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  • 「幻想絶佳 アールデコと古典主義」展
    今日で終了した展覧会を取り上げて恐縮ですが、先日、東京目黒にある東京都庭園美術館の「幻想絶佳 アールデコと古典主義」展に行ってきました。まず当美術館そのものがアールデコ様式で建てられていて、独特な佇まいが特徴的です。最近リニューアルしたばかりで、装飾美術家アンリ・ラパンによって設計され、ルネ・ラリックやイヴァン=レオン・ブランショによる壁面に眼が奪われました。これはリニューアル前からあったものですが、改めて室内装飾の美しさが際立っていました。アール・デコは幾何学的で図形的な文様や流線型がモダンなスタイルとして、装飾や日用雑貨に及んだものです。さらにアフリカ・アジア・南米や古代エジプトのエキゾティズムと結びついて独特な美観をもつに至りました。古典主義もそうした風潮の中で取り上げられ、具象性の強い作品がアール・デコ=スタイルの中に組み込まれていったようです。プゲオン作「蛇」に見られる寓話的な具象絵画や「パリ14区役所別館祝宴の間 壁画下絵」は人体リアリズムが構成された壁画作品として印象に残りました。抽象性と具象性が装飾美術として並存する楽しさは、アール・デコらしい雰囲気があって自分の趣向に合うのです。ミュージアムショップで今回の展覧会の図録と旧朝香宮邸に関する書籍を購入しました。機会を改めて、こうしたアール・デコ建築に関する自分なりの考察もしてみたいと思っています。
    2015年度最初のイベント
    4月1日から新体制で職場が動いていますが、今日は今年度最初の大きなイベントがありました。職場では年間を通して数々のイベントがありますが、今日は式典としてのイベントでした。式辞を考えていた先週、冒頭で触れる時節の挨拶で、今日の桜の開花がどうなっているのか、まだ咲き誇っている状態か、既に散り始めているのか、自分は予想を立てながら文章にまとめていました。式典は計画通り難なく終わって、ホッとしているところです。挨拶の定番とも言える桜の話題ですが、開花を褒め讃えながら、樹木の下に人が集まって酒宴を催す風習は、どうやら日本だけのようで春の風物詩になっています。日常の風景に眼をやれば、こんなところに桜の木があったのかと驚くことも暫しあり、新芽が出ない前に花が満開を迎える桜は、やはり風景の中で際立つ存在なのかもしれません。そんな桜に見守られながら、今年度最初のイベントは日本の風景の中に溶け込んでいくように思えました。
    週末 興味の訪問かクレームか?
    相原工房は亡父の残してくれた植木畑にあります。畑と言ってもそれほど広大ではなく、周囲には住宅が建っていて、工房の窓から周囲にある民家のベランダが見えます。晴れた日にはベランダに洗濯物が干してあります。工房を使うのは週末は朝から夕方まで、ウィークディは夜の時間帯になります。制作中に騒音や悪臭が出る場合は、自分は周囲に建つ民家のことを考えて、週末の昼間にするようにしています。家内は近所の人たちとよく付き合っていて、工房の使用目的を話してくれています。そうでなければ彫刻制作のことや週末に若いスタッフが出入りしている状況は、近所の人たちになかなか理解してもらえないかもしれません。今日も朝から木彫に勤しんでいましたが、近所の男性が顔を出しました。朝からコンコンという音が外に響いているので、何事かと思ってきたと言うのです。これはクレームかと思い、若いスタッフは緊張の面持ちになりました。私は丁寧に説明をして、夏の個展のためにこんなことをやっていると示し、制作途中の作品を見せました。その人は作品に興味を持ったらしく、粗彫りしたばかりの木材や完成している陶彫部品を繁々と見ていきました。内容が分かれば事なきを得るもので、昨年の図録を渡して一件落着でした。やはり思った以上に気にかけている隣人がいるようで、夜は音を出さないように注意をしなければならないと改めて確認しました。
    週末 木彫継続
    4月になって最初の週末です。今日は朝8時半から夕方4時まで工房に篭りました。「発掘~群塔~」の木彫部分の粗彫りを先週に引き続きやっています。屏風になる板材の数が多いので、なかなか木彫部分も時間がかかります。一日7時間もやっていると鑿を振るう手が疲れてきます。木彫は面白くて次第に引き込まれていくのに、手から腕にかけて疲労が出て、余力を残して一日の作業を終えることにしています。明日も木彫継続で、明日へ疲労を持ちこまないようにするためです。今年になって五十肩に悩まされていて、今も左肩に鈍痛がありますが、木彫の作業は何故か大丈夫なのです。痛みも治りかけてきたので、今日の夜は近隣のスポーツ施設に行って水泳をやってきました。ほとんどリハビリのような水泳でしたが、何とかまともに泳げました。木彫は明日もやります。きっと朝から夕方まで鑿を振るいます。明日も頑張ります。
    2015年度職場の出発会
    職場が新しい体制になって、机の移動や会議が続きました。例年見る職場の風景ですが、やはり新鮮な感じを受けるのは自分ばかりではないでしょう。この職場に私が着任して2年目を迎えますが、親睦会の幹事に駅前の居酒屋を予約するように指示を出しました。昨年も着任早々同じ指示を出し、夜の出発会を持ったのでした。この機会に一気に親しくなって、お互い仕事をやり易くするというのが私の組織運営の第一歩です。昼には全員で一部屋に集まって行う昼食会もありました。私が大鍋で豚汁を作り、全員に振舞いました。年間で数回行っている大鍋コミュニケーションの第一弾です。前日に食材を買出し、技能員さんたちに手伝ってもらいながら作る鍋料理です。今年度新しく着任した方々は、管理職が自ら振舞う豚汁に驚いていましたが、私たちの仕事はまずコミュニケーションが一番大事と考えているので、これは私なりの組織運営の方法のひとつなのです。一人ひとりに組織の所属感や自己有用感を与えるための仕掛けを作るのが、私の役割です。2015年度を充実した年度にするために、人材育成を進め、いろいろな仕掛けをしていきたいと思います。