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  • HPに2017’10月~12月分RECORDをアップ
    10月28日(日)に2017年の10月から2018年の9月までの1年間分のRECORDの撮影をカメラマンにしていただきました。一日1点ずつポストカード大の平面作品を作っているRECORDは、文字通りRECORD(記録)であって、仕事から帰った後、毎晩食卓で作っています。時間的な厳しさは勿論、精神的な苦しさもあり、RECORDは自分にとって自己との闘いであると思っています。2007年の2月からRECORDは始まっていて、既に10年以上やっていることになります。その時のNOTE(ブログ)からこんな一文を引用いたします。「陶彫や木彫で日々どちらかといえばモニュメンタルな作品を作っているのですが、これはそうした立体作品の対極にあるポケットサイズの作品で日記のようにやっていくつもりです。事象の捉え、思弁的なもの、技法の実験など普段やりたかったことを全てやってみようと思います。テーマの一貫性はありません。発表するかどうかも微妙です。」と当時は考えていたようですが、その後テーマの一貫性を決めました。さらに発表する機会も得ました。その発表する機会がこのホームページで、撮影によるデジタル画像に変えてアップしているのです。今回アップしたRECORDは、2017年最後の3か月分で、記憶の彼方にいってしまっている作品だなぁと思いました。私のホームページに入るのは左上にある本サイトをクリックしてください。ホームページの扉にRECORDの表示が出てきますので、そこをクリックすれば今回アップした画像を見ることが出来ます。ご高覧くだされば幸いです。
    映画「チューリップ・フィーバー」雑感
    昨晩、常連にしている横浜のミニシアターに「チューリップ・フィーバー」を観に行ってきました。先日、東京上野にある上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」に行ったばかりで、私は17世紀オランダの風俗に気持ちが浸りきっていて、フェルメールの絵画から抜け出したような映像が売りの「チューリップ・フィーバー」を観てみたくなったのでした。物語は孤児のため修道院で育った若い女性ソフィアと、初老で裕福なコルネリアスが結婚するところから始まり、その後なかなか跡継ぎが出来ずにいた夫婦生活に、肖像画を頼まれた若い画家ヤンが登場してきます。ヤンとソフィアが不倫に走るのと並行して、当家に仕えるメイドのマリアは魚売りと密通し、妊娠が発覚するのでした。ソフィアはマリアの妊娠を利用してある計画を思い立つのですが…。そんな主軸の物語に加えて人々が一攫千金に狂気するチューリップ・バブルがもうひとつの物語を牽引します。貴重な縞模様のチューリップの品種は高値で取引され、取引場所となった酒場の奥は、投機家たちの興奮の坩堝と化していたのでした。マリアのために財産を作りたい魚売り、ソフィアを強奪したい画家のヤンを初め、チューリップの球根に翻弄される男たちの野望が渦巻く場面がありました。17世紀ネーデルランド(オランダ)はスペインから独立し、経済的な繁栄を極め、黄金時代に突入します。その中で投資の対象となったチューリップと絵画が大流行した背景が本作にはありました。レンブラントやフェルメールが活躍した時代は、こんな感じだったのかなぁと思わせる演出があり、映像はまさにフェルメール絵画を意識していて、室内に差し込む光や、窓辺で手紙を読む若い女性がフェルメールの描いた世界そのものに感じました。「フェルメール展」を既に見ていた私は、あの絵画のシーンが動画になっていることに夢中になりました。きっと絵画ファンも映画に惹きつけたくて、監督は「チューリップ・フィーバー」を制作したのだろうと思います。
    週末 制作&フェルメールに通じる映画鑑賞
    昨日が休日出勤だったため、仕事から帰ってきた夜に、工房に出かけて陶彫成形のためのタタラを準備していました。今日は朝から工房に籠って、23個目になる陶彫制作をやっていました。朝から夢中になって制作をしていたのは、夕方、家内と映画に行こうと決めていたので、制作工程にあるノルマを何とか果たそうと頑張っていたのでした。創作活動は心ひとつで変わるもので、23個目の陶彫部品は成形と彫り込み加飾を何とか終えることが出来て、さらに乾燥した陶彫部品2個に仕上げと化粧掛けも施し、窯入れもしてしまいました。昼頃には近隣のスポーツ施設に僅か1時間足らずでしたが、水泳や水中歩行にも出かけてきました。濃密な時間を過ごしたなぁと振り返っています。陶彫制作に関しては上手く制作サイクルが回っていて好調な感じを持っています。この調子でいけば昨日立てた制作目標を達成できるかもしれないと思っています。