2015.08.06 Thursday
月曜日から出かけたタイ旅行も、今朝成田空港に到着し、無事に帰国しました。念願だったアユタヤ遺跡の印象が一番強く、続いて王宮周辺の建造物の美しさが思い出されます。バンコクの夜を彩ったニューハーフショーも楽しいものでした。私はタイ料理が苦手だったことを除けば、今回の海外旅行で気分転換を図ることが充分にできたと思っています。疲労が残っているので今日は自宅でゆっくり過ごします。飼い猫のトラ吉を近隣の動物病院に預けていたので、引き取りに出かけました。トラ吉は自宅に連れ帰ると、元気に飛び回って私にじゃれついてきました。この家が普段生活していた家だということがトラ吉の記憶にあるのでしょうか、猫の能力がわからないので何とも言えませんが、ペットホテル併設の動物病院で結構可愛がられていたのではないかと思えるほどトラ吉の性格は良くなっていました。土産品を妹宅に届けて、通常の生活に戻るべくRECORDに着手しました。今回の旅行ではRECORD用紙は持っていきませんでした。スケジュールがきつくて、ホテルでのRECORD制作は出来ないと判断したからです。RECORDの遅れを取り戻そうと明日以降も頑張ろうと思います。雑貨店が立ち並ぶアジアティークで大き目の手作り木彫面を購入してきました。値切って半額近くにしましたが、実はそんなに値切るつもりはなく、途中で本当に購入を諦めていたのでした。結果は半額にすることが出来ましたが、トランクに収まるかどうか心配しました。仮面のモティーフはドラゴンで、かなり手間暇かけたものですが、アンティークではありません。寧ろモダンアートと思っているくらいです。タイには、抽象の中に伝統モティーフを取り込んだアートが点在していると感じました。空港やホテルの装飾やオブジェにその雰囲気を感じ取ること出来ました。元来手の込んだ工芸品が数多くある国ですが、金銀細工や装飾木彫だけでなく、現代の素材を駆使してアートとしての価値を高めているものもあるのではないかと考えています。時間がなかったので、ギャラリー巡りは出来ませんでしたが、たまたまタクシーから見た街のギャラリーにそんな雰囲気を感じ取りました。
2015.08.05 Wednesday
タイのバンコクに来て3日目になりました。今日は自力で市内観光をすることにしました。昨日アユタヤ観光からの帰り道にガイドから情報を得て、ホテル近くの船着場から乗船し、チャオプラヤー川を渡って王宮まで行くことが良いと考えました。ホテルから出て15分程度歩けば船着場と教えられたにも関わらず、小さな商店が軒を並べているアジア独特の街並みのどこに船着場があるのか見当がつかず、結局ホテル前からタクシーに乗りました。どうやらこれは正しい選択だったようで、寺院の脇道の路地を入ったあたりに小さな船着場がありました。これは自分では見つけられないと家内が言っていました。切符もなしに乗船し、どうしたものかと思っていたら、乗船中に支払いをすることや、どこで降りるのかわからない時に、同乗していた多くの欧米人の後に続いて降りたことで王宮まで行けたこと等、こうした右往左往することが旅行を楽しくさせているのかもしれません。最初に訪れたワット・ポー(涅槃寺)は文字通り巨大な黄金の釈迦像が悠然と横たわっている寺院で、その独特な景観に驚きました。外に置かれている仙人や西洋人を模した石像にも独特な美意識を見て取りました。王の遺骨を納めた仏塔はタイルで彩られて、何とも不思議な存在感を放っていました。涅槃寺を出て、そこから歩いて王宮の入口に向かいました。王宮の入口は大変混雑していました。とくに肌を露出した欧米人女性の多くが止められていて、肌を布で覆うように注意を受けていました。ワット・プラケオと王宮は見応えとしては最高級のもので、その本堂や仏塔等の外観の見事さは筆舌に尽くしがたく、モザイクで覆われた精緻な美しさに時間が経つのを忘れました。回廊の壁画にも注目しました。インドの叙事詩「ラーマーヤナ」をアレンジした「ラーマキエン」が描かれているそうで、欧州の教会壁画にも劣らない卓抜した絵画表現がありました。いたるところに置かれた奇妙な像にも注目しました。魔除けなのか伝説なのか、最近のアニメやゲームに登場するキャラのようで、幻想的で楽しい神々だなぁと思いました。今日は王宮周辺を見て回るだけで、相当疲れました。タクシーでサイアムという繁華街に日本への土産物を買いに出かけ、夕方にはスワンナプーム国際空港に向かいました。今晩のフライトで東京に発ちます。到着は明日になりますが、なかなか密度の濃いバンコク観光だったと思いました。
2015.08.04 Tuesday
