Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 貴重な週末の制作
    3月22日に夏の個展用の作品撮影をすることになりました。また図録を準備する予定です。撮影する作品は1月に横浜のグループ展に出品した「構築〜起源〜」と現在制作中の陶彫作品です。タイムリミットが設定されたので、陶彫作品の完成までのスケジュールを立てることにしました。だいたいの目安はあったのですが、具体的なことが決まると時間があまりに少ないことがわかり、ちょっと慌てています。週末は貴重な制作時間です。とは言え一日10数時間も集中力がもたないので、自分のバイオリズムを考えつつ午前中3時間、午後4時間を制作にあてています。制作が終わるとグッタリしてしまいます。今日は陶彫が置かれる土台の彫りをやりました。土台は木の板材を使っていますが、レリーフ状に格子文様を彫り込んでいます。格子が波打つように僅かに傾斜を加えました。明日も継続です。明日は朝早くから取り掛かる予定です。                        Yutaka Aihara.com
    アイヌ文様の新鮮さ
    NHK教育テレビ「美の壺」でアイヌ文様を扱っていました。自分もかつて北海道に行った折にアイヌの村に立ち寄って、木彫の日用品や服に施されたアイヌ文様を見てきました。まさに番組で紹介された通り、奔放なデザインで緻密な細工という感じを受けました。渦巻き文様は自分の大好きなカタチで、自作の陶彫の加飾やRECORDのテーマにも再三使っています。アイヌ文様はこうした渦巻きや植物の棘を抽象化した様々なパターンによる文様があって、その大胆さはハッとするほど新鮮な感動を与えてくれます。制作に行き詰った時は、民俗的で土着性の強いデザインが、自分の迷いを打開してくれることがしばしばあります。アイヌ文様は魔よけとしての意味があると番組で聞きましたが、自分が20代の頃に旅したルーマニアのマラムレシュ地方にも同じような意味合いの文様があったと記憶しています。それは彫刻家ブランクーシによって抽象作品として受け継がれ、当時の彫刻界に新しい風を起こしました。アイヌ民族からも彫刻家が出ていますが、アイヌ文様が基盤にあって、そこに現代性を持ち込んでいるのではないかと推察しています。                               Yutaka Aihara.com
    転寝で見た夢
    今日は珍しく仕事が少なくて、うつらうつらと眠くなるような時間がありました。帰宅してからも転寝をして先ほど目が覚めたところです。転寝で見た夢で、記憶の中に仕舞いこまれた風景や日常が立ち現れて、自分の無意識で勝手なアレンジを伴って消えていきました。自分の場合、夢はすぐに忘れてしまうので、夢の跡を辿るのは難しい作業ですが、とりとめのない日常が別の日常にコラージュされて、懐かしいような重苦しいような気分になりました。夢の中でも自分は自由な人間とはならず、現実がそのまま投影されているような、今生きている状況の延長線上にあって何か少しばかり欠損している生活を送っていました。満たされないものがあると感じる日常、それだからこそ現実の社会でもより良く生きようとしているのだと改めて感じたひと時でした。                             Yutaka Aihara.com
    閉塞感の中のRECORD
    職場の仕事机の傍らに描きかけのRECORDを持ち込んでいます。パソコンや書類に占領されている机ですが、ちょっと時間と空間があればRECORDを作っています。RECORDとは一日1点作り続けている平面作品でポストカードくらいの大きさです。仕事机で行う制作は閉塞感があり、そのためか細かな作業に向いていると思います。やらなければならない仕事がある場合はなおさらで、現実逃避のちょい休憩と思っています。時間的にも空間的にも制約を受ける中で作るRECORDは秘めたる小宇宙を形成し、迷宮に遊ぶような世界になります。パズルのような抽象絵画を作るのも、こんな閉塞感がなければ出来ないと感じます。作品は取り巻く環境によって多大な影響を受けるものです。こんなRECORDが作れるのも公務あってのことかもしれません。                         Yutaka Aihara.com
    花粉症の季節
    「梅は咲いたか桜はまだかいな」という季節になると、鼻がムズムズしてきます。自分は軽い花粉症でマスクをするほどではありませんが、時々不快感があります。週末に杉材を彫っているせいではないかと思いましたが、実はこの時に症状は出ません。陶彫をやっているせいで土埃かなと思いましたが、この時も症状は出ません。医者に診てもらったわけではないので、何が原因かわからないまま、ずっとこの季節を過ごしてきました。制作に対する集中力に花粉症が何か影響を及ぼすのであれば、その時は医者に行こうと決めています。最近集中力が足らないと思っていますが、これはどうやら花粉症ではなくメンタルなところで今ひとつ気持ちが入っていないせいでしょう。Yutaka Aihara.com