2011.10.10 Monday
今日は三連休の最終日ですが、公務員管理職としてやむにやまれぬ出張があって工房には行けませんでした。この立場になってから休日がしっかり取れることがなく、常に胸中に公務の仕事を抱えているような状況です。その合間をかいくぐって創作活動をしているのです。そうした二束の草鞋生活に慣れてはいますが、新作の制作工程が佳境を迎える時はつらいものがあります。じっくり腰をすえた創作的な思索が中途半端になる恐れがあるからです。今日は創作活動は完全に休止しました。出張が早めに終わったので、今日は次なる制作工程のために木材を購入することにしました。新作は畳大の箱に陶彫部品が組み込まれるボックスアートの様相になり、それを縦に立ち上げて6点の屏風に設える計画です。以前作った「発掘~鳥瞰~」をもう少し深めにした半立体の屏風です。箱はかなりの重量になり、板材を組み合わせただけではもちません。陶彫部品をボルトナットで留めなくてはならないし、他の空間部分は板材の表面加工で補います。板材で作った箱型の補強として垂木を組み、さらに縦横に垂木を這わせる必要があります。そんなわけで木材を多量に購入してきたのです。陶彫成形が一応完了した今、次の工程としては箱型の補強です。来週末から木材加工に取り掛かる予定です。
2011.10.09 Sunday
今日も朝から工房に行って制作をしていました。若い世代の子が2人来ていて、彼らは絵画制作や染織の課題をやっていました。昼ごろ懇意にしているカメラマンが顔を出して小品の撮影をしていきました。最近はとても制作が捗っています。秋は凌ぎやすく創作活動には大変いい気候です。寒くなる前に出来るだけ制作工程を先に進めておきたいと思います。新作の陶彫部分はかなり出来上がってきていて、成形は完了したのではないかと思います。床に畳6枚分の箱を広げていて、そこに成形を終えたばかりの陶彫部品を置いています。まだ追加するところがあれば作っていきますが、調整を考えてもこれ以上は成形する必要を感じさせないところまできていると思いました。そろそろ仕上げや化粧掛けといった次の工程に進もうかと考えています。明日は連休最終日ですが、今日のような制作三昧とはいかず仕事が入っています。管理職になってからというものの三連休を丸々休んだことがありません。仕方ないと思いつつ明日も制作がしたいなぁとつくづく思います。
2011.10.08 Saturday
今月は三連休が1回だけあって今日が初日になります。三連休の目標としては新作の陶彫成形を終わらせることです。新作の6つの箱を補強する木材もこの休み中に準備しようと思っています。朝から工房にいて、若い世代の子たちと制作三昧の時間を過ごしました。気候が涼しくなって制作しやすくなったにも関わらず、眠気が襲ってきて、たいしたこともせず時間が過ぎていくのが気がかりです。それでも何とかノルマを果たして今日の作業を終えました。夜、テレビを見ていたら葛飾北斎の怒涛図の解説をしていました。テレビ東京の「美の巨人たち」は時間が許せば欠かさず見ている番組です。以前から興味関心のあった作品が登場するとワクワクしてしまいます。北斎の怒涛図「男浪」と「女浪」は、かつて小布施に行って本物を観ています。北斎の作品の中では大好きな作品のひとつで全体構成と象徴性に驚くばかりです。北斎が80代半ばで描いたというのも驚きです。芸術家はこうでありたいと自分も願っています。三連休の初日に良いモノを見て、残りの2日間を充実させたいと考えます。
2011.10.07 Friday
自己満足としての創作という表題を書いたところで、ちょっと思い当たる過去が気になって自己療法というコトバに替えました。自分は学生時代に工業デザイン科志望の受験生でしたが、入試の直前になって工業デザイン科から彫刻科に替えたのでした。興味の対象が社会的な影響を持つ産業美術から自己表現のみに帰結する造形美術に移っていったのは何故なのか自分に問いかけてみることがあります。その時から美術を生活の糧にすることを諦めて、美術は自由気儘にやるものだと自分で決めました。学校に通っている4年間は自分にとって最高に幸福な時間でしたが、生活の糧にならない表現を選んだことが学年が進む毎に気にかかり、4年生の卒業期には具合が悪くなることが多々ありました。大きな病院で精密監査を受けたこともありましたが原因がわからず、日々悶々とした生活を送っていました。彫刻をやっている時だけが前向きな気持ちになり、将来に対する不安に蓋をすることが出来ました。まさに自己療法としての創作だと当時を振り返って思い出しています。現在も仕事に対するストレスを別の方向に向ける手段として創作をやっています。ストレス解消とまではいかないのですが、これも自己療法としての創作活動なのかもしれません。充足した心を得るために行う創作は精神科いらず、と自分はずっと思い続けているのです。
2011.10.06 Thursday
仕事帰りに工房に行き、陶彫の彫り込み加飾をやってきました。夜9時過ぎに自宅に帰ったら気力が失せて身体が動かなくなりました。昼間は時間に追われるような仕事を抱え込んでいました。退勤したら休みたいと身体が訴えていたのかもしれません。さっそくアフターセブンの生活に陰りが見え始めています。最近はめっきり秋めいてきたので、身体の調整がうまくいかないこともあると思いますが、何もヤル気が起きない時は就寝前にやっているRECORDも厳しいと感じます。創作活動は元気がないと出来ないもので、気分が空回りして失敗を繰り返します。ぼんやりとテレビを見ながらマッサージ機にかかり、睡魔に襲われながらNOTE(ブログ)を書いている有様です。こんな日は早めに眠ることにします。