Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 木材
2014.11.15

「発掘~群塔~」の屏風部分の全体構成を考える時がやってきました。今まで3点の屏風作品を作っていますが、いずれも六曲一隻です。つまり6点の板材を折り曲げて組み合わせているのですが、今回の作品は定型にはな…[続きを読む]

2014.09.13

三連休初日である今日は、3つの美術館へでかけた後、東京新宿にあるミニシアターで映画を観てきました。過密なスケジュールでしたが、充実した一日が過ごせました。たまたま家内に演奏の予定が入っていたため、今日…[続きを読む]

2014.07.07

現在読んでいる「視線とテクスト」(多木浩二著 青土社)に椅子に関する論考が掲載されていたので、興味を持って熟読しました。私は椅子やテーブルに学生時代から関心があり、若い頃は工業デザイナーを目指した時期…[続きを読む]

2014.04.27

今日の午前中は職場関係の仕事が入って休日出勤になりました。これは管理職になってから度々あることで、立場上仕方がないと決めています。その分、限られた午後の時間を有効に使うことで、制作ノルマを解消していま…[続きを読む]

2013.12.07

このところ数日間、体調が芳しくありません。職場では元気に働いていますが、夜になるとぐったりとして動けなくなるのです。夜の工房も今週は行っていません。RECORDも遅れがちです。今日は朝から工房に出かけ…[続きを読む]

2013.12.01

今日から12月です。師走というコトバ通り多忙を極める1ヶ月になるでしょう。毎年12月は矢の如く過ぎていく印象があります。今月は何をすべきか、よく考えていきたいと思います。差し詰め「発掘~増殖~」の焼成…[続きを読む]

2013.11.27

自分は学生時代からの書籍が捨てられずに書棚に残しています。古いものは黄ばんで埃を被っています。部屋の周囲を取り囲んでいる書棚は、もう書籍で埋め尽くされている状態で、床にも積んであり、足の踏み場がなくな…[続きを読む]

2013.10.09

塔のイメージが頭を過ったのは今年初めの頃でした。まだ「発掘~地殻~」の制作が佳境に入っていて木材に鑿を振っていた時でした。こんな時にどうして別の作品のことが頭に浮かぶのか自分でも理解できませんが、ひと…[続きを読む]

2013.09.29

例年5月に個展用の図録撮影がありますが、陶彫作品だけでなく、自分にはRECORDと称するポストカード大の平面作品があります。毎晩自宅で作っている小さな作品ですが、塵も積もればの感があって作品点数はかな…[続きを読む]

2013.09.16

三連休の最終日にあたる今日は台風18号の影響で朝から暴風雨に見舞われていましたが、午前中から工房にいて板材の組み立て作業に追われました。板材ユニットを円錐状に配置し、これを構造体にして陶彫部品を接合さ…[続きを読む]

2013.09.15

台風18号が関東地方に迫る中、朝から工房で制作三昧でした。午前中の雨風は相当激しかったのですが、午後は晴れ間が覗きました。湿度は高かったものの気温は凌ぎやすく楽でした。今日から木材加工と併行して土練り…[続きを読む]

2013.09.07

先週末に厚板を切断し、今日は厚板の部品が円錐形になるように組み立てを始めました。新作の塔は陶彫部品を厚板にそれぞれ接合して、完全に板材を陶彫が覆ってしまう構造になります。重量のある陶彫部品を複数接合す…[続きを読む]

2013.08.31

陶彫による円錐状の塔を作るため、その構造となる厚板材を大量に購入しています。この厚板材を切断加工して円錐状のカタチを作り、そこに陶彫部品を接合していく予定です。既に雛型が出来ていて、切断する角度は雛型…[続きを読む]

2013.08.01

8月1日になりました。今日は生活習慣病検診があって、職免をいただいて午前中は病院に行きました。胃の検診でバリウムを飲むので、午後は職場に行かず、今日も昨日と同じ夏季休暇の半日分を取りました。自分はバリ…[続きを読む]

2013.07.31

昨日見た幽霊や妖怪の展覧会の後で、墓に関する彫刻や建築の展覧会は夏らしい涼を感じさせるものですが、「墓は語る」という表題のついた展覧会は前から行こうと決めていたので納涼の意図はありません。同展を開催中…[続きを読む]

2013.07.24

昨夜、BSフジで伊勢神宮の式年遷都に関する番組をやっていて、こうした内容が大好きな自分は楽しみに番組を見ていました。内容は20年に一度新しい社殿を建て直すもので、伊勢神宮はこれを千年以上も繰り返してい…[続きを読む]

