Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

  • Tag cloud

  • Archives

  • 梱包に明け暮れた一日
    週末だけとはいえ1年間かけて作った作品を、ほとんど丸一日かけて梱包しました。エアキャップを始めとする梱包材を作業場に山のように持ち込んで、集合彫刻の部品を次々に包みました。今回も「構築〜解放〜」と表書きをしておきます。搬出してから倉庫に入れる時に前作と区別がつかなくなるからです。まだ彫刻を始めたばかりの頃は、梱包に時間をかけるなんて意味がないと思っていました。確かに小品ならば時間はかかりません。でも今は梱包は大事です。作品が集合体なので、ひとつでも欠けると困るし、今回のグループ展が終わった後、またいつこの作品が展示できるのか見当がつかないのでしっかり梱包して倉庫に保管しておくのです。明日はボルトナットの確認や「RECORD」にヒートンをつける等、細々とした搬入準備をする予定です。                             Yutaka Aihara.com
    「RECORD」梱包前に…
    365点の連作が終わりに近づいています。残り数日ですが、これを出品するグループ展の搬入日が29日なので少々困っています。今まで一日一枚のペースで作品を作ってきましたが、展覧会開催中に残り2枚を作らねばならず、おまけに展示されている額をはずして、2枚の作品を額に収めなくてはなりません。これはかなり手間がかかるので、ここは「RECORD(記録)」ならず未来の作品を予め作って、出来ている1月分の作品と一緒に額装して梱包してしまおうと考えました。明日から梱包を始めるので、何とか間に合わせようと今日は必死でした。小さい作品なれど、いっぺんに何点も作るのは楽ではありません。最後は粗雑にしたくないので、あれこれアイデアを捻り出して作ってみました。う〜ん、出来はギャラリーで展示してみて考えることにします。                        Yutaka Aihara.com
    グループ展案内状は「蛙」
    今年の横浜のグループ展の事務局をしているのは自分の大学の後輩で、まだ20代の若い造形作家です。彼は数年前に恐竜の骨を木彫し、現在は大きなドラゴンを制作している具象系の作家ですが、彼がデザインしたグループ展の案内状がとても面白く人目を引く出来栄えです。案内状のデザインになったのは蛙です。正面を向いて手を広げた姿態が「ゲテかわいい」感じです。ゲテモノ的な可愛らしさが気に入りました。ただし蛙の苦手な人にはつらいかもしれませんが…。その案内状を知人・友人に今日発送しました。グループ展のインフォメーションを記しておきます。名称は「サクレ展」。場所は「横浜市教育文化センター1F市民ギャラリー」。JR線・市営地下鉄とも「関内駅」下車。大通公園に面したレンガの建物です。会期は1月30日(水)から2月4日(月)まで。各日10時から18時、最終日は16時までとなっております。ご高覧いただければ幸いです。          Yutaka Aihara.com
    大リーガーのコトバ
    昨晩放映されたNHK「プロフェッショナル」は面白くてワクワクしながら見てしまいました。これは正月に放映された続編で、正月に見て刺激を受けたので今回も期待をしていました。インタビューを受けた人は大リーガーのイチローです。彼の口から出るコトバ一つ一つに思わず頷き、道を極めようとする思考は野球に限らず美術にも通じるものがあると思いました。「満足をすると次に何かが出てくる」というイチローのコトバで、満足できないからこそ次の作品を作るんだと言っていた自分の考えはひっくり返されてしまいました。確かに夢中で取り組んだ作品に満足をしている自分がいて、さらにもっと満足できる空間を目指したいから、また次の課題が生まれてくるというのが正直なところです。バッドが身体の一部というくだりも、彫刻の道具も同じと思いました。久しぶりに刺激をもらった番組でした。     Yutaka Aihara.com
    カルダーの浮遊空間
    アメリカの彫刻家にアレキサンダー・カルダーがいます。モビールを考案した巨匠です。カルダーのモビールを知ったのは学生時代ですが、その頃は自分は量感のある具象彫刻を作るにはどうしたらいいのかをずっと考えていました。師匠の池田宗弘先生の作り出す真鍮の彫刻は量を削ぎとって、思い切り空間を意識した造形でした。そんな対極にある師匠の造形に憧れ始めていた頃に、さらに衝撃的だったのがカルダーのモビールでした。針金によって宙吊りされた鉄の板がゆらゆら揺れている様子は、風によってカタチが変化して、見ているこちらも軽やかに空間と遊べるような錯覚に陥りました。板に施された鮮やかな色彩も瀟洒な感じがしてモダンでした。カルダーは若かりし頃、針金で小さなサーカスを作って遊んでいたことを知り、彫刻領域の広さを感じました。造形には遊びの要素が大切と今でも思っています。  Yutaka Aihara.com