Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

archive

note > イメージ
2013.01.01

新しい年になりました。横浜は穏やかな天候に恵まれ、自宅から富士山が鮮やかに見えました。2013年をどういう一年にしたいか、新年にまずイメージを持とうと考えました。小さな目標はそのつど設定しますが、時間…[続きを読む]

2012.12.27

木彫家江口週は、いわゆる日本の伝統的な木彫とは異なる世界観を持つ彫刻家です。木材を構成する造形作家と言った方がいいかもしれません。難波し大海を漂った巨大な木造船の残骸が渚に打ち寄せられて、その大いなる…[続きを読む]

2012.12.03

自分は彫刻の制作を通して表題のようなテーマを考えましたが、生活全般にわたって苦労が報われる瞬間があると思います。もちろん徒労に終わることもあります。彫刻制作に関して言えば、彫刻を始めた若い頃に比べれば…[続きを読む]

2012.11.29

来年の個展に発表する作品は、現在制作中の屏風「発掘~地殻~」に加えて、床置きの「発掘~連築~」を考えています。「発掘~連築~」は過去自分が制作した陶彫の中では、一つひとつの部品が大きく相原工房の窯で焼…[続きを読む]

2012.11.21

かつて木彫によるテーブル彫刻「構築~包囲~」と「構築~解放~」を作りました。サークル状の厚板を複数の細い柱で支える構造で、量というよりは線と面で構成される軽やかな作品として作ったつもりです。この作品の…[続きを読む]

2012.11.09

スポーツにはトレーニングがつきものですが、創作行為や物事の発想にもトレーニングが必要だと感じます。創作における日々のトレーニングは、イメージ力を高めると確信しています。私の場合のトレーニングはRECO…[続きを読む]

2012.10.14

新作のイメージは制作の途中で突如湧くことが多く、今回は何かが天上から降りてくるような錯覚を持ちました。「発掘~地殻~」は既に2012年5月から制作が始まっていますが、題名は先日思いついたばかりです。当…[続きを読む]

2012.09.24

「陶彫で遺跡からの出土品みたいな抽象オブジェを作り、それらを屏風パネル、箱形置き物、残決単品の三様に仕立てて展示。これも新品を古物に偽装しているその意外性が趣向であり、見せどころとなっている。」という…[続きを読む]

2012.09.19

最近のRECORDに色鉛筆を多用しています。RECORDとは自分に課した一日1点作品を作るもので、大きさはポストカード大、机上で出来る小さな絵画と考えています。今までいろいろな技法を使いましたが、鉛筆…[続きを読む]

2012.09.16

本来なら雛型を作ってから彫刻制作を進めたいところですが、時間がなくて大まかなエスキースで実寸の彫刻に取り掛かっています。前にエスキースを細部まで描いたこともありましたが、予め出来上がったエスキースがあ…[続きを読む]

2012.09.12

毎日1点ずつポストカード大の作品を作り続けています。RECORD(記録)と称しています。毎年、東京銀座で発表をしている彫刻は、まとまった時間がないと作れませんが、RECORDは一日1時間程度で下書きを…[続きを読む]

2012.09.11

現在制作中の「発掘~地殻~」は陶彫部品と木彫とを組み合わせていこうと思っています。我が国の木彫は仏像彫刻を初めとする長い歴史があります。伝統工芸品にしても緻密さや美しさでは特筆に値する木工技術を誇って…[続きを読む]

2012.09.05

手元に「月歩き」(庄司利音著 新風舎)という詩画集があります。詩人の庄司利音さんが詩も絵も手がけたもので、詩は絵の説明ではなく、絵は詩に付随するものでもありません。詩と絵が別々の世界観をもち、2つの表…[続きを読む]

2012.08.29

今夏、石川県金沢に出かけた目的のひとつは金沢21世紀美術館を見てくることでした。昔、金沢を訪れた時には金沢21世紀美術館はありませんでした。美術館は兼六園に近い場所にありました。円形をした開放的な建物…[続きを読む]

2012.08.07

一日1点ずつポストカード大の平面作品を描いています。RECORD(記録)と称して6年目を迎えています。毎月テーマを決めて、さらに5日間で展開する画面にしています。この方法はその日その日で新たにイメージ…[続きを読む]

