃知ったか今も鮮烈に覚えてい…[続きを読む]
三連休の最終日になりました。今日は工房へは行かず、家内と東京と横浜の美術館を巡ることにしました。師匠の池田宗弘先生は自由美術協会の会員で、例年この時期に先生から招待状が届きます。そこで今日が自由美術展…[続きを読む]
三連休の2日目です。朝から工房で制作三昧でした。今日は久しぶりに中国籍の若いスタッフが来ていました。彼女は栃木県のグループ展に参加するというので、新作を作っていました。私は相変わらず陶彫制作に勤しんで…[続きを読む]
今日で9月が終わります。9月はどんな1ヶ月だったのか振り返ると、美術展2つ、公募団体展1つ、グループ展1つ、映画4本といった鑑賞が充実した1ヶ月だったと思っています。とりわけ映画はよく観に行きました。…[続きを読む]
先日、東京都美術館で開催されている「木々との対話」展に行ってきました。副題に「再生をめぐる5つの風景」とあって、再生というコトバがキーワードになっている企画展であることが示されていました。当初別の展覧…[続きを読む]
東京都美術館で見た「ポンピドゥーセンター傑作展」の中で、どの巨匠に注目したかを問われれば、私は疑うことなく自分自身の彫刻を考える上で、最も影響を受けた2人の彫刻家を選びます。ルーマニア人彫刻家ブランク…[続きを読む]
35年ほど前にフランスの首都パリに行きました。当時、私はオーストリアのウィーンに住居を構えていて、この機会にウィーンからポルトガルの西端の岬までの鉄道旅行を決行したのでした。パリに立ち寄るとルーヴル美…[続きを読む]
週末になりました。久しぶりに家内と美術展に足を運ぶことになりました。午前中は東京都美術館で開催中の企画展2つ、午後は銀座の画廊でやっているグループ展と六本木の国立新美術館で開催中の公募展に行きました。…[続きを読む]
9月になりました。朝晩涼しくなって漸く秋が近づいている気配を感じます。それでも日中はまだまだ暑く、過ぎゆく夏の名残りがあります。今日も橫浜は30度を超える夏日になっています。今月は職場としては大きなイ…[続きを読む]
先日、東京葛西にある関口美術館に「堀内正和彫刻展」を見に行きましたが、当美術館は本館と東館があって「堀内正和彫刻展」は東館で開催していました。本館では「柳原義達常設展」をやっていたので、これも見てきま…[続きを読む]
日本の抽象彫刻の先駆者堀内正和に生前一度お会いしたことがあります。大学で彫刻を学んでいた頃、かれこれ30数年前になりますが、「彫刻の森美術館」と「池田20世紀美術館」を設計した井上武吉先生を講師にして…[続きを読む]