Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 木材と金属による試行作品
    365点の連作が実材を使ってレリーフ化していることは先日のブログに書いています。実際に使っているのは薄く板状にした木材(ナラ)と金属(銅、ステンレス)です。小さな平面の中で異質なコラージュをどう処理するか。ペンで描く立体感をもったイメージではなく、立体そのものを認知できるような発想でいこうかと思っています。数ヶ月前にもそんな傾向の作品を厚紙を使って作っています。アクリルガッシュ(絵の具)も使いますが、描くというより絵の具でマチエールを作ることを心がけました。絵の具を描く媒体としてでなく、絵の具を絵の具として認識し、これもひとつの実材として扱うようにした訳です。今回もこんな処理を考え、木材や金属との融合を試みようと思います。                       Yutaka Aihara.com
    光と闇の演出
    立体作品は照明をどう当てるかで見え方が変わります。穴だらけの陶彫から光がこぼれ、あるいは壁に投影されると空間はさらに広がりを感じさせます。陶彫ランプシェードは作品に光源が内蔵されるので、そこから放たれる光が雰囲気を出してくれると思っています。今作っている作品がまさにその光と闇の演出を計算したものです。日曜日にカメラマンが来て撮影することになっていますが、自分にとっては初めてのことで仕上がりが気になるところです。果たしてどうなるのか、うまくいけばホームページにアップする予定です。併行して取り組んでいる木彫もテーブルに穴が開いていて、照明が当たると床に影を落とし、それが空間を広げてくれると信じて制作しています。ただ木彫作品はあらかじめ光と闇を計算している訳ではありません。あくまでも構造体としての強さと軽やかさを求めていますが、ギャラリーに持ち込んだ時に光を演出できれば幸運くらいの気持ちでいます。      Yutaka Aihara.com
    レリーフ化する連作
    365点の連作はポストカード大の平面作品ですが、再びレリーフになって絵を描く作業から実材をコラージュする作業に変わってきています。再びと言うのは数ヶ月前もレリーフ状の作品が2週間ほど続いたので、今回もまた振り子のように絵以外の表現に戻っていく感覚になったからです。ここ1週間ばかりは平面と立体の狭間にあって表現方法が揺れ動くのを楽しんでいます。絵の具で立体感を表現するのが平面世界であるならば、立体世界は実材そのもので立体としての空間を演出しています。昔から絵画が常に優位に立って鑑賞者を喜ばせてきました。彫刻を初めとする立体作品は絵画のように特別視されることはなかったのですが、現在はボーダレスになり、どちらともつかない新たな表現が登場してきました。365点の連作はそこまで表現の幅は広げられませんが、少なくとも平面と立体の表現の差異を毎日出来ていく作品を通して見られると思っています。              Yutaka Aihara.com
    夜明け前の小さな制作
    今や午前5時といえば外は真っ暗です。5時過ぎに起床して朝食をとり、職場に到着するのが6時半。誰一人いない職場。パスワードを入れ警備会社に連絡をするのは自分です。それから仕事が始まるまでの時間帯は小さな制作をする時間と決めています。主に365点の連作をやっていますが、たまに違う作品に取り掛かっている時もあります。ところが仕事が立て込んで追い立てられている昨今は制作が出来ず、仕事の準備を始めてしまうことが多くなりました。夜明け前に起き、職場に真っ先に出かける理由は、朝一番の制作のためと決めていたのですが…。もう一度趣旨を考えて制作をしようと思います。そうでもしないと労働時間の長さに辟易してしまうからです。朝一制作が出来た日は気持ちよく一日を過ごせるのです。          Yutaka Aihara.com
    クモの巣の美しさ
    自宅の門を横切るように左右にクモの巣が出来ていました。その立派なこと惚れ惚れするくらいで、ちょっと取ってしまうにはもったいない造形です。クモの巣は大変美しいカタチをしています。まったくの抽象作品です。カンデインスキーかクレーかと言わんばかりの非対象絵画です。そこにあの足の長いクモ。これは具象的なオブジェのようです。しばらく見とれて、クモの巣の向こうに広がる空を、クモの巣がフワリと揺れる時は、肌にあたる風を感じていました。クモの巣を通して空や風を意識することができました。こんなふうに美術作品もあるべきだなと思いました。            Yutaka Aihara.com