2007.07.10 Tuesday
パリでまとまった「睡蓮」の油彩画を見るまでは、モネの「睡蓮」をたいして重要な絵画遺産とは思っていませんでした。パリの美術館で観客をぐるりと取り囲んだ「睡蓮」連作を見て、目から鱗が落ちました。まさに水がめくるめく映像のように自分の周囲に近づき、また浮揚する睡蓮の美しさに絶句したほどでした。今日は梅雨らしく雨降りの一日なので、気分を晴らしたい一心で写真家エリザベス・マレーによる「モネが創った庭」をパラパラとめくったところ、自分がオーストリア在住中パリに旅行して、モネの「睡蓮」に遭遇した頃を思い出しました。梅雨の季節にモネの「睡蓮」。これはいい取り合わせかもしれません。
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2007.07.09 Monday
横浜の古い街並みが残る中心に久保山墓地があります。久保山墓地は、明治7年に出来た共葬墓地だったようで、戊辰戦争で亡くなった長州・土佐の藩士を埋葬した官修墓地もそこにはあります。関東大震災で多くの人が亡くなり、引き取り手のない人々を埋葬した久保山合祀霊場もあります。第二次大戦のA級戦犯の火葬も行っているそうです。とにかく横浜の歴史とともに久保山墓地も歩んできたと言っても過言ではないと思います。亡くなった義母はこの久保山墓地にある常清寺が菩提寺で、墓地も古い一角にあります。奄美大島から出てきた義母は、横浜に住む義父と知り合い、ここが永眠の地となったわけです。私も母方の実家がこの近くにあって、久保山墓地には幼い頃からお参りに来ていました。私にとっても思い出の多い土地なのです。今日は義母の葬儀を久保山墓地の斎場で行いました。懐かしい風情が漂う墓地で過ごした一日でした。
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2007.07.08 Sunday
幼い頃から水泳を習っていたわけではなく、特に水に対する興味もなかったのですが、近くにスポーツクラブがあって、仕事を始めてからちょっとしたことが契機になって、以来ずっと水泳をやっています。マスターズ登録もしていて、気が向けばエントリーしています。自分は平泳ぎが得意です。コツを教わったわけではないのに同年代の人より早く泳ぐことが出来るので、大会には平泳ぎで出ています。泳ぎ初めの頃は、力まかせで泳いでいて疲れることがありましたが、最近は身体を大きく使って楽に泳ぐことが出来るようになりました。泳いでいると体調の具合がよくわかります。泳ぎそのものも変化してきて、気持ちよく泳ぐ、泳ぎを楽しむということがわかってきました。日々勤務し、週末は創作行為、さらに水泳というのは大変ですが、泳ぎが楽しくなっている現在は、何とか時間をやりくりしています。
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2007.07.07 Saturday
学生時代から今までの通学・通勤時間を考えると、最近やっている自動車通勤より、はるかに長い時間を電車やバスを使って移動していることに気づきました。自動車を修理に出しているので仕方なく通勤方法を電車やバスにしていますが、忘れていた電車通勤の時間帯に読書をしていた頃を思い出し、さっそく鞄に本をつめて出かけています。通勤時間に読む本は、なかなかいいものです。本来自分は読書が大好きで、機会があれば読んでいた時代があります。家でゆっくり読むのもいいのですが、通勤時間の読書は時間が限られているだけに集中できます。また体調によってはうつらうつらして、内容が頭に入ってこない時もあります。今、自分の通勤の友は「マニエリスム」に関する評論で、じっくり読み砕いて、しばし考えるという方法で、精読しています。若い頃は苦手としていた本格的な評論ですが、今は苦にならずに読むことができます。趣向が変わったのでしょうか。
2007.07.06 Friday
昨日、義母が他界しましたが、今日は父が亡くなってちょうど丸一年、父の一周忌になります。そんな年回りで毎年のように親を失っていきます。最近は介護住宅ができて、行き届いた設備とケアがあり、家族が介護で疲れることが少なくなりました。でも親を失うのは、自分の中に何がしかの影響が出てきます。義母の過ごした介護住宅を片付けにいくのはつらいと家内は言っていますが、私も1年間も放ってある亡父の道具の詰まった倉庫を片付けられません。亡父が商っていた畑の植木がしだいに大きくなり、移動するのも困難になっています。畑の一角に大きな窯場兼工房を作ろうと計画しているのですが、なかなか植木の行き先がわからず、いまだ計画のままです。制作に追われる日常にあって、ふと足元を見つめなおす時なのかもしれません。
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