陶土が足りなくなっていて、それは来週にでも栃木県益子町に連絡するつもりです。夕方になって家内と映画「チューリップ・フィーバー」を観に行きました。常連になっている横浜のミニシアターでしたが、夕食を兼ねて車で出かけました。先日「フェルメール展」を見に行って、その感動をそのままに17世紀オランダを舞台にした米英制作による「チューリップ・フィーバー」を観てきたのでしたが、フェルメール絵画から抜け出したような人物たちが、チューリップ投資や絵画収集に富を費やす社会が描かれていて、物語だけではなく映像美にも感心してしまいました。まさにフェルメールが描いた室内そのもののような設定、たとえばに織物の色彩や小道具や衣装に見入っていました。フェルメールが描いたような若い女性が主人公となり、若い画家との不倫が物語の主軸になっていました。詳しい感想は後日改めます。今日は午前中の陶彫制作と午後の映画鑑賞があって充実した一日を過ごしました。
    週末 休日出勤から12月が始まる
    週末ですが、私の職場では今日は休日出勤でした。この代休を12月25日にとる予定で、冬季休業を連続して取得できる環境を作っています。今週は土曜日まで出勤する長い1週間でしたが、年末の休庁期間を含めた冬季休業に創作活動を充てるために、今日頑張って仕事をしていました。今月はどんな1ヵ月にしていこうか、いつものように制作目標を立てていきます。12月の週末は今日を含めて5回ありますが、22日(土)から来年1月6日(日)までの冬季休業中に休庁期間と年休を使えば、16日間の連続した休日が確保できます。こればかりはウィークディの仕事の具合でどうなるかわかりませんが、精一杯陶彫制作に充てられる可能性があります。新作は50個くらいの陶彫部品で成り立つ集合彫刻です。そのうち現在は22個の陶彫部品が焼成済みか、焼成待ちの作品なのです。とりあえず目指すのは33個の仕上げです。残り11個、これを休庁期間を含む冬季休業でやっていきたいと考えています。そうすれば2つの塔が出来上がります。2つの塔の床に迫り出てくる陶彫による根は次の段階で作ろうと思っています。今月中に陶土が足りなくなることもあり、休みに入る前に栃木県益子町の明智鉱業に連絡して取り寄せようと思っています。鑑賞は先月ほど多く出かけられる機会があるかどうかわかりませんが、美術館や映画館には足を運ぼうと思います。RECORDは先月から下書き先行になってしまったので、早く遅れを取り戻したいと思っています。読書は現象学から解放されたい気持ちが出てきていますが、肝心のフッサールの翻訳本は未だ手つかずになっていて、難解な書籍に多少辟易しています。今月も頑張ろうと思います。
    充実の11月を振り返る
    今日で11月が終わります。昨年のアーカイブを見ると工房で重宝している土錬機は、昨年の11月に滋賀県信楽町から届いたことが書かれていて、新機種になってちょうど1年になるのかぁと思いました。窯のメンテナンスや陶土の追加注文もしていて、昨年の11月は一区切りあったことが思い出されます。今年の11月も陶彫制作、鑑賞ともに充実した1ヵ月でした。新作の陶彫制作は6個作り終えました。当初週末を数えて4個を目標にしていましたが、ウィークディに夜の制作をやっていたので、目標を超える成果になったのでした。その分RECORDが厳しい状況に陥っていて、来月は何とかしたいと考えています。今月の鑑賞は過去最大と言っていいほどの充実ぶりでした。「横山崋山」展(東京ステーションギャラリー)、「EXOTIC×MODERN」展(東京都庭園美術館)、「快慶・定慶のみほとけ」展、「マルセル・デュシャンと日本美術」展(両展とも東京国立博物館平成館)、「ルーベンス展」(国立西洋美術館)、「ジョルジュ・ルオー展」(パナソニック汐留ミュージアム)、「フェルメール展」(上野の森美術館)、「ムンク展」(東京都美術館)の美術展だけで8つ、映画では「オーケストラ・クラス」、「世界で一番ゴッホを描いた男」(両上映ともシネマジャック&ベティ)の2本を見てきました。とりわけ「フェルメール展」は事前予約が必要で、前売り券を持った鑑賞者しか入れない状況でしたが、それでも時間設定があった入場前には長蛇の列ができるほど混雑を極めていました。今月鑑賞した作品の詳しい感想が、今月中のNOTE(ブログ)に書ききれないこともあり、11月の充実を示すものだなぁと思っています。読書は現象学者による2冊の書籍を交互に読んでいますが、随分長いこと鞄に携帯していて、次の書籍に手が出せないのです。ウィークディやっているもうひとつの仕事は来年度を見据えた逼迫した取り組みがあり、シンドい思いをしています。毎年のことですが、職場での立場を自分は改めて実感する時期でもあります。さすがに体調が芳しくない時もあり、漢方薬を服用しながら日々過ごしてきました。来月はどうなるのか、健康に気遣いながらやっていきたいと思います。