先日、東京汐留ミュージアムで開催中の「モローとルオー」の展覧会に行ってきました。フランスの画家ギュスターヴ・モローは、自分がオーストリアにいた頃に知った画家でした。もうかれこれ30年前になりますが、私…[続きを読む]
地を這うカタチとして制作を続けている新作に「発掘~増殖~」という題名をつけました。無限に広がっていく植物的な生命体が脳裏にあって、当初は画廊空間全体に蔓延らせるイメージがありました。大地を這うように広…[続きを読む]
新作「発掘~層塔~」を作り始めているせいか、いつも塔のイメージが脳裏を過ります。「発掘~層塔~」のイメージは固まっていますが、塔には様々な形態があり、また造形的刺激を受ける建造物も多いのです。塔は見上…[続きを読む]
塔のイメージが頭を過ったのは今年初めの頃でした。まだ「発掘~地殻~」の制作が佳境に入っていて木材に鑿を振っていた時でした。こんな時にどうして別の作品のことが頭に浮かぶのか自分でも理解できませんが、ひと…[続きを読む]
地球規模の地図を見ていたら、森林を開墾しながら街が菌のように広がって、まるで傷口にかさぶたができたように思えました。例えが悪いのですが、私たちの住む都市は俯瞰すると決して美しくはなく、宇宙から青く見え…[続きを読む]
今月のRECORDのテーマを「渦」にしました。渦巻紋や直弧紋のことを先日来よくNOTE(ブログ)にアップしていますが、実際に図版資料をもとにキュビズム紋と言われる直弧紋を自分なりに試みてみたい意欲に駆…[続きを読む]
このところ連日NOTE(ブログ)にアップしていますが、今日も「渦巻紋と輪廻転生」(藤田英夫著 雄山閣)から引用した論考を使ってNOTE(ブログ)を書きます。「縄紋人の心を探求するとき、物の外観だけで判…[続きを読む]
現在読んでいる「渦巻紋と輪廻転生」(藤田英夫著 雄山閣)の最初の方にこんな記述があります。「連続した沢山の渦巻紋で太陽を表現する理由は、インドの太陽神伝説を知れば分かる。即ち『太陽神スリャは、日中は恋…[続きを読む]
来年の個展に向けて新作に取り組んでいますが、地を這うカタチは順調に進んでいます。もうひとつの塔を形作る集合彫刻は、構造体になる木組みを考えなければならず、紙で雛型を作ってから取り組むことにしました。雛…[続きを読む]
今日は菩提寺に母と家内と3人で墓参りに行きました。昨晩、私が墓参りをしようと言い出したので、家内は私が言い出すなんて珍しいと言っていたのでした。墓場に行くと墓石の前に置かれていた亡父の愛用していた茶碗…[続きを読む]
今月のRECORDは今夏の旅行を当てたテーマでやっていこうと決めました。長崎に行く前はイメージで絵を描き、軍艦島に行ってから撮影資料をもとにRECORDを作っています。長野県にも師匠の池田宗弘先生を訪…[続きを読む]
昨日の温度が36度。今日の午後に工房の温度計は37度を指していました。朝から工房で制作をしていると、見る見る汗が噴出してきてシャツはびっしょりになりました。今日も昨日に引き続き何度もシャツを替え、頭に…[続きを読む]
8月1日になりました。今日は生活習慣病検診があって、職免をいただいて午前中は病院に行きました。胃の検診でバリウムを飲むので、午後は職場に行かず、今日も昨日と同じ夏季休暇の半日分を取りました。自分はバリ…[続きを読む]
個展が終わり、来年に向けて気持ちを高めています。「発掘~地殻~」の世界をさらに煮詰めていこうと考えていて、一部制作を始めています。ギャラリーの床面を使った地を這うカタチと、斜めにした板材に陶彫部品を取…[続きを読む]
週末になると朝から工房に籠って制作三昧になります。陶彫は何年やっていても新たな困難に直面します。新作ごとにイメージしたカタチを作るので、その時その場面で新たな問題が生じるのです。成形上の定型がない故に…[続きを読む]
