11月になりました。いよいよ秋から冬に向かう季節が到来し、私はスーツにネクタイを締めて出勤しています。先月は創作活動を頑張った感じがしていますが、今月は果たしてどうでしょうか。先月のモチベーションのま…[続きを読む]
今月の最終日になりました。新作の制作目標に掲げたテーブル彫刻の脚の設置では、背の高い方は手が着かず、背の低い方をやりました。設置時に工具が壊れたため残り1点が出来ていない状態ですが、自分なりに頑張った…[続きを読む]
先日訪れた国立新美術館で開催中の「ダリ展」において、ダリの宗教画とも言える巨大な「ポルト・リガトの聖母」の前で、私は暫し足を止めて見入ってしまいました。イタリア・ルネサンスの祭壇画を彷彿とさせる古典的…[続きを読む]
20世紀を代表する巨匠サルバドール・ダリの絵画を初めて知ったのは、私が中学生の頃だったように思います。溶けた時計盤やら砂丘のような風景に不思議な人体が配置されている絵画は、私の時代には既に革新ではなく…[続きを読む]
既に終わってしまった展覧会の感想を述べるのは恐縮ですが、旧知の作品が多い有名な版画家の印象を改めて書きたいと思いました。オランダ人版画家M・C・エッシャーの作品を、私がいつ頃知ったか今も鮮烈に覚えてい…[続きを読む]
三連休の最終日になりました。今日は工房へは行かず、家内と東京と横浜の美術館を巡ることにしました。師匠の池田宗弘先生は自由美術協会の会員で、例年この時期に先生から招待状が届きます。そこで今日が自由美術展…[続きを読む]
三連休の2日目です。朝から工房で制作三昧でした。今日は久しぶりに中国籍の若いスタッフが来ていました。彼女は栃木県のグループ展に参加するというので、新作を作っていました。私は相変わらず陶彫制作に勤しんで…[続きを読む]
今日で9月が終わります。9月はどんな1ヶ月だったのか振り返ると、美術展2つ、公募団体展1つ、グループ展1つ、映画4本といった鑑賞が充実した1ヶ月だったと思っています。とりわけ映画はよく観に行きました。…[続きを読む]
先日、東京都美術館で開催されている「木々との対話」展に行ってきました。副題に「再生をめぐる5つの風景」とあって、再生というコトバがキーワードになっている企画展であることが示されていました。当初別の展覧…[続きを読む]
東京都美術館で見た「ポンピドゥーセンター傑作展」の中で、どの巨匠に注目したかを問われれば、私は疑うことなく自分自身の彫刻を考える上で、最も影響を受けた2人の彫刻家を選びます。ルーマニア人彫刻家ブランク…[続きを読む]
35年ほど前にフランスの首都パリに行きました。当時、私はオーストリアのウィーンに住居を構えていて、この機会にウィーンからポルトガルの西端の岬までの鉄道旅行を決行したのでした。パリに立ち寄るとルーヴル美…[続きを読む]
週末になりました。久しぶりに家内と美術展に足を運ぶことになりました。午前中は東京都美術館で開催中の企画展2つ、午後は銀座の画廊でやっているグループ展と六本木の国立新美術館で開催中の公募展に行きました。…[続きを読む]
9月になりました。朝晩涼しくなって漸く秋が近づいている気配を感じます。それでも日中はまだまだ暑く、過ぎゆく夏の名残りがあります。今日も橫浜は30度を超える夏日になっています。今月は職場としては大きなイ…[続きを読む]
先日、東京葛西にある関口美術館に「堀内正和彫刻展」を見に行きましたが、当美術館は本館と東館があって「堀内正和彫刻展」は東館で開催していました。本館では「柳原義達常設展」をやっていたので、これも見てきま…[続きを読む]
日本の抽象彫刻の先駆者堀内正和に生前一度お会いしたことがあります。大学で彫刻を学んでいた頃、かれこれ30数年前になりますが、「彫刻の森美術館」と「池田20世紀美術館」を設計した井上武吉先生を講師にして…[続きを読む]
東京六本木にある国立新美術館で開催中の「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展には、ティツィアーノの祭壇画「受胎告知」が初来日しています。私が見に行った時も多くの鑑賞者が「受胎告知」の部屋で足を止めて…[続きを読む]