2012.08.04

今日は週末なので朝から工房にいました。ただし、この1週間は仕事から帰ると工房に出かけ、2時間程度制作をやっていました。日によっては1時間が限界という時もありました。その制作の流れのまま週末を迎え、今日…[続きを読む]

2012.07.31

今日で7月が終わります。今月は東京銀座での個展があったためか月日が経つのが早く感じました。個展は搬入時に1年間の創作活動の結果が出ると自分は認識しています。実際は5月の図録撮影時に作品は完成しているの…[続きを読む]

2012.07.15

この三連休は充実しています。昨日は東京銀座のギャラリーせいほうでの個展に備えて作品を搬入しました。今日はギャラリーが休みで、明日がオープニングになります。作品は搬入・飾りつけが終わってしまうと万事休す…[続きを読む]

2012.07.12

ウィークディは公務員、週末は彫刻家として余裕のない日々を過ごしている自分ですが、時間があれば工房内の室内環境を整えたり、倉庫の効率化を図ったりしたいと願っています。さらに願うことは雛型を多く作ってみた…[続きを読む]

2012.07.07

やっと週末になり、制作三昧といきたいところですが、明日が休日出勤日のため今日のうちに大きな新作陶彫の彫り込み加飾と次の成形をやっておきたいと決めていました。やや焦り気味になって朝早くから工房に篭ってい…[続きを読む]

2012.07.06

最近見た夢の話です。どこか美術系大学の敷地の片隅のような場所に自分の作品が置いてありました。コンクリートの建物の庇の下にちょっとしたスペースがあって、そこにシートで覆われた巨大な直方体がありました。シ…[続きを読む]

2012.06.26

現在制作中の新作屏風に接着する陶彫部品には、渦巻きの彫りこみ加飾をしています。渦巻きは自分のイメージに再三現れてきます。内から外へ、または外から内へ導く動きが渦巻きにはあって、カタチに緊張感を持たせつ…[続きを読む]

2012.06.07

新作屏風を作り始めて感じたことを書きます。NOTE(ブログ)はHPとして公開していますが、それを承知で自分のメモで使っていることが結構あります。今回は制作の裏事情ですが、自分の備忘録として記そうと考え…[続きを読む]

2012.06.05

一日1点ずつポストカード大の平面作品を作って、RECORD(記録)と称しています。内容として毎月テーマを決めて、さらに5日間で展開するシステムをとっています。これは日々の多忙を言い訳にしていて自分とし…[続きを読む]

2012.05.31

昨年のNOTE(ブログ)の5月最終日に1ヶ月を振り返るコメントを書いています。5月は1年間の制作工程において重要な1ヶ月なのです。5月は今年発表する作品の図録の撮影があって、そこで作品に区切りをつけま…[続きを読む]

2012.05.29

今回の7月個展の図録について、印刷前の色稿を基にした最終打ち合わせを今晩持ちました。自分の勤務の関係で夜の時間帯にカメラマンとアートディレクターが自宅にやってきました。図録は自分の意向を反映してもらい…[続きを読む]

2012.05.28

5月末になり気温が上昇してきました。梅雨入り前のとても気持ちのよい時季です。週末の制作疲れを抱えながら、今日も職場で仕事をしていましたが、ややもすれば新作のイメージが頭を過ります。自分の創作に対するヴ…[続きを読む]

2012.05.27

来年完成予定の新作は、木彫浮き彫りが主体となった三双屏風です。ただ木彫だけではなく自分の特徴とする陶彫部品が加わります。陶と木の組み合わせによる造形は、自分が20年来作り続けてきたもので、新作もその展…[続きを読む]

2012.05.25

過日、横浜美術館で開催中の「マックス・エルンスト」展に行き、何点かの作品に魅せられました。自分は偶発的かつ間接的な技法を利用した比較的大きめの油彩が気に入っています。とくにデカルコマニーの面白さを自分…[続きを読む]

2012.05.19

今日の午前中は7月個展に出す作品の梱包を行い、午後になって来年の新作に向けて歩き出しました。新作は木彫レリーフによる三双屏風で、陶彫部品を埋め込むのは「発掘~混在~」と同じですが、木彫部分がかなり異な…[続きを読む]

2012.05.09

先日、横浜美術館で開催中の「マックス・エルンスト展」に行ってきました。シュルレアリスムの主流な芸術家の一人であるドイツ人画家マックス・エルンストは、画風がシュルレアリスムであるなしに関わらず、自分はそ…[続きを読む]