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  • 信濃観月苑の「猫展」
    昨日、長野県麻績の池田宗弘先生宅を訪ねた折、麻績村にある信濃観月苑で池田先生が「猫展」を開催しているので見てきました。猫は池田先生にとって生涯の友であり、彫刻や絵画、版画のテーマでもあります。池田先生が育てた猫は数知れず、東京の東村山に住んでいる時から猫に囲まれていました。しかも捨て猫ばかり育てています。この師匠にしてこの弟子あり、というわけで自分も何の縁か捨て猫「トラ吉」を育てています。思えば自分が池田作品に初めて出会ったのも猫の群像彫刻で、その強烈な印象に圧倒されて弟子入りしたようなものです。真鍮直付けによる骨ばった猫、中には穴が空いて心棒が丸見えになった猫もいて、それら猫たちが忍び足で四方八方から餌である魚に近づいてきます。魚もほとんど骨の状態で、そこには逞しく生きようとする猫たちの生命が躍動していました。信濃観月苑で開催中の「猫展」にも真鍮による猫の彫刻が展示されていました。「猫展」では水彩や木版画になった猫もいて、それら猫たちのエピソードも記されていました。血統書付の猫を飼っている知人がいますが、同じ猫好きでも生活の底辺で逞しく生きる猫たちとともに生きている池田先生に共感を覚えます。
    今年も長野県麻績村へ
    毎年夏の恒例行事のようになっている彫刻家の師匠宅への訪問です。長野県東筑摩郡麻績村に住む池田宗弘先生を今日訪ねました。先日池田先生に連絡を入れたところ足を痛めていて現在松葉杖で歩いているとのこと、かなり心配しましたが大事には至っていない様子でホッとしました。師匠宅「エルミタ」の近くにあるギャラリーで「池田宗弘・猫展」を開催中で、まず「猫展」を見てから「エルミタ」へ向かいました。「エルミタ」は城壁のような塀に囲まれ、入口に鉄の扉があります。勝手知ったるところなので扉を開けて、野外工房を通り抜け、食卓のある2階へ上がっていきました。着物を着た池田先生が迎えてくれました。先生の足は膏薬が貼られていて、まだ本調子ではないように見えましたが、修道院から依頼された大きなプロジェクトの話を先生から聞いているうちに、これは大丈夫だと思いました。食事等の生活面が難儀していることを予め伺っていたので、簡単に食べることの出来る栄養価の高いものを持参しました。70歳代半ばになってもキリスト教団体から彫刻の注文が後を絶たない池田先生。イエスの磔刑彫刻が未完のまま野外工房に放置されていたのを見て、早く回復されて滞りなく制作が進むことを祈りつつ、「エルミタ」を後にしました。
    菩提寺に墓参りした日
    お盆は今月中旬から始まりますが、今日実家の母と菩提寺に出かけて墓参りがてら墓石の掃除をしてきました。自分の仕事の関係で今日と明日夏季休暇をいただいたのです。お盆やお施餓鬼は実家では必ずやっていて、自分が幼い頃は親戚が集まって仏壇に供え物をして線香を焚き、迎え火や送り火、茄子や胡瓜に足をつけた牛馬の雛型を玄関先に置いていました。お施餓鬼とは、死者が死後に逆さに吊るされている様な非常な苦しみを受けているのを救う為に、祭儀を設けて三宝に供養することと仏教では言われています。そんな風習も今では母が毎年やっているだけで、近隣ではほとんど見かけなくなりました。お盆は大型連休という捉え方が一般的となり、高速道路や観光地が渋滞している昨今ですが、世相がどうであれ先祖の供養は自分の代になっても続けていくつもりです。このNOTE(ブログ)は日記としての役割があるので、今年の墓参りの日程の記録として今日はこの話題にしました。
    ホームページ打ち合わせ
    6年前に立ち上げた自分のホームページ。クオリティを高くしたいとカメラマンやアートディレクターに相談して、現在のホームページが出来ました。ここにきてリニューアルを考える時期になり、今日は前述のスタッフと打ち合わせを持ちました。自分は立体造形やRECORDというアナログな制作のみをやっているので、デジタルな世界を構築できる時間的・技術的余裕がなく、そこで思いついたのがスタッフの力を借りてデジタル画像を作り上げていくプロジェクトでした。カメラマンはただ撮影しているだけでなく、またアートディレクターは言われるままのデジタル処理をしているだけでなく、それぞれの立場で意思・意図を持った仕事をしてくれるように要望しました。それにより三者のセンスが競合かつ融合するプロジェクトとなって自分のホームページが生まれました。ただ、ホームページ発足当時に比べると作品が飛躍的に増えて、このままいくと見づらい部分が出来てしまうこと、どんな人にもわかりやすい処理をして充分楽しんでもらえるような配慮をすること等、を考えて今月末にはリニューアルに踏み切ることになりました。現在のホームページにはNOTE画面左上にあるアドレスをクリックしていただけると入れます。ご高覧いただければ幸いです。
    週末 相変わらず猛暑の工房
    昨日に続いて今日も工房で制作三昧です。昨日成形した2つ目のドーム型陶彫に加飾を加えました。暑さのせいか陶土の表面がすぐ乾燥してきて霧吹きで水をかけながら作業を進めました。猛暑で工房内の温度はどのくらいになっていたのでしょうか。汗まみれ土まみれの作業が続きます。今日は若い世代の子たち3人が工房に来ていてアクリル画や油絵を描いていました。彼らはこの温度に耐えられるのか心配になりましたが、水分補給と休憩を促しながら何とか夕方まで制作をやりました。作品は精神の産物なので集中をすれば汗が噴き出てきます。単純作業であっても体力は消耗しますが、まして感受性に裏打ちされた制作は大変な疲労を伴います。明日に影響しないように夕方早めに終わりました。また次回に持越しです。