Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

archive

note > 散策
2012.05.14

先日の土曜日に声楽家の叔父が、東京上野でリサイタルを行ったついでに、東京国立博物館平成館で開催中の「ボストン美術館 日本美術の至宝」展を見てきました。お馴染みの絵師等の初めて見る作品に接し、日本から海…[続きを読む]

2012.05.12

東京上野にある東京文化会館小ホールで「下野昇テノールリサイタル」がありました。声楽家下野昇は親戚です。現在76歳のテノール歌手ですが、今日の演目は全て本格派のドイツ歌曲。この年齢にして果たして歌えるも…[続きを読む]

2012.05.03

栃木県益子の陶器市と茨城県笠間の陶炎祭へ行ってきました。毎年恒例で5月3日を選んでいますが、もう20数年行き続けていて今回初めてどしゃ降りの中の散策になりました。今までも雨に降られたことはありましたが…[続きを読む]

2012.05.02

明日から4連休です。生憎の雨ですが、前から予定している栃木県益子の陶器市と茨城県笠間の陶炎祭に明日行ってきます。天候がどうであれ、環境を変えてみるのは創作上の刺激になると思っています。親友に会えるのも…[続きを読む]

2012.03.13

先日、表記の展覧会を見に東京上野の国立科学博物館へ行ってきました。雨が降る土曜日の午前中、しかも開催初日でしたが、大勢の鑑賞者がいました。アンデス文明史上最大の国家「インカ帝国」は、どんな文明や文化を…[続きを読む]

2012.02.16

昨日のNOTE(ブログ)に西欧の古都に思いを馳せる文章をアップしました。公務員と彫刻家の二束の草鞋生活を定年まで送ろうとしている今の自分にとって憧れは募るばかりです。しかしながら実際にヨーロッパに旅立…[続きを読む]

2012.02.15

最近テレビのBS番組で、海外の街の様子を紹介する番組が数多くあります。自分も1980年から85年までの5年間をドイツ・オーストリアで過ごしているので、西欧の古都には特別な思いがあります。煉瓦や石で構築…[続きを読む]

2012.01.15

今日も寒い一日でした。朝から工房で制作をしていましたが、あまりにも寒くて中断をしました。数日前から風邪気味なので身体を休めようと思ったのです。若い工房スタッフも手が悴んで絵が描けないようで、中断には同…[続きを読む]

2012.01.06

私のデビュー作は、陶彫レリーフによる三双屏風「発掘~鳥瞰~」です。陶土を混ぜ合わせて焼き締めた陶彫を、6点の画面に配置しました。また、砂によるマチエールを作って陶彫の部品との融合を図りました。上空から…[続きを読む]

2011.11.27

公務員でありながら別の顔を持つ、言わば二足の草鞋を履く人は結構いて、決して自分ばかりが例外ではありません。同じ職場にも芸術やスポーツに勤しむ職員がいます。今日は彫刻の素材を買いがてら、同じ職場で絵画を…[続きを読む]

2011.11.06

相原工房に出入りしている若い世代の中には、自分の母校とは違う大学に関係している子がいます。今日はその子を連れて母校以外の芸祭に行ってきました。芸祭というのはどこの学校も似た雰囲気があって、秀作ではなく…[続きを読む]

2011.10.30

工房に出入りしている若い世代の中に、私の母校で工芸工業デザインを学んでいる子がいます。その子に案内をお願いして久しぶりに母校の芸祭(学園祭)に出かけました。新しい校舎がいっぱい建てられ、設備も充実して…[続きを読む]

2011.10.17

今年86歳になった母は、これが生涯最後の旅行と言って関西に出かけました。知り合いにも、これが最後と言いながら、もう10年も毎回ラスト・イベントをやっている人がいます。母もそうであって欲しいと願っていま…[続きを読む]

2011.09.12

9月3日(土)が出勤日だったため一週間遅れの今日を代休にしました。年間計画のもとで組織的に代休にしてあるので、今日の職場は閑散としているはずです。私も今日は出勤せず、代休を利用して後輩の彫刻家が二科展…[続きを読む]

2011.09.01

今朝早く出勤前に家内を最寄り駅まで車で送ってきました。毎年この時季は富山県八尾で「おわら風の盆」が開催されます。家内は富山県出身ではありませんが、胡弓奏者として都心を中心にした演奏活動を行っています。…[続きを読む]

