「白光」(朝井まかて著 文藝春秋)の「五章 名も無き者は」の前半部分をまとめます。聖像画家として日本各地に建てられつつあった正教会のために、山下りんは注文に応える日々を過ごしていました。亡きプウチャー…[続きを読む]
「白光」(朝井まかて著 文藝春秋)の「四章 分かれ道」の後半部分をまとめます。自らの信仰に疑問を持っていた山下りんは、駿河台の教会を離れることを主教に伝えました。りんが聖像画家になるためにロシア留学の…[続きを読む]
「白光」(朝井まかて著 文藝春秋)の「四章 分かれ道」の前半部分をまとめます。この章から山下りんの帰国から帰国後の生活に入っていきます。「ぺテルブルグを出立したのは明治十六年三月七日の午後一時半、汽車…[続きを読む]
「白光」(朝井まかて著 文藝春秋)の「三章 絵筆を持つ尼僧たち」の後半部分をまとめます。ロシアの修道院に到着した山下りんでしたが、ここでの生活は大変な摩擦が生じる辛いものだったようです。まず到着から修…[続きを読む]
11月の最終日になりました。今月を振り返ると、新作の陶彫制作が順調に進み、現在は大規模作品、中規模作品、小品6点のいずれも焼成済みだったり、乾燥を待っている作品もあり、何とか上手くいっているように感じ…[続きを読む]
現在読んでいる「白光」(朝井まかて著 文藝春秋)には、ロシアに留学し西洋絵画を学ぼうとする女性画家の姿が描かれています。日本人としては初の女性留学生ですが、やがて聖像画家となる山下りんのことです。彼女…[続きを読む]
「白光」(朝井まかて著 文藝春秋)の「三章 絵筆を持つ尼僧たち」の前半部分をまとめます。いずれ聖像画家になる山下りんはついにロシアに留学することになりました。前半ではペテルブルグに到着するまでの航路や…[続きを読む]
「白光」(朝井まかて著 文藝春秋)の「二章 工部美術学校」の後半部分をまとめます。この章では聖像画家山下りんが、西洋画の技法を学び、またキリスト教の洗礼を受けるまでの経緯が描かれていて、後半ではりんが…[続きを読む]
昨日、平塚市美術館で開催している「物語る 遠藤彰子展」に行って来ました。画家遠藤彰子氏には500号以上の大作が30点ほどあり、それだけでも破天荒なスケールを持った画家と言うことができます。絵はいずれも…[続きを読む]
毎週工房にやってくる美大受験生3人のうち高校3年生になる子が美大の推薦入試に合格しました。今日はその子の合格祝いを兼ねて、高校生3人を連れて平塚にある美術館に行くことにしました。後の2人は高校2年生な…[続きを読む]
「白光」(朝井まかて著 文藝春秋)の「二章 工部美術学校」の前半部分をまとめます。この章では聖像画家山下りんが、西洋画の技法を学び、またキリスト教の洗礼を受けるまでの経緯が描かれています。言わば日本で…[続きを読む]
昨日、埼玉県立近代美術館とうらわ美術館の2館で同時開催している「大・タイガー立石展」に行って来ました。タイガー立石はひとつの表現領域に拘らず、表現が推移していく中で、コマ割り絵画という連作を数多く作っ…[続きを読む]
先日、横浜のシネマジャック&ベティに、スウェーデン語で書かれたフィンランド映画「トーベ」を観に行きました。世界中で愛されるムーミンを創り出した芸術家トーベ・ヤンソン。彼女はどんな生涯を送ったのか、あの…[続きを読む]
「白光」(朝井まかて著 文藝春秋)の「一章 開花いたしたく候」をまとめます。聖像画家山下りんの郷里である茨城県笠間から東京に、りんが出てくるまでの経緯を描いたのが「一章 開花いたしたく候」です。小田秀…[続きを読む]
昨日、神奈川県立近代美術館葉山で開催されている「香月泰男」展に行きました。そこに展示されていた「シベリア・シリーズ」全57点は、圧倒的な迫力を持って私の心を捉えました。画家は大戦中にシベリア抑留生活を…[続きを読む]
