東京上野にある東京国立西洋美術館で開催されている「プラド美術館展」で、最も呼び声の高い芸術家はベラスケスです。ベラスケスは写実主義絵画の巨匠ですが、描かれた人物の風貌や静物の質感には、目を見張るような…[続きを読む]
先日、常連になっている横浜のミニシアターに「ザ スクエア」を観に行ってきました。現代美術を扱っている映画というだけで、私は映画館に出かけましたが、内容は人間性の本質に迫る風刺の効いた辛辣なものでした。…[続きを読む]
「隙」は隙間という単純な意味から、不和であったり、油断することであったり、マイナスイメージを連想するコトバです。RECORDは視覚的な構成要素に置き換えるので、心理的な表現を追求することに、たとえば文…[続きを読む]
先日、千葉市美術館で開催中の「百花繚乱列島」展に行ってきました。全国津々浦々から集められた江戸時代の絵師たちによる秀作の中で、私がその場を立ち去り難くなった作品がありました。日本美術史に残る名作ではな…[続きを読む]
先日、千葉市美術館で開催中の「百花繚乱列島」展に行ってきました。本展には「江戸諸国絵師めぐり」という副題がついていて、全国津々浦々のご当地絵師だけではなく、藩の御用絵師も加えて、彼らが地元の画壇で活躍…[続きを読む]
一日1点ずつポストカード大の平面作品を作って、かれこれ10年が経ちました。全てを称してRECORD(記録)と名づけています。毎日作品を作っていくうちにクオリティが高くなっていき、その日の気分に左右され…[続きを読む]
昨年の夏より取り組んでいる新作には、まだタイトルがありません。大きなテーブル彫刻やら小さめのテーブル彫刻といった呼び方をしていて、そろそろタイトルをつけないと不便だなぁと感じています。タイトルは作者に…[続きを読む]
日曜日はほぼ一日陶彫制作をやっています。土曜日はウィークディの疲労が残っているため、美術館や映画館に出かけることが多いのですが、制作工程を考えると、日曜日は朝9時から夕方4時くらいまで工房に篭っていま…[続きを読む]
暦の上では、今日から三連休は設定されていません。私の職場だけ三連休にしてあるのです。先日の土曜日を休日出勤し、今月の25日と入れ替えました。これでクリスマスは休暇になり、三連休が設定できたわけです。職…[続きを読む]
私のホームページにRECORDを掲載しています。ポストカード大の平面作品を一日1点ずつ作り上げていくRECORD(記録)は、文字通り日記の造形版で、毎晩苦しみながらイメージを絞り出し、下書きを行い、彩…[続きを読む]
今日のタイトルはウィークディの夜に制作をやっている2つの作品のことです。まず、陶彫加飾とは成形が終わった陶彫部品の表面に彫り込みを加えていくことで、陶彫部品が集合した時に、彫刻全体に微妙な視覚効果を与…[続きを読む]
本日付の神奈川新聞に、先日職場で行ったプロジェクション・マッピングがカラー写真とともに掲載されています。このNOTE(ブログ)では、私たちの職種を敢えて公表せずにやってきましたが、新聞の記事には私の氏…[続きを読む]
今日も涼しい一日でした。曇り空から晴天になりましたが、空気が蒸し暑い真夏のそれとは違ってきているように感じました。今日は朝から若いスタッフが2人来ていました。工房ではすっかりお馴染みになった2人で、一…[続きを読む]
公務員の仕事が一段落したので、今日は年休をもらって東京銀座のギャラリーせいほうへ家内とやってきました。開館の午前11時にさっそく家内の友人たちが来てくれました。10人の来廊者の前で作品の解説をお願いさ…[続きを読む]
個展のダイレクトメール(案内状)が先週金曜日に出来上がってきました。それを1000枚持参して東京銀座のギャラリーせいほうへ行ってきました。職場で半日年休をいただいて、久しぶりに銀座に出かけ、ギャラリー…[続きを読む]
週末になりました。集合彫刻を分解したカタチでそれぞれ梱包するのは、かなり手間がかかる作業ですが、個展に向けて安全な搬入・搬出と、作品を倉庫に保管をするためには仕方のないことだと割り切っています。梱包は…[続きを読む]
