2010.12.24 Friday
誰にも信仰の心はあると思っています。その信仰する心にカタチを与えるのが宗教ではないかと考えます。自分のように先祖が浄土宗仏教で冠婚葬祭を行っていて、何となく仏教が身近にあるだけという者もいると思います。とりわけ仏教に信心しているわけではないので、親戚に熱心なキリスト教徒がいると宗教とは何だろうと考えてしまう場面があります。宗教の存在は国や地域の環境が大きく作用して、そこの土壌にあった信仰が生まれるのだと思います。滞欧生活の中でルーマニアやオーストリアで経験したクリスマスは、暮らしの中の必然な行事として自分の目に映りました。クリスマスで思い出すことは、いつも彼の地で過ごした時間に中にあります。教会で無心に祈りを捧げる人々の視線に、キリストの誕生を心から祝い、罪深き人の業への反省を見て取りました。だからといって自分にとってキリスト教を信奉する必然性は感じません。生活に密着していないからです。仏教もよくわかりません。ただ、信仰心は持っています。カタチが与えられない素の信仰心です。そんなことをクリスマス・イヴの今宵考えてみました。
2010.12.23 Thursday
自分と同じ横浜市に勤めていた知り合いが昨年の12月に急逝して、もう1年が経ちます。その知り合いのご子息が自分の職場に今年から初任者としてやってきています。昨晩は彼と遅くまで飲んでいました。知り合いは自分と同じ二束の草鞋を履く画家でもありました。白馬を幻想画面に描きこんだ大作は、横浜市民ギャラリーで毎年観る機会がありました。青い水中で白馬が颯爽と舞っているような、時に魚群と戯れ、道化師も登場する作風は、一見してその人とわかるような独創性をもっていました。ご子息も絵を描いています。欧州の何気ない街角を捉えて描いていて、ご子息の方がまだ具象傾向を残した作風です。その知り合いが今月21日(火)から30日(木)まで遺作展を開いています。白馬の幻想絵画に加えて、欧州の淡彩スケッチも展示してあります。今日、遺作展に伺いました。絵を心から愛した人の個展を、この場を借りて広報したいと思います。 「樋口雄三 作品展」 場所:ギャラリー石川 横浜市港南区上大岡西2-7-6 ライオンプラザ上大岡1F ぜひ、ご覧ください。
2010.12.22 Wednesday
昨年の22日は、家内が演奏練習で転んで腕を骨折した日です。会議やそのあとの慰労会で遅く帰宅した自分は、包帯を巻いた腕を肩から吊るしている家内を見て、やれやれと思ったのを思い出します。今日も職場でいろいろな立場の人を招いて研修会を組んでいました。参加者は仕事を終えてから来ていただいたので、遅い時間帯からの研修会になりました。そして昨年と同じように慰労会になりましたが、今年はメンバーを替えて行いました。こういうことがあったから家内の骨折事故の時期を覚えていたのです。今年も深夜0時をまわるくらい遅い帰宅になりましたが、もちろん家内は無事でした。今日も演奏に行っていたというのですが、お互い何事もなく健康のまま越年できたらいいねと確認しあいました。
2010.12.21 Tuesday
昔から読書癖があって、読みかけの本をいつも携帯しています。「瀧口修造全集」(みすず書房)は長い時間をかけて読んでいて、かれこれ1年も経つような按配です。通勤の時しか読めないこと、その通勤時間が短いこと、加えて瀧口流の文章をよく噛み砕いて、いろいろな思いが交差する中、とつおいつ読んでいるので時間がかかってしまうのです。「瀧口修造全集」を読んでいる間に、別の本に浮気することがよくあります。瀧口修造に関連する本が多いのですが、もうすぐ休庁期間に入るので、「カンディンスキー研究」(美術出版社)を読もうと思っています。いつ頃購入したものか忘れてしまいましたが、今読まなければ読む機会を失うような気がしています。自宅の書棚にもそうして読まずに埃に塗れている本も数多くあります。学生時代、途中で放棄した「西洋の没落」(シュペングラー著)とか「カントと形而上学の検証」(量義治著)…量義治は叔父ですが、難解すぎて読む気力が萎えてしまうのです。やはり書籍は買った時の勢いで読むべきかなと思います。
2010.12.20 Monday
一週間の始まりで月曜日は毎回モチベーションが下がります。今日も例外ではありません。午前中は出張があったり、職場に戻ったら仕事が溜まっていたりして気忙しい一日を過ごしました。毎週末に陶彫制作をやっているので、気分が解放される分、月曜日は身体がきついのです。土練り等で筋肉痛をしていることもあります。公務は公務と割り切って仕事をしていますが、制作中の陶彫が気になる時もあります。あのイメージをそのまま作らずに修整を加えようとか、こんなイメージがあってもいいんじゃないかとか、とりわけ疲労を感じる日はそんなことばかり考えています。公務は待ったなしの仕事があって、吹っ切れて制作を忘れることもありますが、今日は何となく疲労を感じて、陶彫のイメージが頭から離れませんでした。23日(木)の天皇誕生日まで指折り数えている自分がいます。