2012.01.03 Tuesday
今日で休庁期間が終わります。昨年のNOTE(ブログ)を読んでみると、明日からの仕事始めを嘆き、休庁期間中にもう少し創作活動ができなかったのか振り返っています。今年も同じ感想です。このNOTEはホームページで公開しているにも関わらず、私的な日記を綴っていることが多々あります。読者はどうであれ、これは自分にとっては大変有効で、この正月に例年何をしているのか記憶に留められるのです。今日も日記になることをご容赦ください。工房での本格的な制作は今朝から始めました。厚板の切断を手始めに電動工具を使った作業に取り掛かりました。元旦も2日も工房に顔を出していましたが、今日は午前中ずっと作業していたので、2012年の初制作は今日からになります。午後は従兄弟の会を東京渋谷のレストランで行いました。家内の従兄弟たちが10数名集ってこの会を催したのでした。家内の母方の家系は奄美大島から出てきた人たちで、親の世代がそろそろ年齢的にも厳しくなってきたことを受け、その子ども世代で集まることになったのです。年始の挨拶の世代交代とも言うべきか、いや、もっと気楽で親戚縁者に囚われない気の知れた仲間同士の集いのような雰囲気がありました。これなら年始も楽しめるのではないかと思いました。6日間の休日で多少は気持ちも変わり、明日からの仕事に向かえるように思えます。ただし、創作活動に関しては前述通り、もう少し出来なかったのかを振り返るばかりです。
2012.01.02 Monday
昨晩NHKのTV番組からウィンナーワルツが流れてきました。恒例のオーストリア国営放送によるニューイヤーコンサートの模様を衛星で伝えていたのでした。1980年から85年までの5年間、自分はウィーンにいました。ウィーン国立美術アカデミーに籍を置いていました。自分が住んでいたのは外人労働者の多い10区で、当時完成したばかりの地下鉄(Uー1)に乗ってウィーン市街の中央にやってきて、大晦日は国立歌劇場でヨハン・シュトラウスのオペラ「こうもり」を観て、元旦は楽友協会ホールでニューイヤーコンサートを聴くのが恒例になっていました。もちろん全て立ち見でホール内の鉄柵に寄りかかりながら、一流の音楽を堪能していました。このコンサートを聴きに日本からやってくる観光客のためにチケット売り場の前で並ぶアルバイトをしたこともありました。自分が20代の頃の話で、身の丈に合わない雰囲気に飲まれ、それでも感覚を研ぎ澄ましていたのを昨日のことのように思い出します。あれから20数年が経ち、ウィーンでは相変わらず素晴らしいコンサートが開かれています。あの頃の自分と現在の自分が容易に比較できる幸せを感じながら、自分はその後の日本で過ごした歳月を思わないではいられません。何が変わったのか、または変わらないのか、ウィーンに思いを馳せることの出来るこのひと時を自分は大切にしています。
2012.01.01 Sunday
2012年がスタートしました。今日は実家で母の雑煮を食べて、年賀状を投函しつつ、東京赤坂まで初詣に行ってきました。昨年の今日も同じことをしていました。毎年同じことが出来る幸せを今年は痛切に感じます。昨年起こった未曾有の大震災を思えば、この変わることのない幸せを願うばかりです。この一年が平穏な年であることを心より祈りたいと思います。さて、創作活動は昨年の継続で幕を開けますが、7月の個展には現在進行中の新作屏風と、これから作る床置きの作品、「陶紋」シリーズ数点を出品する予定です。何もまだ完成していない状況です。図録撮影の4月末までに全てを完成させなければならず、かなり厳しい制作工程になることは充分わかっています。RECORDも継続です。RECORDは今年6年目に入ります。厳しい制作状況の中でも、嬉しいことは工房に若い世代のアーティストたちが集い始めていることです。彼らは時に私の作品を手伝いながら、自分たちの創作活動にも真摯に向き合う時間を共有しています。今年も健康に気遣い、焦らず休まず無理せず懸命にさまざまな課題に取り組んでいきたいと思っています。公務員としての仕事でも、立場としての責任の重さを受け止めながら、人との信頼や絆を糧にしてやっていきます。今年もよろしくお願いいたします。
2011.12.31 Saturday
今日で2011年が終わります。今年を振り返れば相変わらず創作活動での多忙感は拭えません。ただし、相原工房には今年になって若い世代の子たちが多くやってきました。美大生や社会人である彼らも創作活動に積極的で、工房では自分と同じように悩み苦しんでいました。このスタッフたちがいてくれるおかげで、自分の図録撮影や個展の搬出入がどれだけ助かっているか知れません。職場では自分がどのくらい組織に関われているのかわかりませんが、建設的な組織が出来上がっていると自分では判断しています。そのため有事には臨機応変な対応が出来るのではないかと考えます。これは昨年より一歩進んでいるように思えます。今年はあらゆることで多少疲労を感じる場面がありました。加齢のせいとは思いたくありませんが、今日も母や家内と菩提寺に出かけて墓掃除を行い、その合間に工房で新作屏風に取り掛かっていて何となく疲労感を覚えました。気持ちとは裏腹に身体が思うように動かないのです。しゃがんで木工具を扱っている姿勢が良くないのかもしれません。ともあれ新作の制作目標は達成できずに今年は終わりますが、新年になっても変わらず制作に没頭するつもりです。今年も相変わらず拙い文章で毎日NOTE(ブログ)を綴ってきました。これを読んでいただけているならどんな感想をお持ちでしょうか。読み苦しい点を勘弁していただいた上で今年も感謝申し上げます。来年も何卒よろしくお願いいたします。よい年をお迎えください。
2011.12.30 Friday
2011年も残すところあと1日になりました。今日は朝から晩まで工房で制作三昧でした。新作屏風の木彫部分が思い通り進まず、明日までの制作目標を修正せざるを得ません。例年こんなものかと思いながら不足している材料を買いに車を走らせました。ただし、身体が疲れているにもかかわらず、気持ちは満足していて快い時間を過ごしました。今日も若い子がレリーフ作品を作りにやってきていました。世代は違えど作品に取り組む姿勢は同じで、こんな年の瀬になってようやく新作の全体像が捉えられた按配です。彫刻の制作の傍ら、一昨年のRECORDに「渦巻く」というテーマで龍を描いたことを思い出し、それをデジカメで撮影して年賀状にすることに決めました。突如考えたことで上手くいくかどうかわかりませんが、慌てて賀状の用意をしました。毎年、年賀状はアナログな版画でやっていましたが、今回は方向を変えました。余裕が無いことを言い訳にして楽な手段を選んでしまったことになります。そうなれば来年のRECORDには蛇が登場する場面を作らねばなりません。年賀状として新たに版を彫るより、こんな方法がいいかなぁと思っています。今年のRECORDも明日作る1点を残すだけとなり、来年のRECORDの方向性もそろそろ模索しなければなりません。明日は大晦日。来年に向けて考えることが多い一日になりそうです。