Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 木彫
2015.05.01

制作に弾みをつけたい5月になりました。明日から始まる5連休に期待が高まります。5連休の目標は「発掘~群塔~」の屏風部分に接着する木彫の完成です。現在粗彫りが終わって仕上げにかかっています。全7点のうち…[続きを読む]

2015.04.19

週末になると工房で制作を続けていて、その進み具合をNOTE(ブログ)にアップしています。現在は木彫をやっていて、単調な作業に明け暮れているため、新たな進展として書ける内容がありません。そこで今回は工房…[続きを読む]

2015.04.18

昨晩のカメラマンとの打ち合わせで、新作の完成ゴールがはっきりしました。制作は断然やり易くなり、今日も朝から工房に篭って「発掘~群塔~」の木彫の作業に明け暮れました。毎週末に作業をやっていて気づいたこと…[続きを読む]

2015.04.17

今年で10回目になる東京銀座のギャラリーせいほうでの個展。10回分の作品の優劣はあるにしても、自分としては少しずつハードルを上げて作品を作ってきたつもりです。昨年は「発掘~層塔~」の陶彫部品の多さに手…[続きを読む]

2015.04.12

今日は心地よく晴れて、いかにも春らしい日和になりました。朝8時に家内と選挙に出かけ、その後は工房で制作に没頭しましたが、今日は千客万来の一日になりました。まず美大に勤務が決まった中国籍のアーティスト、…[続きを読む]

2015.04.11

「発掘~群塔~」の木彫部分の粗彫りのゴールが見えてきました。鑿と木槌で彫りまくり、あと僅かで粗彫りが出来上がるところまでいきました。次の工程は仕上げになりますが、実は粗彫りと仕上げに区別はなく、敢えて…[続きを読む]

2015.04.05

相原工房は亡父の残してくれた植木畑にあります。畑と言ってもそれほど広大ではなく、周囲には住宅が建っていて、工房の窓から周囲にある民家のベランダが見えます。晴れた日にはベランダに洗濯物が干してあります。…[続きを読む]

2015.04.04

4月になって最初の週末です。今日は朝8時半から夕方4時まで工房に篭りました。「発掘~群塔~」の木彫部分の粗彫りを先週に引き続きやっています。屏風になる板材の数が多いので、なかなか木彫部分も時間がかかり…[続きを読む]

2015.03.29

今日は朝8時から夕方4時まで工房にいました。「発掘~群塔~」の木彫が始まっていて、今日は8時間近くを木材を彫って過ごしました。言わば木彫三昧で、工房のあちらこちらに木屑が飛び散っています。まだ粗彫りの…[続きを読む]

2015.03.24

東日本大震災で被災した東北地方の寺院に伝わる貴重な仏像が、東京国立博物館で見られると知って、先週金曜日の夜に出かけていきました。同展に出品されていた仏像で、まず眼を引いたのは岩手県天台寺から来た聖観音…[続きを読む]

2015.03.22

「発掘~群塔~」の土台部分になる木彫を始めました。先週末は木材を切断して、それぞれの場所に置きました。今日から鑿と木槌で彫っていくことになります。まず削ぎ落とす部分にチェンソーで等間隔に切り込みを入れ…[続きを読む]

2015.03.15

今週末は「発掘~群塔~」の木彫部分の制作に入っています。陶彫部分でもまだ仕上げや化粧掛け、窯入れしていない作品が多く残っていますが、木彫と併行して制作することに決めました。木を彫る前に木材を鋸で切断し…[続きを読む]

2015.03.14

今週末で陶彫から木彫へ作業が移行することになりそうですが、今日のところは木材を陶彫を配置した画面に置いて、全体のバランスを見る程度に留めました。木材に切断する箇所のデッサンを施し、陶彫との関係を考えま…[続きを読む]

2015.03.09

「発掘~群塔~」は、うねる大地に点在する数々の塔を表現しようと意図したもので、大地の部分は木彫彩色で表そうと考えています。緩やかな曲面を彫り跡を残して浮き彫りし、ひとつは屏風に、ひとつは床置きにする予…[続きを読む]

2015.03.08

「発掘~群塔~」の陶彫部品が全て完成し、乾燥を待つところまで制作工程を進めました。乾燥が進んだ陶彫部品から仕上げと化粧がけを行い、窯に入れていきます。今週後半に窯入れを予定しています。今週前半は毎晩工…[続きを読む]