2013.05.29

日曜日の夜、BS朝日で「惜櫟荘ものがたり」を放映していました。岩波書店の創始者が自ら拘りをもって建てた惜櫟荘。僅か30坪の小さな別荘ですが、使われている素材は贅沢なものばかり。しかも目立たないところに…[続きを読む]

2013.04.14

自分の立体作品は木材を塗装したり、部分的に炭化させることがあります。陶彫は焼き締めるので塗装はしていませんが、陶土を混合し、多少のニュアンスが出ることを制作意図にしているので、木材で行っている素材変容…[続きを読む]

2013.04.09

今年発表する「発掘~地殻~」は6点の屏風から成る半立体作品です。部品を組んだ陶彫集合体と集積材を使った木彫を合わせてひとつの表現にしています。屏風なので、陶彫部品はそれぞれボルトナットで垂直な厚板面に…[続きを読む]

2013.03.04

ウィークディの夜に工房に出かけると、外は静まりかえっていて僅かな音でも響きます。工房は植木畑に建っていますが、その周囲には民家が軒並み建っていて、騒音が出る電動工具はもとより、木槌で鑿を叩く音も迷惑で…[続きを読む]

2013.02.24

今日は朝8時から夕方4時までの8時間、工房で木彫をやっていました。外では親戚の叔父が若い庭師を2人連れてきて、工房周辺の植木の剪定をやっていました。工房は植木畑にあるので、時折父方の親戚が隣接する家に…[続きを読む]

2013.02.11

今日で三連休が終わりました。陶彫追加制作と木彫荒彫りに明け暮れた三連休でした。陶彫の追加分の方は何とかなりそうです。木彫の方はコツコツやっているにも関わらず、思ったより進まない状況です。昨年のように厚…[続きを読む]

2013.02.01

2月になりました。「発掘~地殻~」の制作が佳境を迎えています。今月は「発掘~地殻~」の木彫部分の制作に明け暮れる1ヶ月になりそうです。今まで作ってきた陶彫は可塑性のある陶土を使うモデリングで、成形する…[続きを読む]

2013.01.17

NOTE(ブログ)のアーカイブを見ていると、昨年のこの時期に風邪をひいて喉に違和感があったようです。昨年の今頃は「発掘~混在~」の箱作りが始まっていて、週末は厚板に一所懸命彫り込みをしていました。喉の…[続きを読む]

2013.01.13

三連休の中日です。朝から工房に篭って木彫の荒彫りをやっていました。なかなかイメージ通りにならず、何度も木材に鉛筆で線を書き込んでは消していました。蔓のような木の根のようなモノが蛇行して這っていく状況を…[続きを読む]

2013.01.06

昨日から「発掘~地殻~」の木彫を始めています。幅広の鑿を使って木材の面取りをしました。まだ1点目も出来上がらずに夕方になってしまい、鑿と木槌を置きました。思っていたより時間がかかります。どうしていこう…[続きを読む]

2012.12.27

木彫家江口週は、いわゆる日本の伝統的な木彫とは異なる世界観を持つ彫刻家です。木材を構成する造形作家と言った方がいいかもしれません。難波し大海を漂った巨大な木造船の残骸が渚に打ち寄せられて、その大いなる…[続きを読む]

2012.10.05

どこまで修整が許せるか、これは作品制作における素材が意図に反して起こすアクシデントのことです。自分の制作を突き詰めていく修整(修正)のことではありません。たとえば木彫における木材の裂け目、石彫における…[続きを読む]

2012.09.11

現在制作中の「発掘~地殻~」は陶彫部品と木彫とを組み合わせていこうと思っています。我が国の木彫は仏像彫刻を初めとする長い歴史があります。伝統工芸品にしても緻密さや美しさでは特筆に値する木工技術を誇って…[続きを読む]

2012.07.31

今日で7月が終わります。今月は東京銀座での個展があったためか月日が経つのが早く感じました。個展は搬入時に1年間の創作活動の結果が出ると自分は認識しています。実際は5月の図録撮影時に作品は完成しているの…[続きを読む]

2012.05.26

今日は疲れていました。昨晩は管理職の仲間が集まって夜遅くまで飲み会をやっていて、今朝は6時前に職場に行って2時間程度の仕事をしていました。その後、工房に行き、新作陶彫作りのために陶土を練っていましたが…[続きを読む]