先日、東京六本木にある国立新美術館に「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展を見に行ってきました。私は20代の頃、ウィーンにいました。隣国のイタリアの街ヴェネツィアには鉄道で行けることもあって、複数回…[続きを読む]
今日が7月の最終日になり、11回目の個展が今月無事終えられたことが感無量で、あとはどうでもいいような気がしていますが、今月は勢い余って新作を進めたり、鑑賞も充実していました。振り返って見れば結構頑張れ…[続きを読む]
今日は久しぶりの美術館巡りの一日を過ごしました。何度もNOTE(ブログ)に書いてきましたが、制作と鑑賞は表裏一体で、自分の思索を深めるのに展覧会に行くのもそのひとつなのです。自分にとって作品に出会うワ…[続きを読む]
19世紀から20世紀にかけてパリで印象派が活気を呈していた時代に、日本の浮世絵等がヨーロッパで紹介され、その画面の構成や色彩の象徴化に感銘を受けた芸術家が多かったのは美術史が示すところです。横浜美術館…[続きを読む]
先日、横浜美術館で開催している「メアリー・カサット展」に行ってきました。メアリー・カサットはアメリカ人の女流画家で、19世紀から20世紀にかけて印象派の潮流の中で活躍した人でした。来日していた多くの絵…[続きを読む]
個展閉幕から一夜明けて、今日から新作の制作を開始しました。自分は個展の余韻に浸ることを敢えてやりません。振り返らず進んでいこうとする姿勢を自分の信条としているためで、間髪を要れず矢継ぎ早に作り続け、休…[続きを読む]
今日で6月が終わります。来月はいよいよ11回目の個展があります。そのため今月の制作工程は厳しさを増しました。ウィークディの夜にも工房に通ったので、工房稼働時間は今までにない最多時間だったのではないかと…[続きを読む]
表題は国吉康雄の絵画につけられた題名です。マスク(仮面)の魅力は、私も昔から憑かれていて、マスクが画題になる画家には一目置いているのです。たとえばベルギーの画家ジェームス・アンソール。アンソールは両親…[続きを読む]
橫浜のそごう美術館で「国吉康雄展」を開催しています。国吉康雄は戦中戦後を通してアメリカで活躍した日本人画家で、独特な作風で知られています。私は高校時代に国吉康雄のリトグラフと出会いました。描かれていた…[続きを読む]
先日の関西出張の折、京都国立近代美術館で開催中の「ポール・スミス展 HELLO、MYNAME IS PAUL SMITH」を見てきました。世界的なファッションデザイナーであるポール・スミスは、イギリス…[続きを読む]
京都に来る前、庭園を見たいという願望を持っていましたが、今回は庭園を見ることが出来ませんでした。計画では作庭家重森三玲による本坊庭園を見に東福寺に行こうと思っていました。仕事で京都に来ているので、やは…[続きを読む]
新作「発掘~環景~」が、6月11日の撮影までに間に合うかどうかという綱渡り状態が続いていますが、今月を振り返ってみると、そんな精神状態が緊張を孕み、制作一辺倒の1ヶ月だったように思えます。連休を含む週…[続きを読む]
東京上野の国立西洋美術館で開催中の「カラヴァッジョ展」で初公開された「法悦のマグダラのマリア」には大勢の鑑賞者が集まっていました。展覧会の目玉になる注目作には後光が差すような特別な雰囲気が漂っているの…[続きを読む]
カラヴァッジョの肖像を描いた1枚の絵があります。見るからにアクの強そうな風貌ですが、没後に描かれたものらしいので、真実を伝えているものかどうか定かではありません。画家カラヴァッジョは、殺人の罪を犯した…[続きを読む]
国公立美術館の金曜日は20時まで開館していて、仕事をしている者にとってこれは有り難い延長時間になります。週末を目の前にして、ぐったり疲れた身体を引きずって東京の美術館へ行くのは厳しいと思う面もあります…[続きを読む]