2015.03.07

先月からずっとウィークディの夜に工房に来て、「発掘~丘陵~」の彫り込み加飾をやっています。一日1点ずつ小さな円筒に様々な彫り込みを入れています。彫り込み加飾が終わった作品は23点なりました。残り17点…[続きを読む]

2015.03.02

先日見に行った横浜のそごう美術館で開催中の「円空・木喰展」で注目した作品は、まず円空の円空たる彫刻「護法神」です。円空と言えども初期の頃は、仏像の詳細部分をかなり作り込んでいて、後期に見られる鑿で表情…[続きを読む]

2015.03.01

3月になりました。今月は年度末のため職場では大きなイベントが予定されています。出会いと別れの季節でもあります。時期としては職場関係で慌しいことが続きますが、制作工程でも先月を凌ぐ慌しさがあります。今日…[続きを読む]

2015.02.27

今日は午後に横浜駅周辺にあるビルで会議があったため、昼過ぎに職場を出ました。横浜駅の雑踏の中を歩いていると「そごう美術館」で開催されている円空と木喰の仏像による展覧会のポスターが目につきました。「微笑…[続きを読む]

2015.02.01

2月になりました。2月の初日が日曜日なので、今日はひたすら制作に明け暮れていました。どうしたら成形に拍車がかかるかを考えても、集中力に限界があって理想通りにはいきません。もうひとりの自分がいてくれたら…[続きを読む]

2015.01.17

昨年も「発掘~層塔~」を作り上げていく過程で、土練・タタラ・成形・彫り込み加飾・乾燥・仕上げ・化粧掛け・焼成のうち、放置しなければならない乾燥と焼成を除いて、それぞれの制作工程が効率よく回るための制作…[続きを読む]

2014.12.23

先日から体調が芳しくなく創作活動が停滞しています。昨日は完全に制作を休止し、今日はまずRECORDから始めてみました。何とか食欲が出てきたので、今日は自宅でのRECORD制作の後、工房に出かけ、2日前…[続きを読む]

2014.11.25

上野の東京国立博物館で開催中の「日本国宝展」では印象に残った作品が多く、まず何を取上げようか迷いましたが、最後の部屋に展示されていた快慶による仏像を取上げることにしました。善財童子立像と仏陀波利立像の…[続きを読む]

2014.09.20

「発掘~群塔~」は陶彫と木彫を併用するので、陶彫部品を早めに作らなければなりません。展示に壁と床を使うため、その土台となる木彫部分の範囲は大きくなります。時間があれば雛型を作りたいところですが、分かっ…[続きを読む]

2014.09.02

壁と床の両方を設置場所にする新作に「発掘~群塔~」という題名をつけました。壁面は屏風にしてそこから突き出る陶彫を複数配置します。床にも陶彫の塔を複数配置して、屏風と床面が一体化した空間を創り上げようと…[続きを読む]

2014.07.27

工房に行きましたが、あまりの暑さのため工房での制作を断念しました。昨日ギャラリーから搬出してきた木箱を確認して、毎年呉服屋さんの女主人から個展用に贈っていただいているランの花を、搬出荷物の中から取り出…[続きを読む]

2014.04.23

夜になって帰宅してから工房に行きました。窯出しと窯入れをするためです。自分が20年近くやっている陶彫は、最終工程で窯に入れて焼成をします。それによって作品が変化し、自分の手を離れて素材が凝縮していくの…[続きを読む]

2014.02.05

今月のRECORDのテーマを「匂い立つ土俗の構え」にしました。自分は土俗性、土着性の強い造形が大好きです。アフリカを初めとする世界各地の仮面の収集もやっていて、自分の制作動機をそこに求めることがありま…[続きを読む]

2014.01.13

今日で三連休が終わります。制作に精一杯頑張った三連休だったと思っています。思えば昨年は大雪が降りました。成人の日に晴れ着の若者たちを襲った大雪は、夜になっても降り続け、翌朝の通勤が辛かったことを思い出…[続きを読む]

2014.01.05

今日で休庁期間が終わりました。9日間あった休庁期間のうち7日間を制作に充てました。元旦とその翌日は工房に行けなかったのですが、残りの7日間は全て工房に足を運びました。制作は思い通りには進まず焦りが多少…[続きを読む]

2013.12.31

2013年の大晦日を迎えました。今年はどんな1年間だったろうと振り返ってみると、自分にとって幸福と思える素敵な1年間だったと思っています。まず、自分を含めて家族が健康に過ごせたこと、周囲に大きな事故や…[続きを読む]