Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 定年までの数年…
    人事院勧告があって定年が伸びるかもしれないということもありますが、60歳定年とすれば自分はあと数年で御役ごめんになります。この年度末に近い時期は、公務の仕事が多忙を極めています。そんな時は定年が待ち遠しくもあります。好きな創作活動に時間を気にせず打ち込める喜びがあると信じているからです。現在貴重と思っている週末の制作は、貴重でも何でもなくなり、それが生活の主流になるわけです。そんな話を家内としていると、現在組織にいることが振り返ってみれば充実していた時期となり、むしろ限りある時間の中で制作に没頭していた方がいいのかもしれないと言われました。あるいはそうかもしれません。定年になってみないとわからないし、人生の先輩たちからいろいろ示唆されることもあります。工房の借金やら運営費があって即刻辞められない公務員ですが、この数年をいかに過ごすか、あるいは辞めざるを得ない時がくるのか、管理職という立場上、定年まで全うできない状況だって考えられます。この残り数年がヤマ場となっていく自分に今から溜息が出てしまいそうです。
    連なる壁のイメージ
    「壁体彫刻」というコトバに誘発されて、壁が連なって空間を遮っているイメージが浮かんでいます。壁は一枚板ではなく、部分同士を連結したものであり、何か得体の知れない刻印がされています。それはメカニックな浮き彫りで、風雨に晒され摩滅している箇所もあります。頭にぼんやり浮かんだ形象のメモですが、それは壁というより空間をあらゆる角度で遮る「何か」と言った方がいいようなものです。こうしたイメージはどこからやってくるのでしょう。過去脳裏にすり込まれた「何か」が、ある日突然やってくるように思えます。連なる壁をイメージした時、「赤壁」や「街灯A・B」という、かつて作った作品が思い浮かんできました。連なる壁は、あるいはかつて作った作品の発展形として現れたものかもしれません。イメージを具体化するためには、いくつもの工程を経なければならず、作品になるのはずっと先になる可能性があります。自分の場合は技法上の問題をクリアして、ようやくイメージが固まってくるのです。
    週末 叔母のお通夜
    寒い一日でした。朝から工房に籠もって加飾と仕上げに明け暮れましたが、今ひとつ調子の出ない一日でした。母から連絡があって、義理の叔母が亡くなったことを知らされ、今晩はお通夜に参列しました。生前はほとんど付き合いもなく、昔の記憶が頼りの人でしたが、遺影を見ていると思い出も甦ってきました。周囲の人が他界するのは残念なことです。限りある命だからこそ、今やりたいことをやらなければと思います。自分が命を失うまでに、どのくらい作品が出来るだろうか、深い精神性を湛えた世界を創出できるだろうか、自分の求めた世界にどのくらいの人たちが共感してくれるだろうか、お通夜に参列しながら、ぼんやりと葬祭場の天井を眺めていました。自己満足のために人は生きていて、そこの満足度のあり方で、安らかな最期が迎えられるのかなぁなどと思ったりもしました。
    週末 午前職場 午後工房
    今朝早く三浦半島から戻ってきました。管理職仲間との懇親会で、自家用車で来ていた管理職仲間がいて、同じように職場に戻らなければならない用事があったので、車に同乗させてもらいました。自分は職場に業者が来ていたので、施設を貸す立場から対応を余儀なくされました。そんな休日出勤は年間を通すと結構あります。午後は工房に行き、制作続行です。工房に行くと、やっと週末になった気がします。それにしても宿泊研修の疲れなのか、身体が重くて動きませんでした。工房を早めに切り上げて、夕方自宅で休むことにしました。明日は朝から制作を頑張ろうと思います。
    管理職仲間との懇親会
    このNOTE(ブログ)は日記的な役割を与えています。作品制作の進度状況、展覧会や書物による創作行為に対する思索の他、たまに職場のことも書いています。アーカイブを見て、昨年はこんなことがあったと述懐していることもあります。作品に関することは昨年との進度の比較を検討することが多いので、日記的な役割は自分にとって大切なことです。今日は普段の職業上のことを書きます。というのは管理職仲間で相談をして、宿泊をしながら懇親を深める機会を持ちました。これは行政の企画ではありません。勤務時間終了後、自分たちが自費で三浦半島にある宿泊施設で、温泉に浸かり料理に舌鼓を打ちながら日頃の慰労を兼ねて懇親会をやろうと計画したのです。遊ぼうとしても、結局職場関係の情報交換に明け暮れ、研修会の性格が色濃く出たものになりましたが、それでも職場を離れて、ゆっくりくつろげたのは良かったと思いました。