2011.07.22 Friday
今日は職場での仕事は午前中で切り上げて、午後は年休を取って東京銀座のギャラリーせいほうに向かいました。途中、東京駅八重洲方面に降り立ち、現在ブリジストン美術館で開催中の「青木繁」展を見てきました。28歳で夭折した明治時代の画家青木繁。「海の幸」があまりにも有名で、中学校高等学校の美術の教科書に掲載されています。そのイメージを基にして私は学生時代に大きな木版画を制作したことがありました。技法はドイツ表現主義、イメージの出所は「海の幸」でしたが、どうしても借りたイメージが気に入らないので捨ててしまったのでした。そんな昔のことを思いながら青木繁ワールドを堪能しました。詳細の感想等は機会を改めて書くことにします。ギャラリーせいほうは、今日も友人知人が訪ねてきました。家内も友人を大勢連れて来ていました。職場の人も数人で連れ立って来てくれました。明日は搬出。大仕事が待っています。
2011.07.21 Thursday
午前中は管理職研修で出張し、午後は年休を取って東京に向かいました。職場には行かない一日でしたが、午前中は管理職仲間と会い、午後はギャラリーせいほうに職場の人が訪ねてきてくれたので、職場の様子はよくわかりました。ギャラリーせいほうに行く前に上野に立ち寄り、現在国立博物館平成館で開催中の「空海と密教美術展」を見てきました。何度となく京都の東寺や醍醐寺に行ったことはありますが、寺の中で見る仏像と博物館で照明に当てられた仏像とは印象がまるで異なりました。以前この博物館で見た「阿修羅像」にも同じ印象を持ったことを思い出しました。見る場所、観る意識が変わると作品も変わるなぁと改めて感じます。その中で思わず感動をした作品がありました。詳細は別の機会にしようと思います。ギャラリーせいほうでの個展は、ウィークディなので人も少なかろうと思っていたら、友人知人が時間を空けずに来てくれて、閉店近くまでお喋りが弾みました。わざわざ来ていただいて有難うございました。明日は朝から勤務して、とくに急ぎの仕事が舞い込まなければ、また午後年休を取って個展に来たいと思っています。
2011.07.20 Wednesday
創作は工房に籠もって一人でやっています。若い世代が工房に出入りしていても創作活動は常に一人です。共同制作はやったことがないし、もちろん今まで組織を作ることは皆無でした。公務員としての自分と、彫刻家としての自分はまるで別人です。創作活動は内向きな自分になって、自分自身との対話から生まれるものです。自分はそんな引き篭もった状況が結構好きで、心は気楽な居所を見つけて悦に浸ります。どんなに苦しんでいても外からは気づかれないし、だからといってネガティヴな造形をやっているわけではなく、空間の捉えは常にプラス思考だと思っています。でも誰にも見られないところで心を遊ばせながら造形していくのが楽しいと思えるのです。ところが現在開催している東京銀座での個展は、そんな内向きな制作事情とは無関係に外に向けて何かを発信しています。正直そうした行為が恥ずかしいと思うこともあります。心のカタチを吐露しているのですから、恥ずかしいのは当然かもしれません。人に見てもらいたいくせに恥ずかしいというのは矛盾する不思議な感覚です。毎年個展を開催していて発表することに慣れることはありません。搬入・搬出や展示の段取りには慣れましたが、内向きな制作に照明があたり、やがて作品が自分の手を離れていく瞬間に立ち会うのは、何とも複雑な心境なのです。
2011.07.19 Tuesday
RECORDは一日1点ずつ制作をしている葉書大の平面作品です。たとえどんなに疲れていようと多忙だろうと一日1点。その日の調子の良し悪しはあっても一日1点。日によっては余裕な時があり、また厳しい時もあります。画面は小さいながら自分に課すものとしては、現在の自分の状況を考えると最高の課題と思っています。今までの作品を全部展示してみたい欲求に駆られますが、とりあえずホームページにデジタル画像としてアップしていく所存です。そこで2009年の10月分をアップしました。今日は2011年7月19日ですから、2009年の10月分はかなり前に作った作品で、その時の気持ちの変化や状況を思い起こすことができて感慨一入です。ホームページにはNOTEの左上にあるアドレスをクリックしていただけると入れます。ご高覧いただけると幸いです。
2011.07.18 Monday
今日から東京銀座のギャラリーせいほうで個展を開催します。ギャラリーせいほうでの個展は6回目。毎年オープニングパーティに来てくれるメンバーが変わっています。今日はともかく若い世代ばかりが10数人集まりました。メンバーに学生はいなかったのですが、外から来た人の目には、大学の先生を囲む学生集団に見えたかもしれません。しかも圧倒的に女子ばかり。なでしこジャパンが世界一を決めた日に、自分の個展のオープニングにも仕事派女子が目立っていて現代日本のスポーツ・芸術は女子力に支えられていると思わざるをえません。6年間のうちで一番華やかな雰囲気に包まれたオープニングパーティでした。ただし、今回の作品がギャラリーいっぱいに展示されていて、料理・飲み物を出すテーブルを設置する場所が狭く、展示スペース全体に人が散らばって楽しんでいる様子でした。