Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 7月は夢が実る1ヶ月
    7月になりました。昨夜は疲労でこのブログを書くのもシンドイ思いでしたが、今月から心機一転を図らねばなりません。20日から東京銀座での個展開催、27日には亡父の畑に倉庫が完成し、電動工具等様々な道具や素材を置くことになります。今自宅の小さなアトリエにはそれら道具類が溢れています。実家にも作品や道具類が置いてあります。27日以降に自宅や実家にあるモノを倉庫に運びます。引越し開始です。そこで、収納の他にどの程度の仕事場が確保できるのか、まだわかりませんが、倉庫内外で制作ができるといいなと思っています。新しい職場に来て3ヶ月経ちました。この3ヶ月の間、ずっと広い仕事場の確保を夢に描いてきました。現在建ち上がっている倉庫が自分にとっては夢の空間になるはずと考えています。今月がまさに夢の実現に向けた一歩になると信じています。             Yutaka Aihara.com
    疲労感のある日常
    日記として綴っているブログであるなら、今日は帰宅してから、ただただ疲労感に襲われていたことを書くことにします。特別なことをした一日ではありません。むしろ記憶に留まらない一日なのです。「日常」という空気のような流れの中で、たまに疲労感が残り、これはどうしたもんだろうと思う時があります。今日もそんな一日です。梅雨空のせいかもしれません。処理する仕事量のせいかもしれません。慣れてはきたものの自分の立場上のことかもしれません。まだまだ仕事はやりきれないことが多く、毎日仕事を残したまま夜になると残務を切り上げて帰ってきます。RECORDは何とか出来ていて、ブログもこうして書いています。創作への憧れは枯れずに、週末を待ち望んでいます。今日は心情が吐露されたブログになってしまいました。Yutaka Aihara.com
    世紀末のアパート
    21世紀の現在から言えば、20世紀末も19世紀末も同じ世紀末となります。表題は19世紀末を指しています。ひと昔もふた昔も前のことですが、この時代が情緒として生きている街がウィーンなのです。ウィーンは1980年から5年間自分が暮らした街で、カッコよく言えば自分の青春の面影を残す街でもあるのです。以前のブログに、今日取り上げる「マジョルカ・ハウス」のことを書きました。愛読書「奇想遺産」に掲載されているので、再び思い出した次第です。「これまで人間が作った建築のなかに自分たちの求める真実がないと知った若者たちは、過去や異国といった外に探すことをやめ、目を人間の内部に向けた。自分の意識下に地下水のように溜まる造形世界をおそるおそるのぞきこんだ。花が見えた。生殖、成長、死、再生といった生命現象のしるしとして紅色の花が咲き乱れ、渦巻く蔓が伸びていた。」(藤森照信 著)という解説がありました。マジョルカ・ハウスの作者で建築家のヴァーグナーが、同時代に生きた画家クリムトらと過去の様式から分離を目指した革命運動が、今もウィーンにも生きていて、現在もアパートとして使われていることに驚きを隠せません。住んでみたかったと今になって思いますが、当時は爪に火をともす暮らしぶりで、そんな余裕はなかったなぁと振り返っています。
    「壁」シリーズの雛型
    今年7月の個展に出品する「発掘〜赤壁〜」は4連作のうちのひとつです。4連作といっても、「発掘〜赤壁〜」だけが出来ていて、残りの3点はまだカタチにもなっていません。今日はその雛型を作りました。雛型は4点すべて出来上がらず、次の週末に制作続行です。以前ブログに書いたことがありますが、雛型はそのまま小作品として見られてもいいように作ろうと思っています。陶彫部分は石塑粘土を用いて、乾燥したら塗装するつもりです。土台部分は厚紙を使います。雛型は平面のデッサンと違い、空間そのものを捉えることができます。本作品の微妙な肌合いは出来ませんが、こじんまりとした世界は結構楽しいものです。秋葉原等で売られているフィギアを作る感じは、こんなものなのかなぁと勝手に思いながらやっています。
    義母の三回忌
    日記として書いているブログなら、今日はこれを取り上げないわけにはいきません。このところ実父に次いで義母が他界したので、法事が続いています。今日の三回忌でようやく一休みといったところでしょうか。義母は奄美大島の出身で、旧姓を「量」と言います。ですから参会した親戚は「量」姓の人が多く、その昔奄美大島から本土に出てきて、首都圏に住んでいるのです。親戚は学者肌で大学を退官した人ばかり。自分の創作活動にも一目おいてくれていて、批評をいただいたりしています。墓地は横浜南区の久保山墓地にあります。今日は真夏の日差しが照りつける暑い一日になりました。高齢の人が多いので、家内は気遣いや心配をしていましたが、何とか三回忌を終えることができました。今日はいつもとは違う週末を過ごしました。  Yutaka Aihara.com