2008.07.22 Tuesday
個展開催中は毎日銀座へ出かけるので、これ幸いに東京で観たい展覧会を総ざらいしようと決めました。今日は渋谷のBUNKAMURAザ・ミュージアムで開催している「青春のロシア・アヴァンギャルド」展へ行ってきました。自分の趣向に合う展覧会で、立体派やプリミテイヴ、構成主義など今なお新鮮に見える作品が並んでいました。色調が時代を反映して、深い赤や緑の補色同士がぶつかる画面から強い印象を与えられました。一言で「ロシア・アヴァンギャルド」と言っても多様な表現があり、当時のヨーロッパの芸術運動と密接な関わりがあることもわかりました。シャガールやカンデインスキー、マレーヴィチ等近代美術を代表する画家の作品も見られて、しばし幸福なひと時を過ごすことができました。ピロスマニの作品がまとまって見られたのは驚きでした。これはまた後日ブログにしたいと思います。
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2008.07.21 Monday
本来なら祝日は休廊するところを画商の田中さんにお願いして、今日から個展を開催していただくことにしました。今日はオープンする11時からオープニングパーテイーが終了する19時まで画廊につめていました。友人知人が時々見え、また近況の話ができて、結構いい時間が持てました。オープニングパーテイーは17時から始まり、作家仲間や美術館のオーナー、初めて知りあえた建築家の方、教え子たちが集い、例年になく落ち着いた雰囲気で過ごすことができました。今回展示した「発掘〜遺構〜」はテーブル上の陶彫部分とテーブルを支える柱の表現が異なり、かなりまとまりを欠くものになりましたが、上と下で別の作品が混在する様子は、それでも迫力が感じられるという感想をいただきました。テーブルの上に展開する架空都市は道があった方がよいとも言われました。なるほど道が貫通していれば、全体のまとまりがもう少しあったのかもしれません。都市には道があり、それによって区画整理が出来るものだからです。一方、建築家は実用性のない都市をかなり楽しんでいられた様子が伺えました。この搬入からオープニングに至る数日間は心身ともに疲れ果ててしまいました。また明日も画廊に通います。
2008.07.20 Sunday
昨日に続いて猛暑日。運送のトラックに作品を積み込んだのが午前11時。業者2名、手伝い2名、家内と自分の計6人で銀座のギャラリーせいほうに向いました。ギャラリー到着がちょうど正午を少々過ぎた頃。画商の田中さんはすでに来られていて個展の看板が設置してありました。梱包を解いて、さっそく作品の設置を始め、何とかカタチになったのが午後2時過ぎ。汗びっしょりになって最終確認を終えました。7月の個展は初めてなので毎年こんな暑さの中で搬入作業をするのかと覚悟を決めました。少なくても昨年までやっていた4月初めよりは余裕が持てるので、この季節が毎年個展の時期となるのかなと思いつつ…。作品の自己評価は明日あらためて書こうと思います。
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2008.07.19 Saturday
明日はギャラリーせいほうに作品を搬入します。そこで今日は作業場に置いてある杉の柱やテーブル彫刻のテーブル部分になる厚板やその他諸々の部品類を運び出しました。いつものようにトラックをレンタルして、家内と2人で汗を流しました。今日は学生のボランテイアはありません。関東地方が梅雨明けして、さっそく猛暑になり、そのせいか運び出すだけなのに身体はクタクタになってしまいました。午後に陶彫作品が待つ置き場に柱や厚板が到着して、これで「発掘〜遺構〜」はすべて揃ったことになります。汗でびっしょりになったTシャツを何枚も替えて、身体が消耗していく作業はつらいものですが、明日のことを考えるとワクワクしてきます。あとは運送業者を待つだけです。やっと個展へ向けて気分が高揚してきました。
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2008.07.18 Friday
毎年夏にはまとまった休暇が取れるので、読書をする時間が確保できます。昨年はドイツ表現主義について何冊か本を読み、造詣を深めることができました。今年はどうしようかと思っています。奄美で画業を打ち立てた田中一村の伝記や評論をようやく読み終えて、今はP.クレーの本を読んでいます。今のところまとまったテーマは設定していません。国籍を問わずに気になった芸術家の資料を漁るくらいかなと考えています。来週から個展のための銀座通いが始まるので、東京の美術館を毎日訪ねて、展覧会図録にしっかりと目を通していこうかとも思います。図録にはとてもいい解説がついていたり、芸術家の時代背景がわかったりできる利点があります。そんなところも今年の夏の課題にしていこうかと思います。