2007.07.01 Sunday
7月になりました。中旬には職場が夏季休暇に入ります。そこで例年のように創作三昧の生活が待っています。夏季休暇中の限定つきの創作生活ですが、リズムを作って制作に没頭したいものです。昨年もブログに書いていますが、作品が大作の場合は全体構成をおおよそ決めてから作業に入ります。自分がやっている集合体による作品は、まとまった時間があればパーツをひたすら作ることに終始することになります。昨年の夏も「構築〜包囲〜」のパーツ作りに精を出していました。今月からこの制作リズムを自分の身体に叩き込んでいきます。ひらめいたら昼夜を忘れて創作に打ち込む姿勢とは根本的に違い、決まった時間にその日にやるべきことをしっかりやるという作業です。まさに職人的な工程です。自分にはこのやり方が合っています。健康に留意して今月を乗り切りたいものです。
2007.06.30 Saturday
昨日のブログの続きになりますが、彫刻家の顔と地方公務員の顔をもつ自分は、2つの異なる仕事を振り子のように行ったり来たりしながらやっています。それで心のバランスをとっているのだと自分では思っています。事務的な仕事が続くと、木を彫ったり土を練ったりしたくなります。創作をしている時は他のすべての雑事を忘れられるので、精神的に創作に助けられることが多くあります。ところが創作に没頭すると、今度は精神的にあぶない状態に追い込まれることもあります。自分自身と戦う自分がいて、シンドい思いをするのは創作ならではの醍醐味です。また公務の仕事がひとつ終わって、創作に戻る時はワクワクします。さらに次の公務が待っているので、創作で精神的に追い込まれることは稀にしかありません。精神を健全に保つには、こんな感じの日常がいいのかもしれません。
2007.06.29 Friday
学校教育の骨子となっている学習指導要領の中に「キャリア教育」という箇所があります。ニートやフリーターがしだいに増えていくと社会が弱体化する傾向になるので、そこで児童・生徒・学生に確かな職業観を身につけさせようとするのが「キャリア教育」です。学校教育が行き届かなかった昔は、子どもが丁稚奉公に出され、否応なく職業体験ができたものです。それが現在は学校で職業体験を設定して、働く意義を教えているのです。自分は中学生の時から亡父のもとで働いて、小遣いをもらっていました。家庭内「キャリア教育」でした。そこで自分は亡父の職業に嫌気がさす皮肉な結果になりましたが、確かな職業観をもてたのは幸いでした。人は働かなければいけないというモラルが身についたのでした。現在も彫刻家の顔と地方公務員の顔を持っていて、それ故悩んでいる自分がいます。でも職業人として社会に参画している実感は、日常の自分の生活を見ると必要なことかなと思ったりしています。
2007.06.28 Thursday
気が乗らないと創作がままならない状態は日常では普通のことだと思います。自分もずっと何かやりたいけど、何もやれない状態が続いていました。日常の雑事にかまけて、やりたいことが出来ず、時間ばかりが過ぎてしまうことが多くありました。どこかの段階で創作行為に対する意識が変わり、堰を切ったように制作を始めたのです。その時はギャラリーでの個展が決まっていたわけではなく、その他外的な要因もなく、ただ作りたいという純粋な気持ちが湧いてきて、わだかまっていたイメージを追いかけ始めたのです。こうした意識で始めた創作行為はなかなか強くて、多忙な仕事を抱えていても、時間を見つけては創作に戻っていけるのです。実際今も仕事に忙殺されていますが、イメージが痩せ細ることはありません。本当の意味で自分がやりたいものがそこにあると感じています。
2007.06.27 Wednesday
2月から始めている365点の連作が近頃面白くなってきました。ポストカード大の作品ですが、いろいろな展開を見せ、また立体要素も加わって次から次へ作品が生まれます。一時はどうなるものやらと思っていましたが、ヴァイオリズムがいい状態になっていて、毎日楽しく作業しています。毎回違う発想でやることは無理そうなので、何日か同じテーマでカタチを追い続けています。今は平面からレリーフに変わり、徐々に立体へ展開する兆しがあります。356日の間には、今のように盛り上がる時もあれば、落ち込む時もあるだろうと思います。その心の動きが面白いと思います。展示を考えずにスタートしましたが、ここまでくると1ヶ月ごとに額装して展示してみたい欲求にかられています。この夏は木彫の大作と併行して進めていこうと考えています。