Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 新しい職場の親睦の会
    新しい職場に異動してきて2週間以上が過ぎました。今晩は新しい職場の人たちと飲む機会がありました。ここで今までとは違う関係が作られて、お互いの仕事がやりやすくなるのです。腹を割って話せる関係作りというわけで、人間関係を円滑にするための飲み会でした。話してみればわかりあえることがわかって、ちょっとホッとしました。組織としての仕事はもう始まっていて、慌しい日常がどんどん過ぎていきますが、エンドレスな仕事をちょっと休んで、みんなで楽しんだ夜でした。自分が管理職として、どんな受け入れられ方をしているのか、職場の中で困った問題を抱え込んでいる人はいないか、チームとしての活力はどうなのか等具体的な話が聞けてよかったと思いました。 Yutaka Aihara.com
    心の声を聴く
    一日の大半を過ごしている職場では、たくさんの情報が飛び交う中、それらを整理し、まずどこから着手するかを判断して仕事に臨みます。仕事に優先順位をつけているのです。そうした情報の坩堝の中でやっている自分は、週末だけは外からの情報を入れずに、自分と向き合っていたいと切望しているのです。自分に問いかける行為は創作には必要なもので、心の声を聴いて、そこから湧き上がるイメージを捉えたいと考えます。創作行為には時に引きこもる時間があって、じっと部屋で蹲っていたいと常日頃から思っています。慌しく動いている日常の時間の中では、モノを作ることやモノ作りに到達する思考錯誤さえ考えられないと感じています。
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    4月のRECORD
    一日1枚のペースでポストカード大の平面作品を作っているRECORDは現在3年目に入っています。昨年から月ごとにテーマを決めて取り組んでいますが、このテーマに縛られて思うように進まない時もあります。それでもパズルでもやっているかのように、手枷足枷を嵌められている中で、可能な限り展開できるという自信もついてきました。今年の年間テーマはパターンの中で展開する図形作品です。4月は円形を中心にすえたパターンをやっています。ちょうど矢の標的のような図形を描き、それをベースに作品を作っています。場合によって色彩も大きな役割として作品の要素に加えています。カタチだけではなく色彩のもつ力を感じないわけにはいきません。無機質なカタチの上にうっかり垂れてしまった色彩のシミやにじみが面白いと感じたことがきっかけになりました。                  Yutaka Aihara.com
    「彫刻の呼び声」を読んで…
    表題は峯村敏明著「彫刻の呼び声」(水声社)で、銀色一色のシンプルで現代的な装丁に魅かれて購入しました。彫刻とは何かを問う真摯な評論集で、時間をかけてじっくり読み込みました。一貫したテーマである「存在」を美術界の様々な状況の中で提示されていました。こうした哲学的な思索は、自分の作っているものが一体どうなのかを自問自答する機会にもなって、大変刺激的です。つい職人的な手わざに走る近視眼的な傾向がある自分には、自分の今までの制作を振りかえり、自分なりに彫刻とは何かを自分に問いかける必要を感じてしまいます。というのは彫刻を通した思索とその具現化が、自分をして作品を作らせる動機になっているからです。通勤電車の中で、とつおいつ読んだ数週間でしたが、周囲が気にならなくなるほど没頭していました。
    3年経って歯の治療
    このブログを書き始めた頃に、歯の治療をした感想を載せた記憶があります。彫刻制作の工具と歯の治療に使われる器具が似ているように思われたので、そんなことを書いたように思います。ちょうど3年前のことです。そしてまたしても歯の治療が始まりました。上顎の糸切り歯の裏に違和感があり、歯医者に行きました。虫歯になっていると言われ、彫刻で使うルーターのような電動器具で虫歯を削り取られました。仮詰めをして、また次回。歯が痛かったわけではなかったのですが、早めの処置をした按配です。歯医者は馴染めません。まぁ馴染める人は歯科研修医くらいなものかもしれませんが、自分の歯を大切にしたいと感じた一日でした。           Yutaka Aihara.com