昨晩10時過ぎにタイのバンコクに到着し、現地ガイドに案内されてチャオプラヤー川沿いのホテルに一泊しました。旅行会社を通してあると宿泊場所やガイドがつくので時間の節約になり、それがツアーの良さと言えます。ガイドの提案で午前中は水上マーケットに行きました。10人程度が乗船できるエンジン付き船に乗って、河川を走り、土産物店が並ぶエリアに案内されました。欧米からの観光客が多く、この水上で土産物を売り買いする光景はさぞエキゾティックに見えるだろうと思いました。午後は念願のアユタヤ観光に出かけました。バンコクから車で走ること1時間半でアユタヤに到着、それにしても私たちを乗せたマイクロバスの飛ばすこと、車間距離の狭さ、人の道路横断や往来の多さ、道幅の規制の緩さに、ここの交通事情はどうなっているのか、些か疑問を持ちました。アユタヤ遺跡は期待通りで、仏教王朝の栄華を尽くした都が、かつてここにあったことを偲ばせる素晴らしい遺跡の数々がありました。崩壊が美しいと言えば語弊がありますが、自分の陶彫作品の発想はまさにそこからきているので、崩壊された遺跡を見ることが自分の発想や構想の蓄積になると考えています。アユタヤ遺跡に関しては感想を次回に改めたいと思います。夜、ホテルに帰って、余力が残っていることを家内と確認し合い、ホテルから歩いていけるアジアティークに出かけました。アジアティークとはチャオプラヤー川沿いに倉庫を改装して作られた大きなマーケットのことで、モダンな雑貨店や飲食店が立ち並ぶ一大観光スポットになっています。そこで私たちは伝統舞踏ショーを見ながら、タイ料理を味わいました。ついでながら私はタイ料理が自分の好みに合わないことを自覚しました。酸味のあるトムヤンクンや辛さの残るカレーがどうも駄目なのです。昨年行ったカンボジアでは料理を美味しく頂いたのに、好き嫌いのなかった私としては今回はちょっとショックでした。伝統舞踏の衣裳の美しさを堪能しながら、料理を残さざるを得なかったことに悔しい思いをしましたが、その後に見たニューハーフショーは純粋に楽しめました。カリプソ・キャバレーは、1時間以上に及ぶサービスたっぷりのエンターティメントを展開し、女性より女性らしく、理想の女性になりきることを意識して性転換を図ったニューハーフたちが、妖艶に繰り広げる幻惑な舞台は楽しさ満載でした。バンコクの夜を満喫するには最高の演出でした。
2015.08.03 Monday
今日の夕方のフライトでタイへ行ってきます。NOTE(ブログ)は通常その日の夜にホームページにアップしますが、今日は例外として今朝アップしていきます。今晩遅くタイのスワンナプーム国際空港に到着、バンコクに一泊し、明日アユタヤ遺跡に向かう予定です。仕事では現在の立場になって職場のことが頭から離れない日常ですが、気分を変えるためには海外旅行が大変有効です。たかが4日間ですが、それでも気分転換が図れます。若い頃にやった何ヶ月にも及ぶ長い旅をしてみたいところですが、現在の自分を取り巻く社会的環境では到底無理です。旅行会社にお任せのツアーが一番今の自分の状況に合っています。ただ異文化体験はしっかりやってこようと思います。タイの仏教は、日本や中国のような大乗仏教ではなく小乗仏教で、信仰する仏は釈迦のみであること、その釈迦像に様々なバリエーションがあることを知りました。まずは寺院巡礼に出かけるのがベストでしょう。また、タイは王室国家で壮大な王宮があることも特徴的です。食事、習慣等たった4日間で何がわかるのかと言えばそれまでですが、覗き見程度にしても新鮮な風を感じられるのではないかと信じています。それでは行ってきます。
2015.08.02 Sunday
今日も工房は蒸し風呂のように暑く、制作には大変厳しい状況になりましたが、午前1時間半、午後1時間半の作業を行いました。こんな時も中国籍の若いアーティストがやってきて、私の傍らで自らの制作に集中していました。「中国の山東省も暑いし、しかも乾燥している。」と彼女は言っていました。「乾燥した空気は肌に悪い。」とも言っていて、湿度の高い日本を美容のためなら何とも思わない素振りをしていました。大陸系美女子は強いなぁと思いつつ、自分は汗が滴り落ちて、シャツがびっしょりになってしまいました。今日は新作の原寸設計図を、大きな紙に貼り合わせたものに書きました。そこで陶彫部品がどのくらい必要なのかを割り出しました。結果、計100個の陶彫部品が必要で、前作や前々作より手間がかかることがわかって、今も心が折れそうです。これをどう計画して作っていくのか、最終窯出しを来年5月初旬と考えて、制作工程を組んでいきますが、またしても間に合うのかという不安が頭を過ぎります。今まで何回綱渡りをしてきたことか、決してスリルを味わいたいと思っているわけではなく、常に余裕を残してゴールしたいと願っているのです。それでもイメージを曲げることなく果敢に挑んできました。その姿勢は貫こうと思います。何とかなると自分に言い聞かせ、次回から実際の制作に入ります。夕方から旅行準備に入りました。明日から木曜日までアユタヤ遺跡を見にタイに出かけます。昨年はアンコール遺跡、今年はアユタヤ遺跡です。アジアの世界遺産を巡る旅行第2弾に行って来ます。