Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • あっという間に時間が過ぎて…
    また週末がやってきて制作に集中しています。どうしてこんなに時間が経つのが早いのか、制作しているとあっという間に時間が過ぎていきます。ついこの前は汗をかきながら柱を彫っていたというのに、季節は夏から秋を経て冬に変わっています。ここまで一体どれだけの思考をし、作業をこなしてきたのだろうと振り返ると牛歩の如く進まない仕事ぶりに苛立つこともあります。この最終段階を迎える時が結構つらいのです。作品に意味を感じなくなったり、すべてを壊してやり直したくなったりします。「RECORD」も毎日まとめすぎる嫌いがあるのではないかと思いを巡らせています。坦々とした作業によって出来たものに退屈を覚えることもあります。気分転換をした方がいいかもしれないと思いつつ、完成まで余裕なく組まれたスケジュールを見ています。                          Yutaka Aihara.com
    ゴーギャンの木版画
    自分が中学生の頃に親しんだゴッホよりだいぶ遅れて、ゴーギャンを理解したのは高校時代でした。ゴッホとゴーギャンの同居は有名な話ですが、自分が作品を理解した過程からすると、キュービズム時代のピカソがアフリカの仮面から発想を得たことと前後して、タヒチで平面性をもった絵画を描いていたゴーギャンにようやく辿りついた感じでした。ゴーギャンもピカソ同様原始的なモチーフを扱っていたことが興味を感じた理由です。ゴーギャンにはその頃作られた木版画があって、それが何とも新鮮に見えました。彫り跡を大胆に残した木版画は、命の逞しさを謳いあげているようで、また原始的な宗教性も感じられて印象的でした。それがいづれドイツ表現派の木版画に興味を移す契機になるのかなと自分なりに自分の絵画学習史を考えてみました。Yutaka Aihara.com
    見慣れたゴッホの絵
    中学時代に知ったゴッホの絵画。うねるようなタッチに魅了され、それを真似ると劇画のようになってしまい、私はついぞ自分の絵が気に入ることはありませんでした。それでもゴッホの骨太のデッサンが大好きでした。高校に入って油絵を描き始めた頃には、私はもうゴッホを卒業していましたが、フォーヴィズムやキュービズムや表現派に心酔していても、ゴッホには親近感を持っていました。20代後半ヨーロッパに暮らすようになって、アムステルダムにあるゴッホ美術館に行ってきました。昔慣れ親しんだ絵画やデッサンの数々を見て、懐かしい人に会えたような気がしました。自分の精神状態がまだ幼かった頃の香りがしました。ゴッホの絵画史に残る斬新な表現や精神性の深さは知識として、また感覚としてわかっていても、自分の辿った美術の道と照らし合わせると、自分の拙い中学時代が甦ってくるようでした。Yutaka Aihara.com
    写生はゴッホのように…
    最近ブログに高校時代に学んだフォーヴィズムやキュービズムについて書きました。さらに遡って中学時代の話です。中学生の頃はかなり記憶が薄れているのですが、美術の授業でただひとつ覚えていることはベテランの美術科女性教師が、私の写生を見て「ゴッホのようね」と言ってくれたことです。絵画について熱く語る彼女の話につい引き込まれて、そこで美術の素晴らしさを教わった気がしています。当時はよく授業で風景を描きに外に出かけました。自分の通っていた中学校は横浜の新興住宅地に出来たマンモス校で、周囲にはまだ雑木林が残っていました。自分はうっそうとした緑の立木を、水彩絵の具を使って鉛筆で描くようにザクザク塗り重ねていました。それを「ゴッホ」と言われ、名前だけは知っている有名画家と自分をダブらせて有頂天になってしまいました。それから図書室でゴッホの画集を見ました。まだ美術の専門家になるなんて考えも及ばなかった頃の話です。      Yutaka Aihara.com
    ポストカード制作
    美術館に行くと必ずギャラリーショップに寄ります。アートの香りが漂うグッズが好きなのです。その中でも手軽なものがポストカードです。展覧会の図録に掲載されている作品がポストカードになっている場合でも、図録の他にカードだけ買い求めてしまうこともあります。それだからこそ自分の作品がポストカードになるのは昔からの憧れでした。自分も図録が2冊出来て、そのために撮影された作品も増えてきました。そこで自分の作品をポストカードにすることにしました。5種類の写真を選び、今日ポストカードが出来上がってきました。これは販売用ではありません。こちらから手紙を書いたり、また人から求められれば差し上げる目的で作りました。何とも嬉しい限りです。でも最近は手紙を書く行為がめっきり減りました。この機会に手紙を見直そうかとも思います。                     Yutaka Aihara.com