今日は工房での制作を休んで、家内と神奈川県立近代美術館葉山に「香月泰男」展を観に出かけました。生誕110年という節目に初期から没年までの作品を概観できるとあって、私は必ず本展に行こうと決めていました。…[続きを読む]
先日から聖像画家山下りんの生涯を描いた小説「白光」(朝井まかて著 文藝春秋)を読み始めていますが、あれ?っと気づいたことがあります。私は以前のNOTE(ブログ)に山下りんを知らなかったと書いていますが…[続きを読む]
キリスト教の聖像画(イコン)を描いた画家山下りんを知ったのはいつ頃か、私は教職にあった頃に北海道を旅行して、道内のどこかのハリストス正教会に辿り着き、そこで初めて山下りんによるイコンを見たのでした。そ…[続きを読む]
「なぜ脳はアートがわかるのか」(エリック・R・カンデル著 高橋洋訳 青土社)の「第12章 具象芸術への還元主義の影響」をまとめます。本書は前章まで主に抽象芸術について論じてきましたが、それら還元主義の…[続きを読む]
「なぜ脳はアートがわかるのか」(エリック・R・カンデル著 高橋洋訳 青土社)の「第9章 具象から色の抽象へ」をまとめます。本章では2人の画家が登場します。マーク・ロスコとモーリス・ルイスです。2人の作…[続きを読む]
「なぜ脳はアートがわかるのか」(エリック・R・カンデル著 高橋洋訳 青土社)の「第7章 ニューヨーク派の画家たち」をまとめます。「ニューヨーク派のアーティストの多くは、『アートは無意識から生まれる』と…[続きを読む]
「なぜ脳はアートがわかるのか」(エリック・R・カンデル著 高橋洋訳 青土社)の「第6章 モンドリアンと具象イメージの大胆な還元」をまとめます。「初期の抽象画家のなかでもっとも急進的な還元主義者と言える…[続きを読む]
「なぜ脳はアートがわかるのか」(エリック・R・カンデル著 高橋洋訳 青土社)の「第5章 抽象芸術の誕生と還元主義」をまとめます。「脳科学者が学習や記録を研究するにあたって還元主義を採用し、非常に単純な…[続きを読む]
「なぜ脳はアートがわかるのか」(エリック・R・カンデル著 高橋洋訳 青土社)の「第1章 ニューヨーク派の誕生」をまとめます。本書は脳科学者の著した書籍ですが、第1章では現代美術がヨーロッパからアメリカ…[続きを読む]
私が学生だった頃は、現代彫刻に加えて日本の現代版画も存在感を示していて、私もドイツ表現派の影響で素朴な木版画を試みていました。銅版画家池田満寿夫や木版画家棟方志功が大きな国際コンクールで賞に輝いたこと…[続きを読む]
昨日、千葉県市原市にある市原湖畔美術館に「メヒコの衝撃」展を見に行きました。今年はメキシコ独立200周年になるそうで、メキシコと縁のある日本人芸術家8人による大規模な展覧会を見て、メキシコの独特な風土…[続きを読む]
「ピエロ・デッラ・フランチェスカ」(アンリ・フォション著 原章二訳 白水社)には最後に付録がついています。それはジョルジョ・ヴァザーリによる「ピエーロ・デッラ・フランチェスカ伝」です。ヴァザーリはルネ…[続きを読む]
三連休の最終日です。今日は敬老の日ですが、世界保健機関(WHO)の定義では高齢者は65歳以上となっており、私もついに高齢者に入るのかとちょっぴり寂しさを感じました。ということは私も老齢を敬われる歳にな…[続きを読む]
「ピエロ・デッラ・フランチェスカ」(アンリ・フォション著 原章二訳 白水社)の「第10章 結論の試みーピエロとフーケ」についてのまとめを行います。この章で本書は終わりますが、最後に付録があります。この…[続きを読む]
「ピエロ・デッラ・フランチェスカ」(アンリ・フォション著 原章二訳 白水社)の「第9章 晩年の作品」についてのまとめを行います。最初の文章に「芸術家の晩年はふつうの人の老年とはちがう。芸術家の老いはし…[続きを読む]
「ピエロ・デッラ・フランチェスカ」(アンリ・フォション著 原章二訳 白水社)の「第8章 世界像」についてのまとめを行います。この章には建築、風景、時という3つの単元があります。まず建築ですが、「ピエロ…[続きを読む]