Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • スピード違反の厄日
    このブログは自分の日記として活用しているところがあります。それで表題のようなことも記載するのです。4月から通勤は電車・バスに変更したのですが、週末は自家用車を使っています。たまに使う車だったのに、横浜の環状2号線60キロ走行のところを17キロオーバーで白バイに捕まってしまいました。どうして自分だけが…と文句のひとつも言いたくなるのですが、先を急いでいたので、何も言わずに罰金を払うことにしました。規則は規則と若い警察官は言っていましたが、それなら横を走り抜けていく車は全部が全部規則を守っているの?と捕まっている自分を見て急にスピードを落とす車を横目に見て、そんなことを考えていました。不運と言うべきか、法律違反を素直に認めるべきか。実は今日がクライスラー最後のドライブだったのです。明日は国産の新車がやってきます。車が変わっても交通法規を守らなきゃと自分を戒めた一日でした。 Yutaka Aihara.com
    オブジェとしての椅子
    機能を持たないモノがオブジェで、家具のように日用品として使われているモノはオブジェとは言いませんが、椅子には不思議な魅力があってオブジェとしても鑑賞に耐えうるモノがあるように思います。マッキントッシュの椅子は美しさを追求していて、座りやすさはどうなんだろうと疑問を持ちます。ガウディの椅子も同じです。今日アンコール放送されたNHK番組「美の壺」を見ていて、人間が一番使う椅子が彫刻的な美しさを持ったフォルムをしているのに気づきました。知り合いの美大生が2年前に独特なフォルムの椅子を作っていたこともあって、自分も俄に椅子に興味を覚えています。座りやすさを追求し、それでもなお美しいフォルムの椅子。工業デザイナーの中には椅子の魔力に憑かれている人もいます。自分も一度作ってみようかなと誘惑されそうな魔力です。                    Yutaka Aihara.com
    車窓からみえる風景
    通勤で電車に揺られている時は、ほとんど読書をしているので、車窓から外の風景を眺めていませんが、たまにボンヤリと外を見ていて思うことがあります。電車という箱モノに自分が入って、自分が歩いたり走ったりする何倍速のスピードで移動する状態が不思議でならない時があるのです。外に見えている風景はまぎれもなくリアルな世界ですが、その風景が飛ぶように過ぎ去っていく様子は、まるで仮想空間のようで、そこに自分が存在していないように思えます。存在を確かめるために走る電車から身を投じることはできませんが、一瞬で変わる風景が、次から次へと記憶を書き換えて、その流れの中では自分の存在を消しているかのような気持ちがしてきます。箱モノの内外の区切られた世界があるからこそ、外界に向けられた自分の存在を消しているとも言えます。自分の意識は、ただの眼だけになって流れる風景をキャッチしていると感じます。                   Yutaka Aihara.com
    運動不足の解消法
    一日中パソコンで文書処理や会計処理をしたり、郵便物に目を通したり、来客の接待で終わっています。難しい課題が持ち込まれて判断することもありますが、実際に身体を使って動く場面がありません。当然運動不足になり、このまま机にしがみついていると健康上深刻な事態になりかねません。神経ばかり使っているのもまずいなと感じています。そこで夜は近隣のスポーツクラブに行き、多少でも汗を流しています。前のブログに書いた水泳は習慣になって、週数回は欠かさずにやっています。電車通勤にしたのも運動不足の解消のためです。駅は出来るだけ階段を使って上り下りしています。わずかなことですが、長く創作活動に勤しむために健康を第一に考えるようになりました。                             Yutaka Aihara.com
    夜の豪雨
    梅雨の季節です。湿気の多い不快な時期ですが、陶の成形にとってはいい季節なのです。湿気が多いということは、成形してもひび割れが少なく、成形後もゆっくり乾燥するので、とてもいい状態を保てます。陶芸にはいい季節ですが、職場の行き帰りはいいとは言えません。このところ夜半過ぎに豪雨に見舞われることがあって、帰路はザアザア降りの雨の中を自宅に向っています。日本的な季節感ですが、仕事で疲れた自分には情緒を楽しむ余裕はありません。浮世絵の豪雨の表現の如く、雨は天から幾筋もの線を引いています。線を遮る自分の傘には夥しいノック音が聞こえます。インパクトがあるひと時ですが、これを作品化することは今の自分にはなかなか出来ません。身体ごと体感する表現であれば、こんな雨降りの状況をモチーフに、何か作品めいたモノが作れるのかもしれません。               Yutaka Aihara.com