三連休の中日です。朝から工房に行って昨日から続いている厚板材の彫り込み作業をやりました。三連休の制作目標にしていた彫り込み作業は、今日の夕方には完成し、絵画的なイメージの作品は後に回すことにしました。…[続きを読む]
彫刻は主題を塊として表現する媒体で、その骨組みによって構築性のある作品が生まれます。空間の中に置かれた塊としての彫刻作品に対し、人は周囲を回ってその触覚的な凹凸を鑑賞するのです。美術館や画廊といった特…[続きを読む]
先週より2点目の新作に取り組んでいます。2点目の新作は絵画的なイメージからスタートしましたが、作業を進めていくうちに、これは絵画ではなく彫刻的な意識が働いていることに気づきました。若林奮先生が葉山の県…[続きを読む]
現在、葉山の県立近代美術館で展覧会を開催中の若林奮先生には、「地表面の耐久性について」と題する野外展示された大きな彫刻作品があります。まさに地表面に張りついた鉄の作品で、地中からその表面が現れた様相を…[続きを読む]
今日を日記風に綴るなら、朝7時に工房に行き、昨日から始めた2点目の新作の全体構成を厚板に下書きしました。まず第一歩として絵画的なアプローチをすることにしました。2時間やったところで自宅に戻りました。朝…[続きを読む]
先月、見に行った神奈川県立近代美術館葉山で開催中の「若林奮 飛葉と振動」展で、気になった作品群がありました。同展は特異な思考を具現化した彫刻家の全体像に迫る内容で、初期の鉄を用いた作品から晩年の庭の造…[続きを読む]
私が学校で彫刻を学んでいた頃、彫刻の研究室には池田宗弘先生がいて、共通彫塑の研究室には保田春彦先生や若林奮先生がいました。他にも彫刻界で活躍されていた方がいましたが、4年間自分が師事したのは池田先生で…[続きを読む]
今日は工房で作業をやった後、家内と自家用車で葉山にある美術館に出かけてきました。先日もそんな流れで美術館巡りをしましたが、今日は東京方面ではなく神奈川県三浦方面に行きました。美術館に行く予定があっても…[続きを読む]
彫刻の新作に取り掛かる前に、現行作品の延長として湧いてくるイメージがあります。いくつものイメージが現れては消えていきますが、その中で頭に刻み込まれるイメージをひとつ決めて、新作にするための具体案をまと…[続きを読む]
既に終わっている展覧会を取り上げて恐縮ですが、先日練馬区美術館で開催していた「舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに」に行ってきました。ギャラリーせいほうでの私の個展の前週が「舟越保武デッサン展」だったの…[続きを読む]
久しぶりに東京に展覧会を見に出かけました。それでも今日は工房での制作を休むわけにはいかず、朝6時に工房に行って陶彫成形用の大きなタタラを6枚用意しました。座布団大のタタラを掌で叩いて作るのに労力を使い…[続きを読む]
朝夕の暑さが少しずつ変わってきました。若干ですが、爽やかな空気の気配が感じられます。今日も朝から工房で新作の陶彫部品の成形に取り組んでいました。まだ初めの1個目を作っていますが、集合彫刻の場合は、最初…[続きを読む]
私が所属している研究会で、アート作品が都市計画の中に進出していく状況を、自分の挨拶の中で述べることにしました。私が幼い頃は、大人に美術館に連れて行ってもらって、抽象作品に触れていました。それだけでも子…[続きを読む]
表題は彫刻家池田宗弘先生が長崎の教会に設置したモニュメントのタイトルです。教会から発行された冊子に以下のような文章が掲載されています。「カトリック長崎大司教区は、日本の信徒発見150周年記念事業として…[続きを読む]
今日は年休をいただいて、師匠宅へ行って来ました。長野県東筑摩郡麻績村へ横浜の自宅から出かけるのに、東名高速の海老名から圏央道に、さらに中央高速の諏訪から長野道を車で直走り、途中お盆休みの渋滞に捕まりな…[続きを読む]
