「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の第1章「生涯と批評」の中の「2 カラヴァッジョの影響と批評史 」の気になった箇所を取り上げます。「殺人を犯したカラヴァッジョは、犯罪者にして天才と…[続きを読む]
「土方久功正伝」(清水久夫著 東宣出版)の第九章「パラオ、サタワル島の人々との交流」の気になった箇所を取り上げます。久功は南洋諸島から日本に引き揚げてきて、さらに戦時中や戦後をとおして、南洋諸島がどう…[続きを読む]
今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「健康でいたい、そのために何をすればいいか、という課題はすべてストレスになります。…健康を害しています。横尾忠則」この言葉に著者の鷲田精一氏…[続きを読む]
最近の展覧会ではその場で図録の販売は行わず、予約販売という形式をとっているものがあります。展覧会を見た直後に図録で確認したいことがあっても、それが出来ない欠点はありますが、暫く経って送られてくる図録を…[続きを読む]
先日見に行った東京国立近代美術館で開催中の「棟方志功展」。回顧展としての代表作品が陳列する中で、いくつか自分の心に響いた作品がありました。有名な「二菩薩釈迦十大弟子」や「華狩頌」も久しぶりに眼前に登場…[続きを読む]
昨日、東京六本木にあるサントリー美術館で開催中の「激動の時代 幕末明治の絵師たち」展を見てきました。日本が鎖国から解放され、江戸から明治にかけての美術界の動向を伝えている本展は、まさに激動の時代を象徴…[続きを読む]
先日、東京上野にある国立西洋美術館で開催中の「キュビズム展」に行ってきました。20世紀美術史の潮流の中では有名なキュビズムですが、私自身はキュビズムの芸術家の持つ構成要素に興味関心があり、その作品を堪…[続きを読む]
昨日、東京世田谷にある世田谷美術館で開催されている「土方久功と柚木沙弥郎」展に行ってきました。世田谷美術館は砧公園にあり、野外には保田春彦先生の鉄の彫刻が置いてあります。レストランに向かう通路には若林…[続きを読む]
私は高校時代に美術の専門家を目指すことになり、高校教師に勧められて受験用の予備校に通うことになりました。そこでは石膏像を木炭紙に木炭でデッサンすることから基礎学習が始まりました。石膏像はギリシャ彫刻を…[続きを読む]
東京都美術館で開催中の「マティス展」。展覧会場の最後を彩るのは「ヴァンス・ロゼリオ礼拝堂」の下書きや構想でした。マティスが第二次世界大戦中に疎開した丘の町ヴァンスにその礼拝堂はあり、カトリック・ドミニ…[続きを読む]
昨日、上野にある東京都美術館で開催されている「マティス展」に行ってきました。平日で予約したにも関わらず入場口に列ができていて、マティスの人気の高さに驚きました。アンリ・マティスは野獣派(フォーヴィズム…[続きを読む]
このところ陶彫制作が続き、そろそろどこかの美術館に出かけたいと考えていました。今日は朝のうちに工房に出かけ、個展用の梱包作業をやっていましたが、昼まえに家内を誘い、東京上野にある東京都美術館に行きまし…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)を今日から読み始めます。本書はどこかの美術館のギャラリーショップで購入しました。頁を捲ると彫刻家ブランクーシの作品写真がたくさん出てきて、これはどういう書籍なのか確か…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)を読み終えました。デュシャンは芸術における概念の破壊者であることは伝わりましたが、意味が読み取れないものも結構多かったという感…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第四章 テクスティキュール」について、留意した箇所を拾います。そもそもテクスティキュールとは何か、小雑文集のことを指します…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第三章 批評家マルセル・デュシャン」について、実際に数多の芸術家を批評しているデュシャンの文章が残されていて、今回は前回の…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第三章 批評家マルセル・デュシャン」について、さらに気になった箇所を引用いたします。まず、1955年にNBC放送が撮影した…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第三章 批評家マルセル・デュシャン」について気になった箇所を引用いたします。まず序文で著者からこんな一文がありました。「こ…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第二章 ローズ商会」について気になった箇所を引用いたします。本章は前章ほどボリュームがあるわけではなく、デュシャンの造形と…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第一章 花嫁のヴェール」は、デュシャンの「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」という大きなガラスを使った代表作…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第一章 花嫁のヴェール」は、デュシャンの「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」という大きなガラスを使った代表作…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第一章 花嫁のヴェール」は、デュシャンの「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」という大きなガラスを使った代表作…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第一章 花嫁のヴェール」は多くの単元に分かれていて、そのうち最初の2つの単元で注目した文章を引用いたします。まずその「序文…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の巻頭にある「1958年の序文」の中で、気に留めた箇所を引用いたします。著者は序文の中にもマルセル・デュシャンという特異な芸術…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)を読み始めました。本書はどこで購入したのものか忘れていて、以前から自宅の書棚にあったものです。自分で手に入れておきながらデュシ…[続きを読む]
「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)を読み終えました。本書はシュルレアリスムの提唱者である詩人アンドレ・ブルトンの詳細な伝記である一方、シュルレアリスムとは何かとい…[続きを読む]
「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)の「第Ⅵ部 沸き立つモラル」の「第二章 互いの中の互い」についてまとめます。「歴史とともに歩み、歴史に判断を下すためにじゅうぶん…[続きを読む]
「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)の「第Ⅵ部 沸き立つモラル」の「第一章 上昇記号」(後)についてまとめます。「アルベルト・アインシュタインの核戦争の危機に関する…[続きを読む]
「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)の「第Ⅵ部 沸き立つモラル」の「第一章 上昇記号」(前)についてまとめます。「シュルレアリスムのモラル上の欲求を維持すること、そ…[続きを読む]
先日行った美術館でギャラリーショップに立ち寄りました。美術館のギャラリーショップの書籍欄には、一般的な書店では販売していない美術の専門書が数多く置いてあって、私は購買欲をそそられます。多少値が張るもの…[続きを読む]
「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)の「第Ⅳ部 革命の警鐘」の「第二章 狂気の愛から黒いユーモアへ」(前)についてまとめます。シュルレアリスムの国際化を踏まえ、オブ…[続きを読む]