2011.12.29 Thursday
管理職になって休日が連続で6日間とれるのは、この年末年始の休庁期間のみです。夏季休暇は5日間とれますが、連続してとったことはありません。夏は何がしか仕事が入ったり出張があったりで飛びとびで休暇をとっていました。確かに年末年始は日本特有の大晦日や元旦といった昔からの慣習があって、単なる6日間の休暇とはニュアンスが異なります。それでも6日間もあるのは嬉しい限りです。正月に集まるであろう親戚には最低の礼儀をもって挨拶しつつ、少しでも時間を見つけて創作活動に専念したいと考えています。今日は新作屏風の作業に明け暮れました。明日はさらに朝から晩まで長い時間作業をするつもりでいるので、多少の余裕を見て今晩のうちに御年賀を買いに家内と横浜中華街に行ってきました。今日と明日と明後日、この年末3日間も先日の三連休同様に制作目標を立ててやっていきます。美大でテキスタイルを学んでいる子が工房にやってきて、自分と同じように根をつめて制作に励んでいます。その子は明日もやってきます。心理学でいう社会的促進というもので、一人で作業するよりお互いが張り合いをもって作業できるというわけです。明日も頑張ろうと思います。
2011.12.28 Wednesday
今年の仕事は今日で終わりです。官庁御用納めの日。大きな書類は全て片付けて机上の整理をしました。今年の公務員としての仕事を振り返ると完璧とは言えませんが、何とか危機管理対応も乗り越えられたように思います。震災を初めとする不測の事態はいつ起こるかわかりません。今の職場では冷静な対応が出来たことが良かったと自負しています。自分は職場が地域と密接に連携できるように、今年もよく地域に足を運びました。地域との連携事業は自分が管理職として重きをおくもので今後も継続していきます。公務員としての仕事を片付ける一方で、創作の仕事はこれから多忙を極めます。工房にはまだ半分程度しか出来ていない新作屏風が横たわり、RECORDの彩色も途中で放り出したままです。明日から創作へ向けて気合を入れます。
2011.12.27 Tuesday
仕事が忙しいほど創作意欲が高まって制作をしたくて仕方がなくなります。これは昼間の仕事に対する現実逃避ではなく、あれもこれもやっていける気分になってしまうのです。実際には短い時間の中でイメージ通りには出来ないのが現状ですが…。家内も所属する「おわら」の会で広報用のポスターデザインを頼まれて夜を徹して版下をやっていました。家内は胡弓奏者にして美大デザイン科出身なので、私と同じ別の顔を持っています。夫婦で創作に明け暮れる晦日は、大掃除をする暇もなく、また正月の買出し等の準備や年賀状を作る余裕もなく過ぎていきます。例年のこととは言え忙殺されてしまうこの時期は、きっと疲労が蓄積されているはずですが、気力と気分で保っているのかもしれません。せめて元旦くらいはのんびり過ごせたらいいなぁと思っています。今晩も工房に行って1時間半程度の制作をしてきました。
2011.12.26 Monday
昨日までの三連休でやろうとした制作目標が達成できなかったため、今日は夕方から工房に出かけて制作をしました。昼間の仕事は28日の仕事納めまでありますが、多忙であっても夜は工房に行くことにしました。例年この時期は制作に追われて慌しく過ごしています。師走とはよく言ったもので、仕事帰りに休む間もなく工房で蛍光灯に照らされた木材を彫り込んでいました。昼間は会計業務をやっていて、夜は彫刻制作をしています。二束の草鞋の使い分けは慣れたもので、一日を2倍生きているような気分です。アフターファイブの制作は結局3時間あまり続けてしまいました。真冬の夜に感じる工房の引き締まった雰囲気はなかなかいいものです。今晩頑張ってみても、まだ制作目標までいきません。明日余力が残っていれば継続したいと考えています。
2011.12.25 Sunday
三連休の最終日はクリスマスです。20代の頃、欧州で迎えたクリスマスは今だ忘れられない思い出があります。たとえばルーマニアの寒村で樅の木で作られた素朴な教会に行ってルーマニア正教の儀式に触れたひと時。あるいはオーストリアの荘厳なゴシック教会でパイプオルガンに導かれて人々の祈りを見つめたひと時。キリスト教を宗教基盤としている国々ではイエスの生誕を聖なる日として家族が集って静かな夜を過ごしているのです。日本では街がイルミネーションで色づき雰囲気を盛り上げていますが、どうも宗教行事であるクリスマスと日本のこの現状は何かニュアンスが違うように思います。自分は先日他界した叔父のようなキリスト教徒ではありません。自分の師匠もキリスト像に魂を込めて真鍮直付けで制作しているキリスト教徒ですが、自分は先祖伝来の浄土宗の菩提寺に馴染みがあるため、クリスマスは日本人特有の雰囲気でしか感じられないのです。今日はそんなことを思いながら工房で制作に励んでいました。