「発掘~地殻~」は樹木の根が大地を覆う中に、生命体のような都市が息づくイメージを、陶彫と木彫を素材に具現化したものです。都市には興亡があり、歴史の移ろう中で遺跡となって樹木に覆われ、やがて自然に還って…[続きを読む]
川の流れ、人の流れ、時の流れ…「流」というコトバには諸行無常の響きがあります。このコトバは安住の地を求めない流離人のようで、繰り返すように見える日常でも、決して同じ繰り返しはあり得ず、限りある命を生き…[続きを読む]
今日は朝から工房にいて制作三昧でした。現在、新作として地を這うカタチを作っています。陶彫部品を組み合わせるのは従来通りですが、丸みを帯びたカタチが連結して床を這うように広がっていくイメージがあります。…[続きを読む]
横浜駅地下街の古書店で見つけた「土方久功詩集 青蜥蜴の夢」を読み始めました。詩集は通勤電車の中で内容把握が難しいと思ったのですが、読み始めてみると、具体的で分かりやすいコトバで綴られているので、通勤時…[続きを読む]
先日、目黒区立美術館で開催中の「佐脇健一 未来の記憶」展に行ってきました。まず、鉄やブロンズに鋳造された近現代建築を模した雛型が目に飛び込んできました。その重量感、しかも荒廃し錆びついた素材の存在感に…[続きを読む]
今日は朝から夕方まで工房に篭って制作三昧でした。今日は新作陶彫の成形を行っていましたが、改めて成形の難しさを実感しました。陶芸は電動ロクロの技術に熟練を要します。何度も同じものを作っていくうちに手馴れ…[続きを読む]
今日は朝から工房にいました。新作の成形に手を入れた後、表面に彫り込み加飾を行いました。陶土がちょうどいい乾燥具合になっていたので、ヘラや掻き出しベラを使って、矩形の彫り込みを施しました。身体中全てが陶…[続きを読む]
このところ美術展によく出かけています。感想の機会を改めて持つと断言しているので、最近出かけた順番に展覧会の感想をアップしていきます。まず、連休中に出かけた町田市立国際版画美術館。同館で開催していた「空…[続きを読む]
木彫土台のひとつが野外撮影の際に風で倒れ、多少の修整をしなければならなくなりました。後輩からラッシングベルトを借りて午前中に接着固定をしました。破損個所が最少で良かったと思っています。午後は新作への第…[続きを読む]
ポストカード大の平面作品RECORDは文字通り「記録」する目的で、一日1点の作品を作り続けています。7年目を迎え、作品数は2000点を超えています。日記と言うより現在はイメージの蓄積を目標としているの…[続きを読む]
毎年の恒例行事になっている栃木県益子の陶器市と茨城県笠間の陶炎祭の見物。親友が笠間で陶芸を始めて何年くらいになるでしょうか…。自分たちが彼の地に行き始めたのは、親友がデザイナーから陶芸家に転身するずっ…[続きを読む]
5月になりました。3日からゴールデンウィークの後半四連休が始まり、4日には毎年恒例になった益子・笠間へ友達に会いに行きます。6日には個展図録のための撮影会があります。今年夏に東京銀座で発表する作品がこ…[続きを読む]
今月のRECORDのテーマを「跳」にしています。新年度が始まる4月に相応しいと思い、気分が昂揚する「跳」を選びました。「跳」的イメージはオリンピックの高跳びや動物の跳躍を思いつきましたが、古今東西の美…[続きを読む]
4月に入って一日1点のRECORD制作が厳しいと感じています。公務員としての仕事、彫刻家としての制作が押せ押せで、夜は疲れてしまってRECORDの小さな白い画面を見るのが苦痛になっています。何も描かれ…[続きを読む]
「発掘~地殻~」は6点のレリーフを屏風として展示する予定で、それぞれ壁面には陶彫と木彫を組み合わせて凹凸による空間を作ります。陶彫部品は全て出来上がりました。陶彫を囲むように木彫を配置していて、その木…[続きを読む]
RECORDは小さいながらもパワーが必要な媒体で、日々刺激を味わっています。一日1点制作という自分に課した創作行為は、時として厳しい局面に差し掛かることがあります。日記のように一日を単純に記録するもの…[続きを読む]