Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

archive

note > 画家
2018.12.05

事前予約が必要な美術展に行ったのは、私は初めてだったかもしれません。それほど上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」には国際的に見ても貴重な作品が多数来日していると言っても過言ではありません。…[続きを読む]

2018.12.03

昨晩、常連にしている横浜のミニシアターに「チューリップ・フィーバー」を観に行ってきました。先日、東京上野にある上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」に行ったばかりで、私は17世紀オランダの風…[続きを読む]

2018.11.28

東京新橋で下車し、地下道を歩いていくと汐留の現代的な高層ビル群が見えてきます。パナソニック汐留ミュージアムはそんなビルの4階にあります。先日、同館で開催されている「ジョルジュ・ルオー展」に行ってきまし…[続きを読む]

2018.11.27

先日、東京上野にある国立西洋美術館で開催されている「ルーベンス展」に行ってきました。17世紀に生き、バロックの父と称される画家ペーテル・パウル・ルーベンスは、大きな工房を構え、膨大な宗教画や歴史画を遺…[続きを読む]

2018.11.26

東京上野にある東京国立博物館平成館で開催されている「マルセル・デュシャンと日本美術」展について追加のNOTE(ブログ)を起こします。本展のデュシャンの作品全体を改めて眺めてみると、美術史が長い間培って…[続きを読む]

2018.11.23

今日から三連休です。この三連休で陶彫成形を2個作りたいと考えています。先週末に引き続き、三連休は美術館へ行きたいとも考えていて、今日はその両方を計画していました。陶彫の作業は朝の時間を使って、大きめな…[続きを読む]

2018.11.19

先日、横浜にあるミニシアターで上映されていた「世界で一番ゴッホを描いた男」を観てきました。これは中国深圳市大芬(ダーフェン)にある世界最大の油画村を舞台としたドキュメンタリー映画でした。油画村では街全…[続きを読む]

2018.11.18

今日は工房での制作を止めて、家内と東京の博物館・美術館巡りをしてきました。朝8時に自宅を出て、東京上野に向いました。東京国立博物館平成館で左右の部屋を使って、コンセプトの違う2つの展覧会が開催されてい…[続きを読む]

2018.11.06

「『祇園祭礼図巻』がすごいのは、まずひとつには行列の情景や山鉾など詳細に記された記録的価値です。幕末の大火で焼失した山鉾も多くあるため、記録としての貴重さは増します。長い行列もすべて描き通している。し…[続きを読む]

2018.11.05

先日見に行った東京ステーションギャラリーの「横山崋山」展の情報が、奇しくも今朝職場にあった朝日新聞の「天声人語」に掲載されていました。横山崋山という名が「日本画の巨匠、横山大観とも渡辺崋山ともまぎらわ…[続きを読む]

2018.10.29

今朝の朝日新聞の「天声人語」は、人工頭脳(AI)が肖像画を描き、その作品が米ニューヨークの競売で4800万円で落札されたことを記事にしておりました。AIがついにここまできたかと思い、どんな絵画なのかネ…[続きを読む]

2018.10.22

先日、茅ヶ崎市美術館で開催されている「小原古邨展」に行ってきました。日本美術史の中で埋没していた芸術家が、これからさらに発見されて脚光を浴びることがあるのでしょうか。江戸時代の絵師伊藤若冲や奄美を描い…[続きを読む]

2018.10.12

「見えないものを見る カンディンスキー論」(ミシェル・アンリ著 青木研二訳 法政大学出版局)の中で、昨日は「点」について取り上げました。カンディンスキーの有名な著作である「点・線・面」の順番から言えば…[続きを読む]

2018.10.11

「見えないものを見る カンディンスキー論」(ミシェル・アンリ著 青木研二訳 法政大学出版局)を昨日に続いて取り上げます。画家カンディンスキーは抽象絵画の創始者であるとともに、当時バウハウスで講義した抽…[続きを読む]

2018.10.10

職場の私の部屋に置いてあるフランスの現象学者の書籍「見えないものを見る カンディンスキー論」(ミシェル・アンリ著 青木研二訳 法政大学出版局)を久しぶりに手に取りました。現在、フッサールの現象学に挑ん…[続きを読む]

2018.09.25

「晩年に専念した宗教的主題の作品において、15世紀のフランドル絵画を模範として取り入れたのは偶然ではない。かつて戦争中には同じように、ナポレオン風の身振りが描かれた大作(ジェリコー、グロ、ジロデ、ドラ…[続きを読む]

