Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

  • Tag cloud

  • Archives

  • 365点の連作 鉄骨シリーズ
    365点の連作は、一日一点のペースで平面作品を作る計画で現在進行中です。10月は公務が多忙なため凝ったことができず、ペンで描くだけで精一杯です。しかもイメージはずっと鉄骨シリーズ。自分では描くモチーフは鉄と決め込んでいますが、見る人には鉄と見えないかもしれません。空いた時間を見つけては、ちょこちょこと描いています。画面がポストカード大なので、いつも携帯しています。仕事の合間、食事を待つ間、早朝など時と場所を選びません。ただ今の鉄骨シリーズは鉄骨が立方体であったり、直方体であったり、円柱であったりするので机がないと描きにくい難点があります。色彩をつける時はまとめてつける場合が多いです。アクリルガッシュを日々出すのが億劫だけなのですが、似た色彩が続いてしまうのはそのためです。カタチも似たものばかりになってきています。なんとかしようと思いつつ…。                               Yutaka Aihara.com
    ランプシェードのカタチ
    以前のブログでランプシェードについて触れました。昨日から窯出しをしているので、ようやく陶彫による完成したカタチが見えはじめ、そこに光源を入れてランプシェードにしていく予定です。以前書いた記憶では朴訥なカタチに単純な照明を入れる計画で、その意図は変わっていません。光の工夫や面白さは益子や笠間でよく見かけるので、自分は奇を衒うことはせず、簡素な陶彫から光が漏れるようにしたいと考えました。照明がなくても充分に鑑賞に耐える作品にしようとも考えました。ひとつ出来上がると自分のクセが出て、ついシリーズにしてたくさん作りたくなります。どんどん展開していけば面白いと思いつつ、まだ大きな木彫作品や日課になっている小さな平面作品もあって時間が取れないのが残念です。逸る気持ちを抑え、今日も昼間は木を彫り、夜は小さな平面作品を作っています。           Yutaka Aihara.com
    窯出しの瞬間
    陶芸をやっていて、何と言ってもワクワクする瞬間が窯を開ける時です。何年やっていてもワクワク感は変わりません。歓喜か絶望か。ただ自分は陶彫の無理なカタチで何度も失敗しているので、焼成で味を出すようには考えていません。無難な焼成の設定をしてしまうのです。おまけに部分を焼いて、それぞれを組み合わせる作品となれば、なおさら冒険は出来ません。こんな焼き方をしたらこんな景色が出来たというのはありません。部品が同じように焼ければ満足なのです。でも窯出しの瞬間は興奮します。魔法のように土が変化して石化するのが楽しくてなりません。陶芸の醍醐味です。    Yutaka Aihara.com
    「柳原・土谷・江口」3人展
    練馬区立美術館で開催している「柳原義達・土谷武・江口週 彫刻3人展」に行ってきました。何故練馬区の美術館かというと、どうやら練馬にある日大芸術学部の教壇に立っていたことがある3人で、そうした関係で同地で展覧会をすることになったようです。ともあれこの3人の彫刻家は自分が敬愛し注目する作家ばかりで、これは横浜から行く価値が充分あると思いました。期待通り刺激的な作品ばかりで、見終えた印象は(日本の現代彫刻界で評価を得た人たちとは言え)自分が創作に立ち向かう気力をいただけたと思い、明日からまた頑張るぞと決意できました。中でも自分は土谷ワールドが気に入っていて、鉄を生き物のようにしてしまう造形感覚が楽しくて、今まで何度か見た作品も含まれていましたが、見るたびに新しい発見があります。とくに軽みを感じさせる晩年の作品は、ふと足を止めてしまう魅力がありました。Yutaka Aihara.com
    化粧土による深み
    白い釉薬のかかった陶器は白色が平面性を強調してシャープでシンプルな雰囲気を出します。また、厚めに釉薬をかけた陶器は淡雪のような景色を感じさせます。同じ白でも黒っぽい色の土に白化粧した陶器は、下の土の色と微妙な風合いを出して、立体的な深みを出してくれます。そこに透明釉をかけると、白い釉薬をかけた場合とは、まるで作品の印象が変わります。自分はこの化粧土が大好きで、自作の陶彫で様々な試みをしています。最初のイメージは風雨に晒された壁を、黒っぽい土にいろいろな化粧土をかけて表そうとしました。最近ではもっぱら錆びた鉄のような陶彫作りやっています。これも化粧土のもつ深みを利用しているのです。今日は夏に成形しておいたランプシェードに化粧土をかけました。近いうちに窯に入れようと思います。Yutaka Aihara.com