Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 陶彫の成形
    先日から粘土を練って準備していた陶彫作りを始めました。このところ木彫ばかりやっていたので、陶芸は久しぶりです。ずっとやってきた粘土の触り心地を確かめながら、小さなオブジェを作ってみました。香炉にしようか、ランプを入れようか考えながらやっていくうち、やはりオブジェとしか使いようのないカタチになってしまいました。作業場は相変わらず暑くて、ただいるだけで汗が流れてきますが、今日は粘土の魅力に取りつかれて、しばし暑さを忘れました。それでもシャツはたちまち汗だくになりました。木彫の鑿を振るう時に吹き出る汗と違い、じっとりとした汗をかきました。明日も粘土と戯れようかと思っています。粘土はどんどん乾燥していくので、一度始めたら休めない性質のものだということを改めて思い出しました。   Yutaka Aihara.com
    猛暑の作業場
    今年も暑い日が続いています。作業場は身体を動かしていないといられない暑さです。このくらいの気温だと頭を使ってのエスキースは出来ません。ボ〜として頭の中が白くなってしまいます。むしろ単純に木を彫ったり、粘土を練ったりしている方が暑さが紛れて楽です。いったい一日にどのくらいの汗をかくのだろうかと思います。汗をかきやすい体質になっているのかもしれません。ただ汗をかいた方が身体が動きやすくなるのも事実です。木を彫って6時間。粘土を「たたら」にして1時間。そんな具合の一日です。気が急いてもこれ以上作業すると長続きしません。余力を残して終わるというのがいいのです。自分はこんな制作活動に幸せを感じています。ストレスは皆無、一日仕事をした後の充足感は何にも変えられません。創作欲しかない日常はいつまで続くのか、でも完成に近づくにつれ緊張が高まり、言いようのない不安に襲われることもしばしばあります。創作である以上これは仕方のないことですが。                          Yutaka Aihara.com
    粘土の荒練り
    久しぶりに粘土を練りました。この夏に陶彫のランプシェードや香炉を作ろうと決めていたので、粘土の荒練りをしました。このところ木彫ばかりやっていたので、粘土とは新鮮に向き合うことができました。菊練りまでやったところで今日は終了。成形は次回。作業場は荒彫りした木の柱と荒練りした粘土があって、制作がいよいよこれから佳境に入るという感じです。しかし空調の無い作業場の暑さは容赦なく、あれもこれもやるには身体がついていきません。粘土の荒練りもやっている途中から汗が噴きだし、Tシャツを何枚も替える始末です。こんな湿気のある蒸し暑い中での作業ですが、陶芸の粘土にとっては好条件で、ゆっくり乾燥するため失敗が少ないのです。最近の都会生活では考えられない厳しい環境は、まさに日本の夏そのもので、そうした風土に育まれた木彫や陶芸をやっている自分は、自然に逆らわずに制作しているのではないかと妙に納得しています。
    365点の連作 額装考案
    2月1日より始めたポストカード大の平面作品が今日で193枚になりました。現在は1ヶ月ごとに分けて紙袋に入れてあるのですが、作品が全部揃ったら展示することにします。だいぶ前にまとめて展示することを決めてから、作品ひとつずつに小さな印を押して日付をつけています。さて、今はどういう展示にしようか思案中です。作品によってはレリーフ状のものや箔が貼ってあるものやコラージュがあって、普通の額装では難しいと思っています。しかも小品といえども365点。来年1月末の横浜市民ギャラリーのグループ展間近では額装を考えている余裕はないと判断し、早急に額装を試してみることにしました。考えたのはパネルに1ヵ月毎に作品を留め、その上からアクリル板を固定する方法。パネルとアクリル板の間に隙間を作れば、多少のレリーフでも大丈夫ではないかと考えました。早速パネル作成用の板を買ってきたのですが、1ヶ月30枚程度になる作品は思いのほか場所をとり、もう少し大きくないと1か月分を留めきれないことがわかりました。それが12点必要になると思うと、額を作るだけでもかなりの仕事です。実作品を作ると同時に、額も早めに作らねばならないと感じました。     Yutaka Aihara.com
    森村泰昌「美の教室 静聴せよ」
    表題の展覧会が横浜美術館で開催されているので見てきました。このところ展覧会ばかり出かけています。空調の無い作業場は暑いので制作は小休止。こんな時は涼しい美術館に限ります。とはいえこの展覧会は企画といい、発表内容といい、熱気を感じる大変楽しいものでした。展示場所を学校に見立てて、森村泰昌先生が1時間目から6時間目まで美術の鑑賞の授業を行う設定になっていました。音声ガイドから流れる講義内容も作品の一部で、部屋ごとにフェルメールだったり、ゴッホだったり、レンブラントだったり。作家自身が被写体となって演じる名画は、単なる真似事ではなく表現を問う哲学にまで発展していました。解りやすい音声とともに特異な表現方法をゆっくり味わうことが出来て、これはもう企画の勝利ともいえる展覧会でした。Yutaka Aihara.com