Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 08年の創作ヴィジョン
    2008年になりました。一昨年は父が、昨年は義母が他界したので、ここ2年間は喪に服した新年を迎えています。また先月30日まで制作していた「構築〜解放〜」がまだ完成していないので、気持ちが改まることがありませんが、ケジメとして今年の具体的な目標を考えてみたいと思います。まず立体では今月30日から始まる横浜のグループ展に出品する「構築〜解放〜」の完成、今年は4月ではなく7月に開催期間を移動した「ギャラリーせいほう」での個展に出品する「発掘シリーズ・3」の手直し、近くHPにアップして販売を始める陶彫ランプシェードのシリーズ化など、平面では昨年2月から始めている「RECORD」の今月末までの完成と「RECORD・2」の開始などが現在考えられる今年の目標です。昨年は仕事の幅を広げたので、今年はこれらの定着と表現上の進化・深化(そして真価)を求めていきたいと願っています。流れは自ずと出来てきて、そのつど悩み苦しむことになりますが、それも生きがいであり、自分をいつもリセットして心のクオリテイを高めていくことに他なりません。今年も昨年以上の成果をあげられるように頑張りたいと思います。
    2007年HP・ブログのまとめ
    昨年と同じタイトルをつけて今年を振り返ってみようと思います。昨年3月からHPを立ち上げ、現在も日課としてブログの書き込みをやっています。毎日が確認できること、知識や感想をまとめられること等ブログとして公表しながら、ほとんどこれは自分のためにやっているようなものですが、毎月四千件を超えるアクセスがあるのが信じられず、また有難いと思うこの頃です。今年は4月に「ギャラリーせいほう」で陶彫による「発掘シリーズ」の個展、また木彫による「構築シリーズ」をやっていて、これは毎年1月末に横浜市民ギャラリーで発表しています。今年は「発掘」「構築」両シリーズが同時展開する1年でした。加えて365点による連作「RECORD」を2月1日から始めていて、来年1月末で完結します。陶彫のランプシェードも夏に制作しました。HPも「RECORD」を加えて徐々に充実してきています。仕事の幅が広がるほど楽しさが増え、また時間的には追い詰められる状況もありますが、何とか元気にやってこられました。この稚拙なブログをお読みいただいている方々に感謝するとともに、皆様のご多幸をお祈りして今年を締めくくりたいと思います。来年もどうぞよろしくお願いいたします。Yutaka Aihara.com
    今年も残すところ…
    今年も残すところ2日となりました。作業場に流れるFMヨコハマから今年の締めくくりの音楽や言葉が聞かれます。砂マチエールが何とか終わり、今日は油絵の具で下塗りする作業に移りました。明日から3日間は作業をしないので油絵の具をしっかり乾かすつもりで、すべての板材に下塗りをしたのです。ずっとうつむいて7時間くらい作業をしていたので、顔が浮腫んでいると一緒に作業している教え子に指摘されました。かく言う彼女も鑿を振るい続けて腕や手がくたくたになっているようでした。「今年はここまでだね」と言って作業を終えました。正月休みにそれぞれ自宅で彼女は鑿を研ぎ、私は「RECORD」を作り続ける予定なのです。お互い体調を崩さないようにと確認しあって別れました。晦日から正月を迎える気分になかなかなれないのは今年に限ったことではありません。でも心の充実は何よりも代えがたいもので、今年を精一杯生きた実感があります。         Yutaka Aihara.com
    休庁期間でも続く制作
    昨年のブログを見ると制作三昧の休庁期間を過ごしている様子が窺えます。やはり昨年も同じかと相変わらずの自分にやれやれと思っています。昨年は作業場に自分ひとり、今年は教え子の美大生が卒業制作を持ち込んで一緒に制作しています。木で家具を作っている彼女は、可憐な乙女を返上して朝から夕方まで休まず鑿を振るっています。自分に似て何時間でも坦々と制作しています。自分は砂マチエールの作業に加えて、今年は「RECORD」の額装があって、昨年より辛い思いをしています。自分で作っておきながら「構築〜解放〜」の幅5メートルを超える大きさと「RECORD」の11ヶ月分の量には腰が引けてしまいそうです。同じ空間にいて、夢中になって制作している教え子の姿を見るにつけ、自分も鞭を打たざるを得ない状況が生まれています。これは神の試練かとも思えるほどです。        Yutaka Aihara.com
    ドイツ工作連盟
    以前から興味はあったもののなかなか身近に感じることができなかったものがドイツ工作連盟です。19世紀末にあったユーゲントステイールからさらに前進して、美術と産業が密接に結びついた組織。20世紀初頭にミュンヘンで作られた組織。参加している建築家や画家やデザイナーの仕事が書物等で紹介されるのを見て大変興味を感じました。当時大きな展覧会がケルンで開かれたのを知って、どんな作品が展示されたのか、どんなことが革新的な作風として話題になったのか調べてみたいと思いました。とくに工作連盟の指導的役割を担った建築家ブルーノ・タウトは日本でもよく知られた存在で、当時彼が試みた「ガラスの家」の資料写真をみて、現在では当たり前になっている素材が初めて多くの人の前に建築として登場した時の状況はいかがなものだったのか、そんなことを思い浮かべながら、いま自分の目前に広がる横浜みなとみらい地区のガラスを多用した高層建築を眺めています。