いよいよ個展の開催が迫ってきました。19日(日曜日)が搬入です。今回で10回目の個展になりますが、何回やっても緊張感は変わりなくハラハラドキドキ感があります。「発掘~群塔~」はギャラリーの左の壁際に、…[続きを読む]
家電量販店に行って洗濯機を購入しました。20数年前に購入した洗濯機を今まで使っていたと店の人に言ったら、よくぞ今まで何事もなかったと驚かれました。最近洗濯した衣類に小さなゴミがついていることに家内が気…[続きを読む]
彫刻家池田宗弘先生は、自分の大学時代の恩師です。先生の教えは彫刻の技法だけではなく、今でも自分の精神的な支えともなっています。先生が長野県東筑摩郡麻績村に住んで何年になるか忘れてしまいましたが、麻績村…[続きを読む]
今日は朝から夕方まで工房にいました。2人の若いスタッフがやってきて、いつもの週末の風景になりました。私は創作活動ではなく、工房内の整理整頓に努めました。今夏の個展で発表する作品が工房の一角に梱包されて…[続きを読む]
私が仕事から帰って玄関を開けると、一番に飼い猫のトラ吉が玄関に飛び出てきます。私のスーツのズボンの足元に身体を擦りつけてくるトラ吉を、慌てて家内が制しますが、着替えた後も私の足元を目がけて突進し、抜け…[続きを読む]
長崎県の端島に行ったのは2年前でした。上空から捉えた端島「軍艦島」は、自分の創作意欲を刺激する景観をしていて、どうしてもここに行かなければならないと思ったのでした。その日の朝は雨が降っていましたが、軍…[続きを読む]
「発掘~群塔~」と「発掘~丘陵~」の搬入用梱包を始めています。「発掘~群塔~」は木彫の接合された厚板7点、「発掘~丘陵~」は厚板の積層による土台4点があり、それらは全てビニールシートにエアキャップを貼…[続きを読む]
「楔(くさび)」は鋭角三角形をした道具で、ものを割ったり、隙間に打ち込んだりする用途があります。また物事と物事をかたく繋ぎ合わせるものという意味もあって、人間関係にも使われる場合もあります。6月のRE…[続きを読む]
いよいよ「発掘~群塔~」の最終工程である塗装の準備を始めました。大量の油絵の具が必要になるので、早めに購入しておきましたが、実際どのくらいの量が必要になるのか今も見当がつきません。明日、厚板の下塗りは…[続きを読む]
連休3日目を迎えました。今日ほど相原工房が賑わったことはありません。室内工房では若いアーティスト2人がそれぞれ平面作品に取り組んでいて、私は昨日から継続している木彫制作に挑んでいました。野外工房では家…[続きを読む]
2月22日に家内が陶彫制作の手伝いに来てくれました。その日は制作工程が進んで、大いに助かりました。NOTE(ブログ)に「サポート付き制作」として制作状況をアップしましたので、今回はその2回目になります…[続きを読む]
今夏発表する「陶紋」の制作にやっと入れました。今までオブジェとして作ってきた「陶紋」ですが、なにか日用雑貨として楽しめるモノが作れないかと考えて、ブックエンドとしても利用できるカタチにしました。縦長ピ…[続きを読む]
以前のNOTE(ブログ)に書いた記憶がありますが、夢の中で自分はもうひとつの人生を生きて、そこでも彫刻を作っているのです。その彫刻は人体を極限まで削り取った具象彫刻です。ジャコメッティとはちょっと違い…[続きを読む]
「発掘~群塔~」の木彫部分の粗彫りのゴールが見えてきました。鑿と木槌で彫りまくり、あと僅かで粗彫りが出来上がるところまでいきました。次の工程は仕上げになりますが、実は粗彫りと仕上げに区別はなく、敢えて…[続きを読む]
今日は朝8時から夕方4時まで工房にいました。「発掘~群塔~」の木彫が始まっていて、今日は8時間近くを木材を彫って過ごしました。言わば木彫三昧で、工房のあちらこちらに木屑が飛び散っています。まだ粗彫りの…[続きを読む]
東京国立博物館の「表慶館」で開催されている「インドの仏」展には、さまざまな様式を持つ仏像や神像が展示されています。「菩薩頭部」と題された漆喰の部分像は、まさに自分が学生時代に繰り返し描いた石膏デッサン…[続きを読む]