2011.08.18

茨城県笠間近郊で陶芸をやっている佐藤健太・和美夫妻は、私たちと家族ぐるみで付き合っています。家内と和美さんが高校の同級生、おまけに自分は陶彫、佐藤夫妻は陶芸の道を歩き出していて、手法は違えども陶による…[続きを読む]

2011.08.09

お盆は今月中旬から始まりますが、今日実家の母と菩提寺に出かけて墓参りがてら墓石の掃除をしてきました。自分の仕事の関係で今日と明日夏季休暇をいただいたのです。お盆やお施餓鬼は実家では必ずやっていて、自分…[続きを読む]

2011.07.27

このNOTE(ブログ)は日記としての役割も担っていて、ホームページで公開しているにも関わらず、創作活動だけではなく個人的なことも書いています。毎年、公務員共済組合から定期健康診断のお知らせがきますが、…[続きを読む]

2011.07.26

先日、東京ブリジストン美術館で開催中の「青木繁展」に行きました。青木繁は我が国の近代美術史に「海の幸」や「わだつみのいろこの宮」によって名を残した夭逝の画家です。28歳の若さで急逝した青木は、没後友人…[続きを読む]

2011.07.25

表題の展覧会に開催2日目の平日に行きましたが、既に混雑していて仏教美術に対する人々の関心の高さがわかりました。ひと昔前であれば、日本は西洋美術一辺倒で、東洋美術が省みられる機会は少なかったように思いま…[続きを読む]

2011.06.06

職場とは異なる環境の中で過ごした3日間はとても貴重でした。研修に参加した全員で樹海や洞窟といった非日常空間を共有できた喜びがありました。都会に住む私たちは、常に自然に畏怖の念を抱きながら、また自然と触…[続きを読む]

2011.06.05

昨日から山梨県に2泊3日の県外出張にきています。今日は樹海の中を歩き、観光化されていない洞窟に入りました。富士山の噴火によって流れ出した溶岩の上に僅かな土が積もって生まれた樹海。鬱蒼とした木々の間を歩…[続きを読む]

2011.06.04

例年この時期は2泊3日の県外出張があります。山梨県の富士山の麓にある宿泊施設を借りて研修を行うのです。週末に当たったため土日の制作はなしです。土日の代休が火曜日と水曜日にあるのですが、ウィークディは仕…[続きを読む]

2011.06.02

今日は開港記念日です。横浜は一昨年「Y150」という開港150周年のイベントを行いました。今年は開港152年になります。自分は生まれも育ちも横浜です。自分には都会育ちという印象はなく、横浜も内陸に入れ…[続きを読む]

2011.05.03

毎年この時季に栃木県益子で開催されている陶器市と茨城県笠間の陶炎祭(ひまつり)に出かけていきます。友人たちの新作が楽しみなのです。今年は震災の影響で多くの窯が壊れたり、作品が割れたりしていることが報道…[続きを読む]

2011.03.05

週末ですが、年度末で会計業務が山積しているため職場に行きました。関係職員も出勤してくれて、なんとかメドが立ちました。このところ公務の仕事から解放されません。頭の中であれこれ考えているので、なかなか創作…[続きを読む]

2011.02.18

このNOTE(ブログ)は日記的な役割を与えています。作品制作の進度状況、展覧会や書物による創作行為に対する思索の他、たまに職場のことも書いています。アーカイブを見て、昨年はこんなことがあったと述懐して…[続きを読む]

2011.01.28

迷路を俯瞰すると、その造形の面白さに我を忘れます。彷徨う心理を巧みに利用し、また演出することは高度な遊戯性をもった立体造形です。迷路は規則性と不規則性が織り成す宇宙で、そこに人は取り込まれてしまうのだ…[続きを読む]

2010.12.12

成形に使う陶土がなくなり土練りをしました。陶彫は土を単身ではなく複数の土を混ぜて使っているのです。近々新しい土錬機が来るので、今使っている土錬機最後の仕事かもしれません。自分と懇意にしている陶芸業者か…[続きを読む]

2010.12.11

彫刻家池田宗弘先生をはじめ、お世話になっている方々にお歳暮を贈りに家内と街に出ました。そのついでに知人にチケットを頂いた「麻生三郎展」を見てきました。東京竹橋にある国立近代美術館に行くのは久しぶりでし…[続きを読む]

2010.12.08

京都あたりを散策すると、家の軒と軒に囲まれた小さな空間に小さな庭ができていて心が和みます。これはいわゆる「坪庭」で、一坪程度の空間を楽しむ日本独自の美意識だと思います。大きな都市計画については構築的と…[続きを読む]