Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 眼を奪う建築の美
    土曜の夜、ポスタカード大の「RECORD」を描きながら、ついTVに眼が奪われました。「美の巨人たち」で取り上げられていた建築家丹下健三の代々木にある流線型をした体育館。吊り橋構造で作られた美しい造形です。屋根はすべて曲面のため造船技術をもった人たちが参加したこと。内部の開放感が競技する選手と観客を一体にさせ、まさに当時の東京オリンピックの顔として話題になったこと。自分は高校時代、デッサンの予備校に通う途中にこの体育館があり、毎日この体育館の曲線美を見ながら通学していた頃を思い出しました。建築家になる夢はその頃はなくなっていましたが、不思議な美しさに魅了されていたことは確かです。その頃はまだ工業デザインをやりたくて、構成の課題が出ると、何となくこの代々木体育館の構造を頭に浮かべていた記憶があります。                     Yutaka Aihara.com
    4人が創る「わたしの美術館」展
    表題は横浜美術館で開催されている企画展です。各界著名人の4人、茂木健一郎、はな、角田光代、荒木経惟がそれぞれ自分なりの美術作品を選んで展示するという趣向です。横浜美術館の企画はなかなか面白く、地元の美術館としては誇りに感じるところがあります。今回も企画の力が大きい展示内容で楽しめました。実際の作品は横浜美術館が所蔵している作品が結構含まれていて、常設展でお目にかかる機会の多い作品ですが、視点を変えてこんな方法もあったのかと思ってしまいました。それぞれの選者の個性や仕事の上での美術作品との関わりが見えて興味をそそられました。蒸し暑い作業場から自分を解放して、夕方ちょっと訪れるには横浜美術館はとてもよい環境であり、またよい時間が過ごせる場所だと思いました。          Yutaka Aihara.com
    EXHIBITION08がアップ
    自分のホームページにこの夏に開催した銀座の個展の様子をアップいたしました。EXHIBITIONをクリックしていただけると、2008個展の会場写真に入れます。今回は3回目の個展なので、一昨年と昨年の比較もできます。作品が同じ表現形式であっても、会場の雰囲気は毎年違います。今回は大きな作品が一点のみという会場構成だったので、あっさりとしたシンプルな感じは否めません。自分はこの会場の空間を考えて、また来年に期待をかけるのです。来年はこんな雰囲気になるのではないか、こんな主張をしてみようと現在進行中の作品と照らし合わせながらイメージしていきます。作品を見せる、その場で感じ取る、思索する、印象を振り返る等が作者と鑑賞者の間にある関係で、その演出をしてくれるのがギャラリーです。来年に望みをかけながら、明日も制作に没頭です。なお、自分のホームページにはこの文章の最後にあるアドレスをクリックしていただけると入れます。ぜひご高覧を。                             Yutaka Aihara.com
    ヴァイオリズムを考えながら…
    いつぞやのブログに書いた記憶がありますが、一日のうちどんな場面で作業が捗るのかを考えることがあります。昨日ブログの話題にした汗以外の気づきです。いわば制作のヴァイオリズム。集中力が増す時は、ほとんどの場合に空腹時です。今夏民間企業派遣研修で造園土木会社に行って、外仕事をした時は10時、昼食時、15時に休憩がありました。これは労働のヴァイオリズムを考えた休憩時間だと思いました。室内で木を彫る作業も10時近くに休憩、12時近くに昼食をとりながら休憩、15時は作業を終えて清掃をしながら休憩となります。仕事が進む時はこの休憩時間前、つまり空腹時にやってくるのです。朝は9時半くらいから仕事の波に乗り、昼前の11時くらいに2度目の山場を迎え、最後は14時から15時の間がピークになります。お茶菓子を食べたり、食事をとってしまった後はちょっと仕事に入るのがつらい時間帯です。そんなことを考えながら、ヴァイオリズムをコントロールして制作をしている毎日です。                  Yutaka Aihara.com
    精神の汗 肉体の汗
    猛暑日が続く中で木彫をやっている自分は、汗をかくことばかりの毎日で、夜HPを立ち上げてブログを書こうとしても何も頭に浮かびません。いつも汗のことばかりを話題にして申し訳ありませんが、制作における汗のかき方に違いがあることに気づきました。杉の柱を前にどんな形態を彫り込むか思案して寸法をとっている時にかく汗、下書きが出来て実際に鑿や木槌を振るって彫り込んでいる時にかく汗。汗にはこの2種類があって、吹き出る量が違います。どちらが多いかといえば、前者の思案している時にかく汗の方が多いのです。考えをめぐらせ、気持ちが緊張している時の汗です。いわば精神の汗。これは一気に吹き出てきます。制作に限らず、何か緊張を強いる時はすべてそうだと思います。逆に身体を使って作業している時の汗は、時間をおってジトジトと出てきます。いわば肉体の汗。と、まあこんなことをボンヤリ感じながら一日を過ごしています。作業中の気づきはまだあります。それはまた次回。                          Yutaka Aihara.com