人形作家与勇輝氏は、子どものちょっとした仕草を捉えた愛らしい人形作りで知られた人です。作家本人特有の屈託のない語りに会場が沸きました。本人の弁から、あと2ヶ月経ったら80歳という台詞が出てきて驚きまし…[続きを読む]
窯の出し入れを頻繁に行っている時に、ブレーカートラブルに見舞われることが毎年あります。昨年もありました。私の陶彫は釉薬を使わないので、窯の温度が上がりきらないうちにブレーカーが落ちても、幸い作品に大き…[続きを読む]
今日は休日出勤の代休日でした。昨日は「発掘~宙景~」のテーブルの脚を木彫していました。今日は同作品の陶彫に取り組みました。「発掘~宙景~」は現在まで仮にA、Bとした2つの作品を同時に作っていましたが、…[続きを読む]
「発掘~宙景~」は組み立てや設置に手間のかかる集合彫刻です。4本の柱陶で正方形に近いテーブルを支え、そのテーブルの下に陶彫部品を複数吊り下げていく構造です。前に木材店で2m50㎝でカットしてもらった柱…[続きを読む]
今週初めに窯入れした陶彫部品の焼成が終わって、今晩から電気を使えるようになり、夜の工房に通えます。週末だけでは完成に漕ぎ着くことが出来ない新作は、ウィークディの夜も制作を余儀なくされ、なかなか厳しいも…[続きを読む]
東京渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「これぞ曉斎!」展に先日行ってきました。幕末から明治時代にかけて活躍した絵師河鍋暁齋の絵画は、海外の美術館に収集されている作品が多く、まとま…[続きを読む]
先月のRECORDは「こわす」というテーマでやっていました。破壊から創造という20世紀の巨匠ピカソの創造行為が有名ですが、芸術家に相応しいコトバでもあります。それに倣うなら「こわす」の後にくるのは「つ…[続きを読む]
朧気な全体像をイメージしながら、単体となる作品をひとつずつ作っていき、それらを集合させて、ひとつの作品にまとめる世界が私の得意とするものです。自分の資質もあるのでしょうが、昼間は公務員として働きながら…[続きを読む]
自分がどんな自宅や職場で一日の生活をおくっているか、顧みると自分が認識する空間への意識が導き出されてきます。日本の住宅事情は世界的に見ても決して良いとは言えず、ほとんどの人が狭い室内で効率よく生活して…[続きを読む]
今日は「発掘~座景~」のテーブル4点に砂マチエールを施す作業をしました。テーブルにはそれぞれ変形した格子状の穴が刳り貫いてあって、それらに砂を貼っていくのは大変な作業なのです。工房によく出入りしている…[続きを読む]
記憶の曖昧さを認識することは誰にもあることだと思います。芸術に興味関心のある自分は、嘗て観た美術作品や既読した書籍の印象が、時間経過と共に甚だしく違ってしまったり、自分の中で誇張された部分があって、記…[続きを読む]
現代美術はひと頃前と比べると社会生活に立脚している表現が増えてきました。震災以降、美術は何をすべきなのか、作家が自問自答している場面もありますが、美術作品が村おこしや単なるイベントに使われてしまう可能…[続きを読む]
現代美術作家で古美術商もやっていた杉本博司氏の著書「現な像」から触発されたわけではないのですが、仏像について考えることが暫しあります。杉本氏のように眼前に古美術品としての木彫仏像がやってきたら、自分は…[続きを読む]
映画「君の名は。」を観て最初に思ったことは、アニメーションを映画館で観ることが、自分は初めてではないかと気づいたことでした。宮崎駿監督作品もDVDやテレビ放映で観ているので、最近のアニメそのものには親…[続きを読む]
今年になって立て続けに映画を観に行っています。今月2日に「君の名は。」を観たばかりなのに、今日は「この世界の片隅に」を観て来ました。昨日から仕事が始まり、なかなか調子が出ない中、気分を乗せるために勤務…[続きを読む]