2018.09.22

先週に引き続き2回目の三連休がやってきました。先週と同じように3日間のうち1日を鑑賞に充てましたが、完全に制作を休むわけにはいかず、早朝と夕方は工房に行きました。鑑賞に出かける時間を考慮し、朝6時半に…[続きを読む]

2018.09.21

先日、東京上野の東京都美術館で開催している「藤田嗣治展」に行ってきました。昨日のNOTE(ブログ)で全体の感想を述べさせていただきましたが、藤田ワールドは乳白色の裸婦像に留まらず、さまざまな絵画表現に…[続きを読む]

2018.09.20

日本とフランスで活躍した画家藤田嗣治。今までも幾度となく展覧会で藤田ワールドに接してきました。おかっぱ頭にロイド眼鏡、そんなファッションでエコール・ド・パリの寵児となり、乳白色の下地に繊細な線描で表現…[続きを読む]

2018.09.15

三連休初日です。夏季休暇が終わり、仕事が始まったこの時期の三連休は、ちょっとした骨休みになって嬉しい限りです。私は公務員管理職と彫刻家の二足の草鞋生活なので、一日中ゆっくり休むことは出来ませんが、それ…[続きを読む]

2018.09.08

新作は陶彫部品の集合体による塔を2つ作り、それらが床で連結していくイメージがあります。塔の土台から根が這い出して次の塔へ繋がっていくのです。2つの塔の土台の床に接する広さはほぼ同じですが、高さが異なっ…[続きを読む]

2018.09.04

先日、常連になっている横浜のミニシアターに「モリのいる場所」を観に行ってきました。画家熊谷守一(モリ)は97歳の長寿を全うした人で、その風貌からして仙人のように思われていますが、老境に差し掛かった画家…[続きを読む]

2018.09.01

9月に入って最初の週末です。9月の制作目標は別の機会に書くとして、今日はNOTE(ブログ)でいつもやっているように、週末をどう過ごしたか、行動を記していきたいと思います。今日は映画や美術展の鑑賞があっ…[続きを読む]

2018.08.10

お盆休みが始まるため、山形新幹線の指定席確保が困難で、朝から予定していた山形県行きが午後になりました。山形県上山市にはもう30年以上も交流のある画家サイトユフジさんが住んでいます。ユフジさんとは20代…[続きを読む]

2018.08.06

島根県へ行ってみようと思った理由の1つが、足立美術館の存在でした。美術とはあまり縁のない知人たちが、美術館の庭園の豪華さに驚いた話をしてくれるので、まとまった休暇を取って一度足立美術館に足を運ぼうと思…[続きを読む]

2018.07.10

現在、職場で時折読んでいる「見えないものを見る カンディンスキー論」(ミシェル・アンリ著 青木研二訳 法政大学出版局)は、フランスの著名な現象学者がカンディンスキーの抽象絵画理論考察を試みた著作です。…[続きを読む]

2018.06.20

私の地元である横浜美術館は、企画が優れている美術館のひとつだと予てより思っていました。今回も例外ではなく、人体のヌードに焦点を当てた企画に私は興味津々でした。この企画展は数か国を巡回する大規模なもので…[続きを読む]

2018.05.21

先日観に行った映画の正式タイトルは「大英博物館プレゼンツ 北斎」と言います。江戸時代の絵師葛飾北斎の大掛かりな展覧会「Hokusai:Beyond the Great Wave」が、2017年5月から…[続きを読む]

2018.05.11

東京上野にある東京国立西洋美術館で開催されている「プラド美術館展」で、最も呼び声の高い芸術家はベラスケスです。ベラスケスは写実主義絵画の巨匠ですが、描かれた人物の風貌や静物の質感には、目を見張るような…[続きを読む]

2018.05.10

ゴールデンウィーク中の東京上野の賑わいは大変なもので、家内と私はそんな混雑を避けて、夕方の時間帯に東京国立西洋美術館に行ってきました。開催していたのは「プラド美術館展」。副題に「ベラスケスと絵画の栄光…[続きを読む]

2018.05.09

東京汐留にあるパナソニック汐留ミュージアムは、私にとって感度の高い企画展をやっていることが多く、交通の利便さもあってよく出かける美術館のひとつです。今回の「ジョルジュ・ブラック展」も絶対に見に行こうと…[続きを読む]