Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 三連休・貴重な時間
    今日から三連休になり、制作三昧になれる幸せを感じます。三連休に何をすべきかという身近な目標を立て、貴重な時間を有効に使いたいと思います。さしずめ杉の柱を一日2本ずつ彫って、6本は荒彫りを終えることを目標にしました。単純な作業です。でもそんな単純さが積み重なって複雑な構成へと進んでいくのです。今日彫り始めたら、柱の彫り跡がサーモンピンクで美しさを感じました。杉は角材にして外に放置してあったので、表面は風雨に晒されて古びた感じでしたが、彫ってみるとキレイな年輪が現れて気持ちよくなりました。香りもよく森林の中にいるような気分です。朝9時前に作業場に到着し、鑿を研いでから彫り始め、昼食を15分間とってから午後3時までやりました。夏の頃とは違い、少ない休憩で作業ができます。午後3時の目安は、余力を残して終わるために自分にとってちょうどいい時間帯なのです。また明日続きをやりたいと思います。              Yutaka Aihara.com
    7年前の陶彫の感想より
    ニューヨーク同時多発テロの場所グランド・ゼロに献花をする人々の記事が今日の新聞に掲載されていました。ちょうどその頃、都市空間を陶彫で表現した作品を作っていて、これを横浜で発表したら、これはテロに対する抗議かと人に聞かれました。テロが起こる前から作っていた作品なので、別にテロに誘発されたわけではなかったけれど、何度も質問されていたので、観る人がそのように受け取るならばそれでいいと思っていたくらいです。自分が作る陶彫作品は都市をイメージするものが多く、「発掘」というタイトルをつけていても、古代の遺跡の模倣ではなく、むしろ近未来的な雰囲気が出るので、現代の都市が廃墟化していると鑑賞者に捉えられても仕方がないことだと思います。たまたま同時多発テロの時期と一致してしまったので、こんな感想を多くもらったのだと思いました。               Yutaka Aihara.com
    眠りに誘われて…
    この頃、夕食を済ますと眠くて眠くて仕方ありません。RECORDを描かなければと思いつつ、ちょっと寝転がるとそのままぐっすり寝てしまうことが結構あります。昼間の公務、たまに夜行くスポーツクラブの水泳、週末の創作活動を考えるとオーバーワークなのかもしれません。睡眠が楽しみになっています。あれこれ心配事がないことも睡眠を楽しめる要因だろうと思います。昔に比べると夢を見ることはなくなりました。夢の中で創作をやって、思わぬいい作品が出来上がったと思ったら朝を迎え、そのままどんな作品を作ったか思い出せなくなったことがあります。満足感だけが残る幸せな夢でしたが、その作品を作ろうにも思い出せない、夢が成す悪戯な一夜でした。さて、また今夜も眠りに誘われています。それでは、おやすみなさい。Yutaka Aihara.com
    星・月・虫の音
    夏の暑さとはだいぶ変わってきたとはいえ、晴れた日はまだまだ残暑で汗をかきます。でも夜になると秋の雰囲気が漂います。家内を車で迎えに行った帰り道、星がよく見えました。月も満月ではないにしろくっきりと見えていました。我が家は横浜と言っても周囲には雑木林が残るベッドタウンです。草や木々のあたりから虫の鳴き声がよく聞こえます。この様々な虫の鳴き声が聞こえてくると秋本番という感じがします。秋は夜になると耳からやってくると言っても差し支えありません。この風情を残したいと考えてしまいます。ひと昔に比べると周囲の雑木林も面積が減ってきました。宅地造成の工事はあちらこちらでやっています。森のような広大な雑木林はなくなってきました。うっそうとした木々の上に月がぽっかり出て、周りに星が瞬いている風景はいつまで見ることができるのでしょうか。           Yutaka Aihara.com
    空気澄みわたる一日
    爽やかな一日でした。湿度が低く空気が澄みわたっていました。このまま秋になっていくのでしょうか。気候の変わり目は気分の変わり目でもあります。景色が陽の光をうけて、くっきりと浮かび上がり、木々がやや濃い陰影を落としているのを見るにつけ、自分の作品を野外に展示したい欲求に駆られます。陶彫なら風雨に晒されても耐えうる素材だと思います。石や金属のように頑丈ではありませんが、野外に展示する陶彫作品は他の素材に見られない土のよさが出るのではないかと思います。土から生まれし土の造形、幾星霜を重ね、再び土に戻るという野外作品が出来ればいいなあと思います。空気澄みわたる一日にイメージした作品です。             Yutaka Aihara.com